流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

セラムンについてアレコレ を語る

2008-11-18 00:41:30 | <セーラームーン・シリーズ>
セーラーVの立体でいいのないかなー、
と探してたら昔のガレキでいいのが見つかったけど、高すぎてとても手がでない。
どうでもいいけどヴィーナスって「なかよし」本誌の人気投票とかだと人気高かったのね。
マーキュリーとかジュピターとかマーズの方が本編のインパクトもデカイし、
言及されてるのも多いような気がしてたけど世間的には結構人気あったのか。
あとキャラクターの人気の程を色々調べてて目に付いたんだけど、
当時のアニメージュの盛り上がり方ってそんなに凄かったのか。

■アニメ様の七転八倒 第24回 『セーラームーン』に浮かれていた
http://www.style.fm/as/05_column/animesama24.shtml
「せっかん」言っちゃう回があんなにハイテンションだったのは周りの熱があったからかもなのか。
アニメージュ集めないとなー、と思ってるけど無理だ。
今何気に古い雑誌の注目度って高まってるみたいだし、自分も見かけないしなー。
アニメ語りって物量に左右されるのも大きいかも。年食ってる人は年期が違う。
自分なんてここ2,3年でアニメ見始めたペーペーだと思い知らされるね。
欲しいフィギュアも買えないしね!
まあ、だから今更セラムンの話を大っぴらにやれるんだけどさ(笑)

そういやRの前期OP、今更気づいたけど髪のなびきとか見栄え優先しすぎじゃないかなぁ。
鏡の演出にしてもそれに合わせて髪も揺らしてて、ちょっと欲張り過ぎかも。
片方の窓が開いてるのにうさぎが窓越しに外を見るっていうのもちょっと不自然。
後期が結構好きなので変わるの楽しみかな。

Rも半分ぐらい見終わって、
セラムンの恐怖とウテナ関連についての私的な視点は大体まとまった感じ。
あとはSとかで外部惑星戦士を楽しむだけだー、と結構気楽。
個人的には劇場版をはやく見たいかなー。レンタル置いてるの見かけないけど。


アニメ雑記 11/16 を語る

2008-11-16 06:22:47 | ■アニメレビューとか
●ケメコデラックス
いつもより見てられないなー、と思ったらヤマカン勢だった。
主人公ダンスから逃亡、リムジン出現辺りが目立ってて面白かった。
和田高明さんかなぁ?塀が壊れたとこの煙の処理とかちょっと気になりました。

●とある魔術の禁書目録
正直、インデックスちゃんがいなかったらもう視聴してないってレベル。
まあ嘘だけど心持ち的に。

●かんなぎ
なーにがギミック無しだよ。
ナギが非処女騒動でしっかり話題作りになっちゃってるじゃん。
痛いニュースにもわざわざ取り上げられてるし。何かの陰謀か。

ざんげちゃんって中の人ってことなんだろうけど、中の人、
つまりザンゲちゃんもこんな容姿の子なのかと結構疑問だったりする。
でもナギが木から自分の姿を作ったわけだし、
とりつくならある程度似てないとやっぱダメなんだろうなー、とか思う。
どうでもいい話を続けると、
ナギが一番かわいくないと感じてたのは非処女だったからか、とか。
どうでもいいけどオタクなんて半分役者みたいなもんだろー、とも思う。




●花より男子
現在11話まで視聴。
このアニメ見て、自分は青山充世代なんだなーとか勝手に思ってみたり。
そういえば勇者シリーズにも佐々門作画があったし、そういうことなのかもしれん。
青山さんの回って安定してるし、演出の要求にも応えてるからかちょっとした作画回だよなぁ。
特につくしがいじめられてる回とか、髪を目に被せるアップとか、
女の子の色っぽさを狙っててスゲーとか思う。
あとつくしが道明寺に無理やりキスされちゃう辺りとか、青山さんはこういうキスを描くのかーと興味津々。
馬越さんなんかも原画やったりしてるんですが、個人的に青山さんの回が印象深いかな。



個人的に道明寺より花沢類の方が好きだったなー。今見てると道明寺よりになるかもだけど。
手で顔を隠すとか、なんかそういう一面が面白い。

そういえば1話でつくしが髪を解いて道明寺たちと対立してる辺りで、
スカートの内側とって女の子っぽいところアピールしだしたりしてて、
そういうところが結構面白かったです。髪ほどいたら変わる主人公ってやっぱ流行りなのかな。
つくしの理想の人が髪を切ってみたりとかして自分を変えて言っていたりしてるし、
キッカケとして容姿を変えるってのを当たり前にやってるのが面白いかなー、と。
アニメだと変身とかがその文脈にあるんでしょうけど、
やっぱ設定が変わるってとこがミソなのかな、とか。

