長女、K子の得意料理らしいが、
土鍋でグツグツ時間をかけて、出来上がった大豆の佃煮。
甘辛くて、柔らかくできあがりました。
子どもから料理を教えてもらう喜びも・・・
「ちゃんとやってるらしいなぁ、ホッ!!」
3月2日、明日は ひな祭り という日のことだった。
夕方、福岡市内に住む長女のK子からひさしぶりに電話があり
いそいそと受話器をとった。
『ママ、明日の夜に泊りにきていい?』
「え?、いいけど ・・・」
H銀行に20年ぶりに再就職、勤務してから早や1ヶ月になろうとしているが、
急な電話にドキリ!!
日頃は、多忙でめったに電話もかけてこないし、里帰りとやらもほとんどしないのに・・・
父親が病気になってからは、時間をさいて家族でお見舞いにきていたが
いつも日帰りばかりで、ゆっくりと話す機会は少なかった・・・
それが急に泊まっていい?の電話に、いらぬ心配がムクムクとわいてきた。
なにかあった? もしかしたら夫婦喧嘩? 家出?
他には思い当ることはないし・・・
『駅からゆっくり歩いてきたら30分、汗かいたよ!!』
元気な笑顔のK子の姿が玄関にあらわれた。
おみやげのケーキをだいて、『あ~、ひさしぶりに子どもになってきたよ~』
何のことはなかった。
土曜日と日曜日がゆっくりできるから、夫のTさんと長男のK君が、
「いってらっしゃ~い」と送りだしたとかで、にこにこ顔・・・
こんなことは、結婚以来初めてのことだったので、余計な心配が先に。
いつまでも、子離れできん親だなぁと、我ながら改めて反省したものだった。
明日は高校時代の親友と、柳川のさげもん祭り を見に行く約束があるとかで、
いかにもうれしそうで、とうとう23時ごろまで、親子の会話でにぎやかなこと。
大きなあくびがでたのでお開きに。
今夜はどんな夢をみるのだろうなぁ・・・