hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

西新宿五丁目駅〜都庁前駅

2017-09-20 05:00:14 | 日記

『メトロに乗って』その67。今回は蕎麦を食べに降りた都営地下鉄大江戸線西新宿5丁目駅から都庁前駅までブラブラ歩く。地下鉄の駅に『◯◯△丁目』という駅は青山一丁目(ただし、この住居表示はない)、六本木一丁目、銀座一丁目、志村三丁目、四谷三丁目、新宿三丁目、本郷三丁目と当駅の8つある。しかし、何故か全てが奇数なのは偶然だろうか。また、ひらがなにすると『にししんじゅくごちょうめ』と12字となり、東京の地下鉄駅では最も長い。

ただ、駅名を聞いても場所がピンとこないからか、副駅名に『清水橋』を使っている。駅前には都道432号(通称、水道道路)が通り、その先の山手通りとの交差点が清水橋だが、現在は橋はない。なお、開業前の仮名称は『十二社』であった。


駅前を新宿副都心方向に歩くといわゆる高層ビル群との境目にこの駅があることがよく分かる。十二社(じゅうにそう)通りとの交差点に熊野神社。

これが新宿の総鎮守叩いた呼ばれている。階段を登り、鳥居を抜けると本殿がある。

その前に十二社にあった大きな池や滝のことを書いた説明板がある。江戸時代より観光地として知られ、つい最近まで十二社温泉があったが、今は十二社も角筈も児童公園や町内会の名前に残るのみである。


熊野神社にお参りをして、反対に歩くと接している新宿中央公園に入る。中々綺麗な公園で芝生にはオブジェも置いてあるが、水道では身体を洗うホームレス、ベンチを占領するのもホームレスでは中々人を寄せ付けない。前にそびえるのは立派な都庁庁舎、古くはなったとはいえ威圧感のある摩天楼である。


その先に新宿白糸の滝という噴水があり、反対側は本当の滝のようになっている。向かい側に渡るとすぐに都庁前駅、近い距離にある。



狭山そば〜鉄道会社対抗立食いそば食べ比べ(西武その1)

2017-09-19 05:00:56 | グルメ

鉄道会社対抗立食いそば食べ比べ。第6弾は西武鉄道系でかつて経営していた『狭山そば』にお邪魔した。実は『狭山そば』は西武鉄道の関連会社西武通運が15店舗を運営していたが、2015年には全て閉店、現在は所沢駅と西新宿5丁目駅のフランチャイズ(ウェスコ)が運営する2店が残るのみ。一方で西武グループは新たに『秩父そば』というブランドで上石神井や清瀬などで開店している。

なぜ、都営地下鉄大江戸線西新宿5丁目駅に開店したのかは分からないが、出口に向かう階段を登ると天ぷらを揚げるいい匂いがする。店は立食いそばでは珍しい2層構造で1階には券売機と調理場、立って食べるスペース。狭い階段を上るとボックス席2つ、カウンターと10人以上が座れ、さらにテレビも見ることができる。

狭山そばだけに茶そばもあるが、いつものようにたぬきそば(310円)の食券を購入、しかし、今までの5軒の中では最も安い。愛想の良いおじさんに食券を渡すとすぐに蕎麦を温め、たぬきそばが出来上がり。

これを持って2階に行く。まだ、早いこともあり、先客は1名のみ。クーラーも効いて快適。


まずはツユから、甘辛い濃い味で何となく懐かしい風味。蕎麦はいわゆる茹で蕎麦で少し太いが、これは典型的な立食いそばである。天かすはもちろん自家製の天ぷらを揚げた際に出たものであり、サクサク感が残っている。ワカメとネギが添えられ、生そばではないけれど、何となくバランスがよい。

立食いそばだけにすごく美味しくはないけど、満足できるたぬきそばに出会うこと出来た。また、居心地は満点、のんびり立食いそばを食べながら『きょうの料理』を見たのは初体験である。ごちそうさまでした。なお、秩父そばには改めて伺う予定である。

☆評価
全体3.3、蕎麦3.2、ダシ3.3、サービス3.5、量3.1。やはり、ゆったり食べられる席が十分確保できている点は高く評価。また、量が少ないのは値段も安いから止むを得ず。(これはあくまで私の勝手な評価です。悪しからず。)

狭山そば西新宿5丁目店
新宿区西新宿4ー5ー4
0359252327

言問橋

2017-09-18 05:00:25 | 日記

『ぶらり橋巡り』その56。隅田川橋巡りも最後は言問橋。この橋の由来は在原業平の古今和歌集にある短歌『名にし負わば いま言問わん 都鳥 今想う人はありやなしやと』の『言問わん』から取ったものだが、実はこの橋の近くではなく、白鬚橋のあたりにあった『橋場の渡し』で詠んだものと言われている。