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OP。冒頭のダンス作画は必見。
つくしのふわっとして尚且つスピード感のある衣服やフレームインしてくる男子たちがカッコいい。
その次のダンスも大量のダンサーと大きな手振り、キレのいいタイミングで面白い。
冒頭と最後のレコード、靴を追うカメラワークなど演出もおしゃれで凄い。

あとこのアニメの次回予告が個人的に好き。放送当時も思ってたけど。
特にBGMでの引き方がドラマチックだなーなんて思ってたり。
セーラームーンは見てなかったけど、マーマレードボーイと花より男子は見てた自分。


セーラームーンRとか を語る

2008-11-16 03:00:10 | <セーラームーン・シリーズ>
ようやくRに入る。
Rはバンクが長ったらしくて困るわー。
うさぎの声で代役が入ったのは結構ショックでかかったけど、
1期の最終回付近をまとめてだったからか、結構まとまった形になっていて良かった。
しかし、そこからRでまた戻るとそれはそれでショック。
ちょうど戻ってきたときにパワーアップ回を持ってきてる辺り優しい作りだなぁ、と感じます。

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R前期OP。最後のセーラームーンとヴィーナスが対照的なのがちょっとツボ。
そういえばうさぎのパワーアップ回(幾原回)で、
なぜか美奈子の表情を赤らめさせたりして、色々とスキを作ってくれるなーと好印象でした。
ちなみに今12話まで視聴。
ヴィーナスは五十嵐演出回って感じになっていくのかなぁ。
今のとこ、なかなか作画に恵まれない子だ。カット単位でなく各話単位で。
なんだかセーラーVの頃を華麗にスルーされてるし、個人的に残念だなー。


49話 白いバラは誰に?月影の騎士登場
脚本:富田祐弘
演出:小坂春女
作画監督:安藤正浩
原画:安藤正浩 西山映一郎 小倉陳利 小幡公春

個人的に印象的だった回。マコちゃんメインで月影のナイト参戦回。
マコちゃんが輸血する回とナイト登場って同じ回だったのか。
どうりで記憶に残るはずだ。
幼少期の自分は恐らくマコちゃんにドン引きだったんだと思う(笑)
基本的に記憶に残ってる箇所=子供としてドン引きしてた、ということだと今は理解してる。
月影のナイトなんて未だに痛いわー、とか思っちゃってるし。
何気に小倉さんとか原画やってたんだなー。


55話 月影は星十郎?燃えるまこちゃん
脚本:杉原めぐみ
演出:竹之内和久
作画監督:伊藤郁子
原画:伊藤郁子 下笠美穂 宮田忠明 北野義宏

セラムンの伊藤さんというとSとかSuperSの話はよく聞くんですが、
それ以前の話は見かけないなーとか思ってたらこの回がかなり衝撃的。
演出ともマッチしてて良かった。
逆になんで今までコレが出なかったのか疑問。



まずビックリなのがメインになる登場人物を扱えてて存在感を強く出してること。
これを意外にやってないんだよなーセラムン。
うさぎが敵にトドメをさす関係上、他のキャラのメイン回なのにどうしてもうさぎの描写が多くなるし、
それによってそのメインキャラの話が食われてる格好になってるのが目立つ。
キャラクター間のコミュニケーションとかキャラクターの生活感だとかだと、
どうしてもうさぎ目立ってしまって他のキャラがあんま立ってないんですよね。
特に現代のアニメだとキャラの過去やら家族構成やらを語らせたがるので、
そういうのに成れちゃってるせいか、余計にその部分が目立って見えちゃうなー、と。
今が語りすぎなのかもしれませんが。

海野となるちゃんの昼食でラヴコメの雰囲気やギャグっぽい要素を散りばめて土台作りしてたり、
フレームイン、アウト、同ポジなんかを取り入れながらテンポよく見せてて、
それだけでも普段より全然充実した回になってて味わい深い。




亜美ちゃんの食事。
こういうスキのある描写がうれしい。なかなかこういうの拾ってくれないんだよなー。
サンドイッチを容易くたいらげる亜美ちゃんが面白い(笑)
マコちゃんメインの回ですが亜美ちゃんがコミカルにリアクションとってくれて、
それだけでも十分楽しめちゃうのが良いなぁ。



