勝沼醸造からまた少し歩く。甲州市から笛吹市に入るため、厳密には勝沼のワイナリーではないが、まあすぐそばのためよく足を運ぶ。周りにはさらに葡萄畑が広がる。のんびりとした秋の日差しの中歩くのは実に気持ちがいい。
途中、看板を見て左に曲がると農協の集荷場。その先は丘陵の斜面をうまく利用した葡萄畑が一面に広がる。小さな橋を渡り、野仏の先にはルミエールの文字が読める。
少し坂を登ると裏口だが、2010年以前はここが売店で初めて訪れた際には小さな事務所の中で試飲したことを思い出す。
今は反対側には自社の葡萄畑、その前には立派なショップとレストラン『ゼルゴバ』がある。今回は予約が取れなかったので諦めたが、一度は訪れてみたい。
ここも勝沼醸造同様にカードを購入して試飲をするシステム。1500円を支払い、1000円チャージされたカードを購入、これを機械に入れて試飲する。ここは種類も豊富でさらに白と赤の各一種類を当てるゲームを開催中。(問題のワインは無料試飲ができる。)これに早速チャレンジしたが、各3種類の中から見事に正解し、1割引券をゲットした。
この蔵は1885年の創業で石蔵発酵槽を使い、ワイン製造を行っていた。近代手法を取り入れてからはしばらく石蔵は使用していなかったが、1998年から復活、この石蔵ワインは独特な風味がある。
いつもデラウェアの新酒が早くから出るが、その甘酸っぱい風味が好きで今までもよく買った。また、スパークリング甲州はセックでキレが良く、大好きなワイン。別途300円出して試飲、やはり美味い。
但し、瓶が重いので今回は断念。新酒の中からルミエールフレールミルズという軽い白ワインと娘にプチルミエールの計2本を購入。本当は石蔵ワインもスパークリング甲州も欲しかったが、流石にワインを6本も買うと重くてこれが限界。
最後に本当に作りたての酒になりたてのマスカットベリーAを100円で試飲、これはほぼ葡萄ジュースでした。
今回、自宅用に購入したのは次の5本、飲むのがお楽しみである。