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秋は空が澄んで綺麗である。朝の出勤時には急いでいるのについ空を眺めてしまうことがある。真っ暗ではないが、11月に入ると益々日の出の時間が遅くなり、11月2日は6時4分。そのため、出勤時にはさすがに薄暗くはないが、ちょうど目の高さに日の出直後の太陽があり眩しい。そして空を見ると雲一つないとはいかないが殆ど雲のない青空、それを横一線で飛行機雲が半分に分割している。
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飛行機雲には①飛行機の翼付近の低圧部が原因となりできるものと②飛行機から吹き出された排気中の水蒸気が放出され、飽和状態になったためにできるものの2つの要因がある。ただ、常に飛行機雲ができる訳ではなく、気温が低いことに加え、空気中の水蒸気が多い、つまり湿った空気であるという環境が整うことが必要。11月はこのため飛行機雲をよく目にすることができる季節なのかもしれない。
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但し、その裏返しとして飛行機雲がある、それも長く消えない場合は空中の水蒸気が飽和に近く、雨が降りやすいことになる。よく、飛行機雲が出ると雨が降りやすいというが、科学的根拠はそれなりにあるのである。
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我々の世代は『ひこうき雲』というとすぐにユーミンを思い出すが、飛行機雲がなかなか消えないときは天気が下り坂という事も是非覚えておいていただきたい。
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