この橋も関東大震災の復興事業として計画されたもので両国橋、大阪の天満橋とともに三大ゲルバー橋と呼ばれた大きな橋である。橋長は239m、幅員は22mあり、1928年2月に完成したもので、上を走るのは国道6号線(水戸街道)である。

橋の欄干には言問橋とあるが、蔦に覆われ良く見ることができない。通行量も多く、また、橋にある電気灯とスカイツリーが同じ高さに見える場所があり、面白い。

橋の真ん中あたりからは隣の東武線跨線橋(隅田川橋梁)が見えるが、東武線車両は常に徐行して通過するため、よく車体を眺めることができる。

実は1945年3月10日の東京大空襲では両岸の住民が火に追われて身動きができなくなり、そこに落ちた焼夷弾で多数が焼け死んだり、川から飛び降り亡くなったりした悲しい歴史がある。今は花火大会を見に人で混雑するくらいだが、やはり平和の尊さを感じる。

東京駅 斑鳩〜東京駅ランチグルメ

2017-09-17 05:00:30 | グルメ

東京駅で少し早めにランチタイムとなったので久しぶりに東京ラーメンストリートを訪問。店の入れ替わりはあるが、六厘舎の人気ぶりはすごい。この店に行くなら開店同時か東京スカイツリー近くのソラマチに行くしかないようである。


それはさておき、結構特色のある店が並び、牛タンネギ塩ラーメンの『㐂蔵』、東京中華そばの『ちよがみ』、とんこつラーメンの『俺式純』、タンメン専門の『トナリ』、塩ラーメン専門の『ヒルガオ』というラインナップ。その中で最近オープンした『斑鳩』にしてみる。


注文はどの店も券売機、私は『ラーメン』(780円)と『ミニ炊き込みおこわ』(180円)を注文。

店はそれほど混み合ってはいなかったが、11時45分になると急に混み出す。1人の客が多い。すぐにラーメン、続いておこわが登場。まずはスープから、魚介と醤油とんこつのダブルスープ、トロッとしていて魚介が香る。

味はそれほど濃くなく飲みやすい。ラーメンは中太ストレート麺で喉越しがよい。奈良らしくスープには可愛いナルト、その上にお茶などに使うあられが浮いている。メンマは筍を縦にカットした穂先のもの、柔らかいが切りにくい。チャーシューはバラを丸く縛り煮込んだものだが、しっかり味付けしてあり、美味い。

合間におこわをたべるが、こちらにも筍が幅をきかせ、しめじも入り、生姜がよく効いている。

全体にバランスは良いが、特徴があまりなく、わざわざこの店に来ようというインセンティブはない。多分、スープが大人しいからかも、ラー油や胡椒でインパクトを付ける方が良かったかもしれない。

まあ、それ程混んでないし、従業員も一生懸命で好感も持てるので良しとしよう。ごちそうさまでした。

東京駅 斑鳩
東京駅地下一番街 ラーメンストリート
0332863586

桜橋

2017-09-16 05:00:51 | 日記

『ぶらり橋巡り』その55。前回の続きだが、白鬚橋は東京の3区の境にあり、墨田区側から渡ると右側が荒川区、左側が台東区になる。

荒川区側には小さな公園があり、この辺りは石浜城跡と言われており、中世の浅草にあったと言われる城である。


そばには石浜神社、由緒は724年に聖武天皇の勅願により鎮座されたといわれている。中世には大社として発展、祭神は天照大神、豊受大神と伊勢神宮と同じである。

白鬚橋の左岸にある遊歩道を歩き始める。少し行くと河岸にある隅田川テラスになる。河岸には昔の博覧会の錦絵や大震災で焼失した十二階と呼ばれて親しまれた凌雲閣の絵などが描かれていて興味深い。歩き始めるとだんだん東京スカイツリーが大きくなっていき、ようやく桜橋が見えてくる。


桜橋は1985年に完成した新しい人道橋で墨田区と台東区に分かれる両岸の隅田公園を結んでいる。(予算も墨田区と台東区で折半した。)


中々地上からは分かりにくいが、橋全体は珍しいX形をしており、花見時期にはかなりの人が来るようである。また、さぞや隅田川花火大会は綺麗にみえるであろう。

橋は橋長169m、中央の橋幅が20mあり、クロスする場所に二箇所にはオブジェが置かれている。

天気も良く、ゆったりと流れる隅田川、そびえる東京スカイツリーと中々絵になる風景。ただ、やはりベンチで寝そべる人が結構いる。(以下、次回)

