百日紅

夏を、惜しむかのような　　鮮やかな、百日紅

 

あ～涼しい～なぁ～

百日紅が薄いピンクに染まり、秋の風に身をまかせて・・・

百日紅の枝をなでると　「揺れるよ」　と、聞いた弟は　まだ幼い小学生だった

一生懸命に枝にしがみついて、小さな手でスルスルと撫でている。
「うごいた？」　　そばで見ていた私に聞いた、弟の真剣な顔。

なつかしい昔のことだ
思い出したら、急に可笑しくなってきた、そして涙が・・・

左には青々とした稲の田がひろがります
その田園のを南に見たところに、じいやとばあやが暮らしています。