近くの蓮掘りで・・・
久しぶりにポツポツ雨が降りだしたと思ったら、見る見るうちに大粒に変わり
雷がピカピカ、光った途端にゴロゴロ
あっ!これは近いぞ!!
あわてて電気のブレーカーを落した。丁度煮ものをしていたときで、「あれぇ~生煮えか?」
じいやは、朝から近くの温泉にいって留守
さすがにわたしも怖くなり、なんにもせずに居間の真ん中あたりで、大人しくしていた。
今年は異常気象、各地で経験したことのない局地的豪雨で、大きな被害状況を
テレビで見るたびに、自然の恐ろしさを知らされた。
ところが当地にも、昨日(4日)雨が、雷が鳴るほどの荒れように・・・
玄関前の排水用の雨樋から、ザーザーと雨が流れ、車庫まで乗り越えて噴き出していて
ゾッ!とした。
「じいやは、帰ってこられるかな?」と心配していたら、
いつのまにか、雨が静まりはじめて、ホッ!
しばらくして 「ただいま~」
「あら!雨にあわなかった?」
「うん、丁度バスの中で、降りた時は小止みになって・・・」
しばらくして笑いながらの、じいやの一言に
「あんねぇ、俺の母ちゃん、なんでん怖いもの無しやったばってんが、
雷さんだけは、ゴロッ ときたら 震えよらしたたい!!」
「それで?」
「急いで蚊帳ひっぱりだして、中で手を合わせておらしたったい!」
「あらぁ、怖かもんが、一つだけはあったのよねぇ、さすがのお義母さんにも!」
なにしろ、終戦直前に夫の戦死の知らせ。
それからは、死に物狂いであったろう、4人の子どもを女手一つで立派に育て上げた
女丈夫の義母でした・・・
母は強し 路傍のニラの花 一輪清々しく咲いて・・・
ちなみに、私が結婚して同居したとき 義母は45才・・・ 私25才。