あおり入れてスカートの内側を見せてる。
マコちゃんの背丈より上の位置にいる男。
そういえば前はへそ見せまくってたのにRじゃ全然見ないな。



割と崩した画が多く入ります。動く度に違う画がきてるような印象。
うさぎが亜美ちゃんの昼食を集りに来る辺りとか。
動かすというより、崩したリアクションの画を詰め込んで入れていってるという印象。
要はギャグ調という感じでしょうか。
大体、亜美ちゃんがうさぎと一緒に黒焦げにされちゃうとか、ホントギャグだよなぁ(笑)



ギャグやりながらも少女の繊細さも感じさせるようなトコも良かったなー。
Rになってようやく5人揃っての描写とかがうまく回りだして、
どんどんパワーアップしていくんだろーなー、とか。
1年目やRが語られてるのをあんま見ないのってそういうキャラ描写のせいなんだろうか?


CLANNAD AFTER STORY 7話 を語る

2008-11-15 00:20:34 | ■アニメレビューとか


いやーこの辺は笑わされてしまった。この辺の距離感とか。
完全に引いちゃってるっていうのが。
しかし、今まで散々お世話になっておいていきなり他人事扱いするんだなぁ。

絵コンテ・演出:坂本一也
作画監督:高橋真梨子

2話連続の方々。スケジュールが安定している証拠なんだろうか。



この辺ぼけてるけど、後ろの3人に光があたってて目立ってますよね。



今回はモブ多いですよね。
何気に不良もの、ヤクザものが好きなオタク界隈。
モノローグ入る前半の路地裏の喧嘩は伊藤優一さんだそうな。
作画だとAパートで子供をおんぶする辺りとか目を引きました。



なんか独特なレイアウトが多かったような。
上のあたりにしても。
この辺、街灯の光が目立ちまくってたんですが、
どうも狙いが読めない。


アニメ雑記 11/13 を語る

2008-11-13 03:51:15 | <とらドラ!>
TVアニメ「ホワイトアルバム」のヒロイン・由綺と理奈のビジュアルをお届け!!
アクセサリの設定が細かいのがツボった。
エロゲ原作とかってでかいピアスだったり髪で耳隠してたりしてるんだけど、
今作はアクセサリつけたキャラっていうのを意識させられるかなぁ、と。
個人的に耳のピアスとチラッと魅力的に見せるようなシーンを期待してしまう。
というか今そういうのが見たい(笑)
シャフト辺りでそういうのやって欲しい。過剰に。


久々に手に取ったらなんか違う・・・と思ったらあゆの手だ。
手袋してないでこの格好だとスゲー違和感あるなぁ、と。
版権見たら池田さん、手の甲が少々長めに見える。
HJに載ってた版権が結構好き。CLANNADまだ買ってない。


なんとなく思い出した。
帰省してたときに読んでたんですが、
好きな女の子が主人公に関わる事件と別の領域にいた、というのが引っかかってる。
まあ、たった一文しかない描写ですが、好きな子がいたけどこの物語に関係ない人物だよ、
というのをわざわざ物語全体を使って演出してるような感じになってるようなとこが気になったというか。


●とらドラ! 7話

脚本:岡崎純
絵コンテ:駒井一也
演出:青井小夜
作画監督:山口智
作画監督補佐:小田裕康
総作画監督:田中将賀

楽しみだった回。
なぜか小田さんが作監補に入っててちょっと驚き。
今週は若手な方が結構見られる週なような。
喰霊-零-とかef2とか。
溺れた辺りや最後の雨宮さんとかが特に目立っていた感じ。
ゲームやってるとこ、肌かくのと音がかみ合ってないのがちょっと残念でした。
あとあの辺とか色々とちょっとレイアウトが浮いてたような。冒頭とか。



この辺は少々飛ばしすぎだったような。
キャラ違い過ぎな気がしたなぁ。

あと会話とかが少々繋がってこなくてわかりづらいような感じ。
水着買うときの個室でのやり取りとかプールでのネズミみたいな頭~の辺りとか。
あと部屋で泳げないと告白する辺りとか。
なんかかみ合ってない感がちょっと強かったなぁ。
泳げないのよ!辺りとか、今後の展開に繋がる箇所なわけですが、、
そういうシーンとして扱ってなかったような気がしたな。
竜児が冗談として受け取っていた、というのもちょっと違和感残りましたし。
どうでもいい部分なんかなぁ。
釘宮さんが良い芝居するんでさらに浮いたような感じがしたかも。
もうちょい気を使って欲しかった。

