珍客が・・・

「おかえりなさ～い」グッとタイミング　

冷た～い　　こんな、おっちゃんスイカが、むかえてくれました。




　
「どうせ汗かくなら　　温泉でかいた方がよかねぇ」
と、いつもの玉名へ

シルバー料金は１名が３００円也
じいやは２時間たっぷり、杏子はそんなにはとても無理、
早めにあがってロビーで新聞読んで待っています。

ところが今日は～～～

あふれる湯ぶねにゆっくりと手脚をのばしていたら
「あらッ」
湯船のふちに何か動めくものが、
どうしよう・・・
あいにく、他にだれも湯客はなし、

そおっと近くにいってみた、

あぁっ　ここはサウナか？
いや、たしかに温泉だよね～

「へ～、サウナにくるの？
もういい加減にせんと、あら、もうひっくりかえっていたねぇ」

手におえないな、そうだ　

ひとつの洗面器を、湯船のふちにおき、もうひとつの洗面器を、かぶせて
ズルズルと急いで蓋にした。
「あら、かるいねぇ」・・・そのまま露天風呂へ

「ほら、もういいよ」 蓋を、はづしたら動いてるね、
でも、まだひっくりかえったままだ、
よしッ　　木の葉でおこしてみたら

「ミッ　」一声で飛んでいった。

「ホッ　　」

珍客？ そうです、かわいいセミ、蝉でした・・・



湯の香りに誘われて蝉も汗を、流しにきたのでしょうね？

　セミは、　＜なつの素材屋さん＞から　お借りしました。