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『東京の博物館を訪ねて』その1。町歩きをしていて東京には色々な博物館があることに気がつく。例えば京橋の警察博物館、九段の昭和館、四谷三丁目の消防博物館など今までこのブログに載せたものも多数ある。それを今回からはシリーズ化することにした。
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第1回はセイコーミュージアムである。場所が実はかなり行きにくい。東武スカイツリーライン東向島駅から8分、浅草からはタクシーで10分である。白鬚橋の西詰そばにあり、気をつけないと見過ごす。歴史は古く1981年にセイコー100周年事業として開館したものである。
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2フロアに分かれ、1階はエントランスのほか、日時計に始まる時計の進化の展示が多い。日時計といっても色々な種類があり、一般的なコマ形の日時計だけでなく、半球型、垂直型など創意が加えられたものも。
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さらに砂時計、香盤時計などから、振り子式時計、ウエストミンスター時計の仕組みなどセイコーというより、時計の歴史が中心。
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隣の部屋はスポーツと時計の進化の展示が多く、オリンピック毎の進歩がよく分かる。
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2階はセイコーが如何に世界を追い掛け、追い付き、追い抜いたかという歴史が中心。また、和時計の展示も多い。新たな技術は難しく良く分からないが、かつて自ら持っていたピラミッドトークや12万円もするからくり時計など丁寧に見ると時間がいくらあっても終わらない。
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何の気なしに入った博物館だが、昨年取り壊し前に行ったソニービルの記念展示同様、自らがその中にいた進歩、例えば『ゼンマイから自動巻』『自動巻からクオーツ』といった変化を実感できて楽しかった。
セイコーミュージアム
墨田区東向島3ー9ー7
0336106248
月曜日休館・入場無料