大河の頭はハチクロのはぐちゃん思い出すなぁ(笑)
竜児、後ろからっていうのがなんかやらしー。
しかし、あの格好だと実乃梨たちに見られるような。
体見ないようにしてるにしてもなんかなぁ、と。
祐作が亜美をムッとしたりとか、結構細かいとこ拾ってるのにちょっと残念。
しかし、亜美はどういう配役なのかまだイマイチ見えてこないような。
竜児たちの関係は次回辺りに変化が起こるのかな?




ef - a tale of melodies. 6話 を語る

2008-11-11 04:01:04 | <ef - a tale of melodies.>

このアニメの美しさが彼らの求める美しさじゃないというのがポイントなんだろうか。
世界どうこう以前に実際の震災後の生活についてどうこうという部分には触れないんだよな。
あくまで自分の中の世界の話。しかし、それは震災で苦しんだ爪後とも言える。
人々が震災という災害でどういう被害を未来に引きずるのか、
というのを端的に描いてるんだな、と一応確認。
この辺、火村の表情とか濃い目で見てて迫力あって良かったです。

絵コンテ:羽多野浩平 板村智幸
演出:大沼心
作画監督:潮月一也
原画:高野晃久 阿部厳一朗 泉美紗子 永田全 野村雅史 日高真由美
   上田橋諒子 林奈緒子 平松岳史 北野久美子 片岡厚治 杉浦涼子
   小松信 藤井慎吾 崎山北斗

   潮月一也 玉木慎吾

efが久々の作画回。
監督が演出やってるのを見ると、コンテもだいぶ弄ったのではないかなぁ?
今回は長く見せる箇所が結構多かったように感じました。
もしもあのときこうだったら・・・、というif話を始める優子。
最近こういうイタタ話をどう受け取ったらいいかわからない。
ふとしたキッカケで原作絵を見たんですが、やっぱ原作プレイできそうにないと思いました。





優子の独白が終わって思わず「もういいよ」とか口に出してしいましたよ。
普段は独り言なんて滅多に口にしないんですが。
色々な意味で痛々しいと感じてしまったのかな、と。演出的な意味も含めて。
自分の過去の感想読み返したら、
案外カレカノっぽいというのはそれほど的外れじゃないかなぁ、とか。
今回は見られませんでしたが、過去と未来の境界線とか。



どうでもいいですが目の強調は「ひぐらしのなく頃に」の公式HP思い出しました。




また小説みたいな感じにまとめるのだろうか?
前作主人公がいいとこ持ってくのかなー?とか。

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一番目立ってたとこ。やはり崎山さんでしょうか?
もはや○○系という分け方をしなくてもいい方のようにも思えてきます。
火村の苦悩が痛々しく描かれているのがなかなか。
引き方としても今作では一番衝撃的。

ここ以外でも本編でラフタッチで描かれた絵が口パクしてるのを見て、
こんなにアニメだぞ!という主張を繰り返して、どうしたいんだろうなぁ、とか。
やっぱ劇中の嘘とかけてるのかな?嘘大好き。

新房監督作だと全然思わないんですが、
この作品見てると、この先はどうするんだろう?という疑問が浮かんでくるんですよね。
efがただの一過性のものになるのか、何か連続したものになるのか、という。
崎山さんについても、そういうところが結構気になってます。
この不安って作品のテーマにも絡んでるような気が。まあ、どうでもいい話か。


アニメ雑記 11/11 を語る

2008-11-11 01:42:18 | ■アニメレビューとか
OVA版逮捕しちゃうぞのムック本を読んだ。
古橋監督のインタビューが興味深い。確かにアニメ的な芝居。
IGのリアル志向の作画に関する問題など興味深いところを突いてて、
鋭いとこもってきてるなぁとか思っちゃったなぁ。
リアル系作画をやってる人をつらそうだと言ってたのが特に興味深いところ。
そこから逮捕の古橋さんの演出に話をもっていってて面白かったです。
それに版権や当時のイベント状況、武内直子など著名人のイラストなど見所も多くて楽しい1冊。
環境音とか、そういうポイントを大きくとりあげてるのも気になったところかなぁ。
あと原作に誠実に作るってこういうことを言うんだろうな、とか思いました。
今はあんまムック買ってないんで新鮮だっただけかもしれませんが。



