hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

亀戸水神駅

2017-09-10 05:00:24 | 日記

『鉄道シリーズ』その179。『始発駅の次の駅』第2弾として東武亀戸線亀戸水神駅を取り上げる。今でこそ東武鉄道の短い支線になっている東武亀戸線だが、1904年に亀戸〜曳舟が開業した際には亀戸が東武線の起点となり、さらに総武鉄道(現在のJR総武線)両国橋まで乗り入れ、そこから市電で東京中央部につなぐ経路が完成した。その後、1910年にはターミナルを吾妻橋に戻すことになったのでわずか6年ではあったが、脚光を浴びた時期もあった。


東武亀戸線亀戸駅は総武線の隣に位置し、日中は10分おきに曳舟行2両編成が出ている。現在は亀戸水神、東あずま、小村井の3駅が途中駅としてある。


亀戸駅を出て1分くらいで亀戸水神駅に到着。亀戸といえば『亀戸天神』が有名であるが、この駅と間違える人が絶えないらしく、駅には『亀戸天神の最寄駅は隣の亀戸駅です。亀戸天神(天神宮)と亀戸水神は違います』(冒頭の写真)と駅名標の隣に大きく書いてある。因みに亀戸水神駅までは0.7kmである。


亀戸水神駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で跨線橋はなく、上りホームについても電車が行くまでは待たされる構造。平均乗降客は3517人である。


肝心の水神様は改札口を出て、再度踏切を渡り、少し歩いた左側に存在する。小さな鳥居の控えめな神社である。


その先には蔵前橋通りが走り、さらにこれを渡り少し行くと常光寺がある。これは曹洞宗の寺院で江戸六阿弥陀巡拝6番霊場、また、亀戸七福神の寿老人としても親しまれている。

ただ、駅のそばにあるのは後は江東商業高校程度で民家とアパートばかりの静かな街である。