東京各地から桜の便りが届くが、人形町の桜もなかなか美しい。東京シティターミナルから人形町交差点までの人形町通りにはソメイヨシノの木が植えられていて毎年楽しませてくれる。最初の写真は昨年4月13日のものである。東京の平均的なソメイヨシノの開花日は3月26日だが、今年は9日も早く、17日には開花宣言がなされた。そこで慌てて19日から人形町通りの2本の木の開花を追ってみた。
ソメイヨシノの木の写真を撮り始めたのが19日、一本は水天宮前交差点から数えて2本目の比較的早咲きの桜。この時すでに開花は始まっており、幹から出た短い枝の桜も美しい。
もう一本の甘酒横丁信号横のソメイヨシノは少し日当たりが悪いのか、まだ殆ど花を付けていない。(横に写るハクモクレンにはまだ花が付いている。)
次に写真を撮ったのは22日、前日の春分の日は雪混じりの寒い一日だったのでソメイヨシノの開花は二本ともまだあまり進んでいない。
23日は22日が少し暖かくなったからなのか、いずれのソメイヨシノも開花がかなり進んでいた。
そして26日。週末の暖かさから日当たりのよい方はもう満開となっていて見頃である。
日当たりの悪い甘酒横丁のソメイヨシノもかなり開花は進んで来て5分咲き程度まできている。そんな花を見ながら通勤できる今が最も美しい季節、ほかにもハナモモやレンギョウ、ユキヤナギなどがさいている。
いずれにしても人形町のソメイヨシノを見たい方は今週がオススメです。