●喰霊-零- 6話
絵コンテ・演出:友田政晴
作画監督:栗田新一 服部憲知

演出はやっぱ全体の底上げで両方やってるのかな。
今回の原画陣の多さとか見るとキツメなんだろうか。
栗田さん繋がりか若手アニメーターの方が結構参加されてました。



蒼い光がなんかカッコいい。
着地しての横に走ってく辺りの見せ方とかBGMと相成ってカッコ良かったです。
アクションは少々キツメでしたが、雰囲気作りが面白かったな。
早朝の空気感が結構出てたんじゃないかなぁ、と。
空の蒼さとビルの影がいい感じした。



ギミックを見せるのが面白いよなぁ。
もっとメカっぽさも欲しかったようにも感じましたが。



このバタ足がなんか新鮮でした。





ケータイ電話で通信ってのを見ると現代的な組織なんだな、とか思う。
組織専用の通信装置とかそういうSF的な視点?がこういうところで抜けてるのが興味深い。
霊力場があるなら霊力探知機もあるはずだ!とか思ってたらケータイで次を確認する神楽。
ここでケータイの画面を見せずにケータイを使って何かしようとしてるぞ、
と意識を向けさせようとしてるあたりが興味深い。


セラムン 前記事の補足とか を語る

2008-11-10 02:10:55 | <セーラームーン・シリーズ>
・セーラームーン見終わった
http://yaplog.jp/lucyman/archive/1441
に書こうと思っていたことを思い出してので少し。



31話。
マーズのメイン回として30話との対比になってるっぽいの興味深いなぁ、と。
30話はマーズのおじいちゃんがアレコレされてしまう回ですが、
敵に回ってしまったおじいちゃんは敵としての態度を全く崩させないのに対し、
この回ではルナに恋する猫の感情を描く延長として、
敵のはず?のルナを助ける話になています。
単純に家族愛より恋愛のが素晴らしいとか、
人間より動物の方が心が綺麗だ、ということをいいたのか?と思ったのですが、
挿入される上の場面が意味深で気になる。
はたから見たら愛の力!となるのですが、果たしてそうなのか?と素直に受け取らせてくれない。
こうして意図的なものを入れていってるのをハッタリだと言うのは簡単なんですが、
そうしたちょっとした悪意を持たせるところにやっぱ面白さがあるのかなー、とか思います。

長々と書いたヴィナースの話も、実は全然メインじゃないし。
うさぎの話がほとんどで美奈子なんてほとんど描かれない。
しかし、メインではない部分を意識させるという意味では面白いかなぁ、と。
話の筋を追うだけでも十分楽しめますし。
それに+αされてるっぽく見えるがいいのかなぁ。

こういうのって、
子供が楽しめるわかりやすい話をしながら大きい子供が想像できる余白を作ってる、
とかそういうのなのかなぁ、とか思います。


アニメ雑記 11/9 を語る

2008-11-09 03:40:11 | ■アニメレビューとか

NHK教育。結構楽しみ。
キャラデザは馬越嘉彦さん。

●とらドラ

亜美ちゃんがカメラ壊しまくってる辺りが面白かった。
ストーカーが普通でちょっと意外。


●かんなぎ 5話
なんか見てて歯が気になる。ナギとかザンゲちゃん辺りの。
芸能人は歯が命!ということを思い出した。
どうでもいい話。


●ケメコデラックス
母の声の川澄さんが弾けてて面白かった。
やっぱ安定してるし面白いなぁ。
しかし、あの部屋は広いんだか狭いんだか色々襲われすぎなような。


●とある魔術の禁書目録

狭い部屋で色々やりたがるアニメだなぁ。
空間湾曲されて~とかそんな設定とかがあったんだろうか。
病室もちょっとくどかった様な。
やりたいことはわかる気がするんだけど。
冒頭の熱い主人公と後半の冷めた主人公のギャップは結構ダメージでかいかも。


セーラームーン見終わった を語る

2008-11-08 22:40:51 | <セーラームーン・シリーズ>
なんだかなぁ、とかいいつつメチャクチャハマッてる。
一日中ムーンライト伝説聞いてるし。
ヴィーナスの登場回が安藤作監回とか!とか思っちゃったし。
しかし、最終回ああいう終わり方だったのか。
R見てるときに気づきそうで全然気づかなかった。
個人的に見てて36話が色々な意味でピークだったかなぁ。
正直、最後の方は同じ作品見てるとは思えんかった。
ショックでかいわ。


