御茶ノ水でランチの店を探していたら、『角煮酢豚麺』という看板の出たラーメン店があった。しかも、メニューにはこの名前の料理はなく、名物は『紅湯麺(フォンタンメン)』とある。面白いので入店。
中は新しくこぎれいなラーメン店、券売機には他にも鶏白湯や中華そばもあるが、とにかく『紅湯麺』(780円)にしてみる。店主に食券を渡すと『パクチーが入りますが、大丈夫ですか』と聞かれ、『遠慮します』と答える。すると『豚角煮にしますか、チャーシューにしますか』と聞かれ、『角煮』にしてみる。席に座ると早速ご主人は麺を茹で始めるが、麺を入れてある箱から開化楼の麺と知る。
5分ほどで紅湯麺が到着。スープはしっかり赤く、ラー油が入っていることは分かる。麺は細めのストレート麺で割に固茹で、上には角煮、肉そぼろ、細かく切ったニラ、メンマが乗っている。まずはスープから頂く。
これがなかなか表現しづらいが、辛味はあるが、まあ、そんなに辛くはない。酸っぱさは、爽やかな酸っぱさ、言うなれば担々麺と酸辣湯麺の間かとも思ったが、正確にはそれとも違う。看板通り少し辛味を効かせた酢豚の餡の味のような気がする。
麺はそれほど多くないが、1玉50円で追加可能である。スープは作る過程で出る脂は全て取り、オリーブオイルで作ったハーブオイルとラー油、酢で仕上げたらしい。酸っぱ辛い系のラーメン好きにはたまらない味である。(HPによるとリンゴ酢を使っているらしい。)
当然、替え玉(50円)は頂きました。ご馳走さま。
ゆきふじ
千代田区神田駿河台3ー3ー11
05055905411