あずみ〜鉄道会社対抗立食い蕎麦食べ比べ(JR東日本編)

2017-09-16 05:00:13 | グルメ

鉄道会社対抗立食いそば食べ比べ。第5弾はJR東日本グループが運営する『あずみ』にお邪魔した。JR東日本には『あじさい茶屋』『大江戸そば』『小竹林』を運営する日本レストランエンタープライズ(NRE)と『あずみ』を運営するJR東日本フードビジネス(ジェフビー)の2系統がある。


今回は山手線大崎駅のコンコースにあるお店に入る。比較的新しく、広いコンコースには他にベッカーズやカレーの店、チャンポンメインの中華などが並ぶ。入口には2台券売機があり、食券を購入。

相変わらずのたぬきそば(390円)をお願いする。するとすぐに作ってくれ、奥のスペースに。

席は窓側とコンコースより、さらに中央に合計30席程度あるが、それでも立食いにこだわる人も結構いる。

私はコンコース側の席に座り、いただくことにする。かき揚げを売りにしているだけあり、揚げ玉は天ぷらを揚げたさいに出るものを使用。具は揚げ玉、ワカメ、ネギとピンクの麩がアクセント。まずはツユから、色は濃いがそれ程辛くはない。ただ、残念ながら鯖節や鰹節の香りが立つことはない。そばは生そばを謳うだけにツルッと喉越しが良く、結構美味い。

ネギは白ネギを薄く切ったもの。後ろの客がネギ多めというと要望に応えていたので、注文は可のようだ。店自体は新しく綺麗で清潔感があり、女性客もちらほら。味は悪くはないが、インパクトに欠ける。まあ、立食いそばだからやむを得ないかな。

☆評価
全体3.3、蕎麦3.5、出汁3.0、サービス3.5、量3.1。(これはあくまで私の勝手な感想です。悪しからず。)

カタヤマ〜東向島ランチグルメ

2017-09-15 05:00:36 | グルメ

橋巡りで白鬚橋に向かう途中で『カタヤマ』という洋食店の看板を見つける。しかし、時間も11時のため、先に白鬚神社にお参り。何となく気になって扉を開けてびっくり、11時40分だというのに、ほぼ満員。

『お一人様?』と聞かれ、頷くとカウンター1席だけ運良く空いていた。お客の声とフライパンの音に圧倒されながらも咄嗟に『Aランチ』(780円)を反射的に注文してしまった。

Aランチは薄切りとんかつとハンバーグと書いてあったが、人気は『ヤケハンバーグ』(500円)、なんとワンコイン。カウンターの隣の人が食べていたが、ワンプレートながらしっかり大きなハンバーグランチ、これは安い。

それから待つこと8分、私のAランチが運ばれてきた。まず、ポークカツはヒレカツが2切れ、それにドミソースの掛かったハンバーグ。キャベツとライス、味噌汁付きである。


ソースをかけてトンカツを一口、決して薄切りではなく、ジューシーで美味。添えてあるパセリまで美味い。ハンバーグも肉汁が溢れ、ドミソースも美味い。これで780円。これは混雑の理由も理解できる。


しかし、ランチばかりが人気ではなく、ステーキをがっつりと言う人も、和牛だと200g1万円超えなのに。ステーキが売りの店らしく、オージービーフでも試せばよかったかも。値段の上下関係なしに美味い店。

ただ、食べ終わると同時にお皿は引かれてしまうが、混んでいるのだからしょうがないと納得、ごちそうさまでした。何しろ、店の隣には専用の待合室があり、土日はここにも人が溢れるほどらしいから。


レストラン カタヤマ
墨田区東向島4ー2ー6
0336101500

白鬚橋

2017-09-14 05:00:19 | 日記

『ぶらり橋巡り』その54。今回は隅田川に架かる橋を渡りながらぶらり散歩して見た。地下鉄日比谷線南千住駅を降りて東口に出る。目の前には高層マンション群とJRの貨物ターミナルはあるが、閑散としており、バスも3系統出てはいるが、いずれも1時間に1〜2本と少ない。今回は錦40系統錦糸町駅行きに乗る。


他には老夫婦と小学生の3人、しかし、次のドナウ通りという聞きなれないバス停からは10人くらい乗車する。

しばらく、団地の中を右往左往しながら墨堤通りに出てスピードも上がるとすぐに『白鬚橋』バス停に到着。丁度、明治通りと墨堤通りの交差点あたりで橋に行くまえに白鬚神社にお参りに行く。