31話 恋されて追われて!ルナの最悪の日
脚本:隅沢克之
演出:幾原邦彦
作画監督:伊藤郁子

セラムンは幾原さんの回がやっぱ面白いなー。
この辺はソウルイーターでも似たようなことやってたな。
それに大量の猫とかリアクションを多く見せる演出とか。
漫画的な表現も多かった。回ごとに色々なスタイルをとってたんだなぁ。

あとマーズ派だったのか、マーズに比重を大きく向けてるなぁ。
これはシリーズを通してもそうでしたが。やっぱ恋のライバルが一番目立つのか。
ジュピター好きなのに強いぞアピールで終わってちょっと残念だったな。




36話 うさぎ混乱!タキシード仮面は悪?
脚本:富田祐弘
演出:幾原邦彦
作画監督:松本清

最終回を除くと最後の幾原回。
個人的にヴィーナスが物凄く見たかったんで、
この回がセラムンで一番見てて楽しかった。
何気にセラムンでもかなりの作画回で見所も多く良い回でした。
金田系の戦闘もそうですが、奥行きのあるタキシード仮面の顔アップなど、
印象的に見せようとしてるところも力入ってて面白かったです。
何気にヴィーナスの初変身シーンもあるし(笑)


「女の子って、髪型を変えただけでも、随分気持ちが変わるものなのよ」

幾原さんの回は髪に拘りがあるのかなぁ、
と思ってましたがここまでストレートな回をやってたんですね。
美奈子(ヴィーナス)って設定上一番最初のセーラー戦士だと思うんですが、
初めてのメイン回?でうさぎとの鏡の関係を示唆してるのが面白いなぁ、と。

今回はうさぎの悩みを主題にしてますが、
その裏に美奈子の悩みがあることを示唆してるっぽいところが見え隠れするのがいい。
彼女の容姿はうさぎと被ってるわけですが、
そのうさぎの髪をいじって長髪を意識させるのは、美奈子がうさぎと同一化を図ってるように見える。
うさぎが鏡を見るように、美奈子がうさぎを見ているわけです。

うさぎと美奈子って容姿もそうですが、対になってる部分が多いいんですよね。
そういうことを考えながら、うさぎのセーラーVの憧れなどを考えると興味深い。
逆に、美奈子はうさぎのこと、プリンセスのことをどう思っているのか?
対になってる2人ですが、ここに大きな空白があるわけです。
またうさぎは32話、ずっと描かれてきたキャラですが、美奈子は33話登場。
ここにも空白が見られます。
そして、このシーンはその空白を利用したと思われるポイントで、それが良い味を出してなぁ、と。
以下、憶測。



バックで描かれるうさぎの姿は、美奈子自身が想像したうさぎ、
つまりプリンセスの姿だったんじゃないかなぁ、と考えてよさそうなのがツボ。
また、そういった想像と合わせて上のうさぎの髪を触る美奈子を見ると、
己のプリンセス像と同一化しようとしてるようにも見えてきて、
うさぎとの関係を考えると、それが彼女自身の憧れなんじゃ、とか思えてきます。
うさぎがセーラーVに憧れたように、美奈子もプリンセスに憧れていたのでは?と。
本編後半でうさぎと美奈子が敵に間違えて認識されるのも、
こうしたポイントを盛り上げるのに大きな効果をあげています。

またうさぎを表、美奈子を裏と例えるなら、
このシーンは1話から続く2人の憧れや悩みが交わる点でもあるわけです。
そこで容姿を利用して空白を演出してるのは面白いなー、と。
またそれは美奈子が登場しない32話分の美奈子の重みも背負ってくれてるんじゃないか、と。

今回の話って、うさぎがプリンセスである、前世がどうの、
という話を置いて恋愛関係の悩みに全てまとめているのですが、
それってうさぎの悩みの一部でしかないんじゃないか、と思って不思議でした。
しかし、共有できない悩み、相手に伝わらない悩みがある、
という部分を意識してるのかな、と考えるとそれだけでだいぶ味わいが変わる回に仕上がってて、
それだけでも結構良いなーと思いました。

まあ、こんな深読みする必要の全く無い回でもあるんですけどね。

五十嵐さんの回もいいんですが、悲恋に比重を置きすぎで、
空白を抉り取ってくるような部分が無いのがちょっと残念だったかなぁ。
五十嵐さんは今後の回に期待か。

あー、R以降を見るのが楽しみすぎる。
とりあえず今は「花より男子」見てます(笑)