この作品ってパンツがどうこうとかやってるけどあんま色気はないよなぁ、
と思ってたら強烈なのがきた、という印象。
白井と初春のロリなんかもそうなんだけど、とにかく足を映していたりとか。
子供だからっていう場面で縞ニーソ見せてるのとか狙ってるとしか思えませんというか。
靴とかが伏線意識だったりしたのかな。
今回はチェック柄のスカートだったり縞が目立っていたような感じ。
誰かの趣味だったりするのかしら。
冒頭で白井の独断専行と2人の仲違いを描きつつ、
後半に同じような場面を繰り返し見せることで、
現在の白井の意識との差異なんかを浮かび上がらせたりしてたりしてたかな。
全体的に引きの画が多くて、白井初春先輩をメインで強調してた感じで、
美琴はサポート側でのアップって扱いだったように見えたかなぁ。
さりげない一コマだけど、こういうところへの意識の向け方はグッときちゃう。
なんだろう、さっきまでの優しいお姉さん風なところから人から見られていない位置の先輩、
ってのを見れるうれしさというのかなぁ。
ATMの前の作業って別にどうでもいいと思うんだけど、
お金の前に立っているという意識を匂わせる感じがそそるというかね。
この後の事件の中で金のことに意識を向けていてたりするし。
いや、だからどうこうってのは出てこないんだけれども。
そういえば今回って俯瞰って少なかったけど、先輩を見下ろす構図ってのもなかったな。
やっぱ白井目線というのが強調されていたのかな。
植田佳奈のお姉さんキャラってこんなに良いものだったのかー。
白井を見る先輩の見透かすようなニカッとするような目の周辺の芝居が、
透視能力と絡んでるようでもあって、その辺もGOODだった。
いやーでも縄持ってたら結構不審じゃないですかね。
広角で画的なインパクトを出してるのは監督っぽい作風な気が。
1話のレールガンもそうだったし。
しかし、この一時的な勝利の安堵からピンチを呼び込むっていうのはなかなか捻ってる気が。
1話の流れを踏まえて考えるとですけど。
個人的に子供を口説いたりする展開にはちょっと微妙だったけど、
白井のジャッジメントとしての意識の描き方とか、
犯人の優位な場面での俯瞰から白井の逆転を印象付けようとしたりとか、
犯人があけた穴から逆転劇とか良かった。
犯人の開けた穴から差し込む光が美琴という光を呼び込んでいたり、
過去の初春とのやりとりを印象付ける光が綺麗でいいなぁと思っていたら、
先輩がシャツをはだけて治療を受けてる場面なんかも入ってきて、
2人のドラマそっちのけで見てしまっていた。
正直、今回は先輩がエロ過ぎてそっちに反応しちゃってたなぁ。
最後に夕日に向かって走る場面で白井がテレポートでくる、
その後に初春との差を縮めるのに走ってくるっていうのはグッときたな。
ああいう場面が魅力的に見える画になってて、いい締め方だったと思います。
全体的に作画も安定してますし、
先輩が倒れたあたりのヌルッとして服のしわを強調してる辺り、
傷ついた先輩のアップなんかもあって印象的だったな。
全体的に安定してるってのもあるんだけど、
安定以外の作画面での引っ掛かりというか、
魅力的に見えるものっていうのが何かちょっと語れないのがもどかしい感じ。
まあ、たぶんどうでもいい部類の話ですが。