白鬚神社は少し先の墨堤通り沿いから少し入ったところにある。わずかに入っただけで急に静かになるが、神社には立派なイチョウがある。白鬚神社は、隅田川七福神の寿老人として知られる。

由緒は951年に元三大師良源が滋賀県の白鬚神社の分霊を祀ったと言われる。少し脱線するが、『髭』は口髭、『鬚』はあご鬚を指していることはご存知であろうか。白鬚神社は寿老人だからあご鬚と覚えておくと良いかも知れない。


白鬚橋に戻るが、この橋は中々珍しい経緯により作られた。歩いてみるとわかるが、下流は言問橋(桜橋は最近の橋)、上流は千住大橋まで行かないと隅田川を渡れなかったため、地元の有力者が1914年に白鬚橋株式会社を設立、1915年に完成させた木橋が最初である。

一回2銭の渡し賃を取っていたが、採算に合わず、1925年に東京府が買い取り、現在の橋に架け替えられたのが1931年である。橋長が168m、幅が22mあるアーチ橋である。

現在は改修中のため、全容が見えないが、中央部の曲線が優雅でランプも美しい。全体に白い立派な橋でライトアップもされ、また、バックには東京スカイツリーも臨むことができる。

また、橋のたもとには公園、遊歩道も整備されている。(以下、次回)

椎名町駅〜南長崎駅(2)

2017-09-13 05:00:30 | 日記

『鉄道シリーズ』その181。前前回の続きから。二又に分かれるところには交番があり、その先は商店街。反対からの一方通行だが、バスも通っている。現在はトキワ荘通りとも名付けられている。

少し行くとまずは『トキワ荘お休み処』、その先に有名な中華料理店松葉。

この向かいを左に曲がると『トキワ荘跡』。現在は出版社の新館があるが、ちゃんとそこにはモニュメントが置かれている。


その先を少し行くと左側に『南長崎花咲公園』があり、今はお祭りのお旅所となっている。ここにも手塚治虫、藤子不二雄(A&F)、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、寺田ヒロオなどの似顔絵入りレリーフとトキワ荘が乗った記念碑がある。今は随分と変わったのかもしれないが、なんとなく昭和を感じることができる通りである。

その先には玄関横にお旅所が作ることができる斎藤宅があり、その広さに思わず神社か寺院かと思う。

2つ先の信号を左に曲がると右側に五郎久保稲荷神社、普通は拝むことができない神輿も見せてもらえた。


その先、左側に南長崎駅、現在は南口周辺は整備中だが、西武沿線特有の狭い駅前も解消するのではないかと期待されているようである。

豊島区というイメージとは随分違う昭和レトロそのもののような椎名町駅から東長崎駅までの散歩であった。

松葉〜南長崎(トキワ荘を偲ぶ)ランチグルメ

2017-09-12 05:00:36 | グルメ

トキワ荘周辺を散策するのならば昼食はやはり漫画によく出てきた『中華料理 松葉』でランチと椎名町駅から10分ほどかけてやってきた。どこにあるのかなど探さなくてもすぐわかる派手な看板。外装はかなり新しくされている。

入口には漫画に載っている松葉の一コマもあり、漫画ファンならワクワクしてしまう。入口を入るとテレビのセットのような店内。

4人テーブルが4つ、小上がりが1つ、あとはカウンター。厨房にはおばさんが1人。メニューは短冊が貼ってあるが、これが年代物。先客は1人、携帯ゲームに必死な若者がカウンターに。

私はラーメン(500円)を注文。唐揚げ定食は700円、トキワ荘ラーメンライスは800円だが、いずれも安い。

それから待つこと10分。その間、おばさんはまずは若者が注文した唐揚げ定食を作っていた。出てきた定食は山盛りご飯と唐揚げが5つ、味噌汁ほかにも何かある。その値段たるや安い。私のラーメンも到着、ラーメンには半分のゆで卵、ワカメ、メンマ、厚切りチャーシュー1枚。

いわゆる東京ラーメン、スープはしっかりだしが効いていて美味い。麺もストレート中太でコシがあり、さらに量も多い。とにかく、コスパが最高である。
その後、祭に持って行くのか、焼きそばを6人前注文していた人が取りに来たり、私のような物見遊山の夫婦が来たり。だけど12時だというのにこの程度。まあ、表も人は殆ど歩いていないから。だけど、この店はなかなかの物。

ラーメンに備え付けの潮州ラー油を垂らすとまた味か変わり美味い。松葉は話題だけでもっている店ではなく、美味いのだ。これでいいのだ。


松葉
豊島区南長崎3ー4ー11
0335918394