hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ハナミズキの切手

2018-04-20 05:00:23 | 日記

『切手シリーズ』その71。桜の切手は以前やったので4月の花を何にしようか悩んだが、今回はハナミズキにしてみた。初めて切手の図案に採用されたのは1975年10月発行の昭和天皇皇后両陛下ご訪米記念の2種類のうち日の丸が描かれている方の図案にピンクのハナミズキが配されている。

もう一枚の星条旗にはソメイヨシノ、つまり日米を代表する花として日本は桜、アメリカはハナミズキが採用された。

実は1912年に当時の東京市長尾崎行雄がアメリカ・ワシントンD.C.にソメイヨシノを贈った返礼として1915年にアメリカよりハナミズキ・白花の苗木が40本、ピンク花の苗木が20本贈られ、小石川植物園や日比谷公園などに植えられた。(原木が残されているのは都立園芸高校にある1本のみ)

さらにこのエピソードを記念して『アメリカからのハナミズキ寄贈100周年』という切手が2015年4月に発行された。小型シートに10枚の切手を配したものでうち2枚は米国郵政公社によるデザインの切手となっている。(アメリカによるデザインは『ハナミズキと米国連邦議事堂』『サクラとリンカーン記念館』)

ほかにもふるさと切手としては『季節の花シリーズ第2集の1枚として2012年3月に50円と80円の2種類発行されている。

サクラが散って寂しくなった頃に咲くハナミズキ、花言葉は『永続性』『返礼』『私の思いを受けてください』である。

天重〜麹町ランチグルメ

2018-04-19 05:00:58 | グルメ

クライアントのところに行く道すがらにある天ぷら屋さん、ランチになると看板が立てられるが、その中で『辛口 カレー天丼』(750円)とある。

ランチ限定に加え、数量限定と書いて煽っていて、さらにテレビにも取り上げられたとまである。ちょうど12時に前を通ったので試しに入店してみた。

店内はこじんまりした天ぷら屋。揚げる鍋が2つあり、職人さんが忙しく働いている。カウンターに座るが5人中私も含めて4人がカレー天丼を注文する。最初にお茶と漬物、次にスプーンとお冷が出される。

目の前では次々と天ぷらが揚げられていて2番人気はボリュームとコスパのいいかき揚げ丼(800円)のよう。これにはかき揚げ以外にナスと玉ねぎ天、さらに赤だしも付く。

5分もかからずカレー天丼到着、ご飯がやや斜めに盛られ、かき揚げが乗り、ご飯が少ないところにサラサラしたカレールーがかかっている。ただ、カレー皿ではなく、あくまで丼。まずはカレーを一口、辛口というだけ辛い。ルーがかかった部分はかき揚げは柔らかいがあとは揚げたてサクサク。

これを先割れスプーンで壊し、ルーに付けて食べるが、あまり違和感がない。かき揚げは三つ葉、白魚、小柱の本格派でアッサリとしている。なるほどボリュームはそれほどなく、小うどん付きのセットがあるわけである。

まあ、邪道といえば邪道だが、結構美味しくいただきました。ご馳走さま。

天重本店
千代田区麹町2ー7
0335612165

再び、庭のハナミズキ

2018-04-18 05:00:52 | 日記

2年前にも取り上げたのだが、我が家にはハナミズキの鉢がある。ハナミズキは家を作った際にいつかは植えてみたいと思っていたもので三鷹農協で購入したのが10年ほど前になる。当時は私の身長とあまり変わらない1.8mほどあったが、まだひょろっとした木であった。

(3月31日)
翌年の春は確か数個の花をつけた程度であったが、その次の年は沢山のピンクの花を付けてくれた。しかし、悲劇がハナミズキを襲ったのはその翌年、たしか2010年だったと思うのだが、夏の旅行で1週間水がやれず、見た目には完全に枯れてしまったのである。

(4月7日)
しかし、よく見ると真ん中あたりより下は葉が付いていて微かに生きているようであった。そこで農協の人に聞くと先の部分は枯れてしまっているが、そこで切り落としたら残りは生きることができるかもしれないとアドバイスを受け、先をノコギリで切り落とした。

すると不思議なことに横からいくつもの枝が出てきて葉をつけるではないか。その枝がしばらくすると太くなり、何と2年後には花を付けてくれた。その後少しずつ大きくなり、鉢も大きいのに交換、花は満開になる年と少ししか咲かない年があるが、2016年に続きたくさんの花を付けた。

この1.3m程度しかないハナミズキは我が家の狭い庭では盆栽ハナミズキと呼んで可愛がっている。座って目の高さでたくさんのピンクの花をつけるハナミズキはかえって珍しいかも。

汐留駅

2018-04-17 05:00:48 | 日記

『鉄道シリーズ』その208。『私鉄の始発からの2つ目の駅』第12弾、新交通システムゆりかもめの汐留駅を取り上げる。

ゆりかもめが開業したのは1995年11月、都営地下鉄大江戸線が開業したのは2000年12月のことだが、周辺が整備中であったため、駅舎はできても駅が未開業の状態が続いて、汐留駅の開業は2002年10月である。


始発駅の新橋駅は第一京浜の上に作られた橋上駅でこれを降りてJR新橋駅と反対方向に歩く。すぐに高層ビル群が見えてくるが、右手には日本テレビ、突き当たりには電通、さらにその先には共同通信社と日本を代表するメディアが林立している。道は緩く右に曲がり、目の前には汐留駅、僅か400mしか離れていない。


駅が開業した頃には周囲のビルや道路も未完成であったが、現在では住友ビルも新虎通りも完成し、立派なオフィス街シオサイトが出来上がっている。


忘れてならないのが日本テレビのビルの横にある宮崎駿デザインの大時計。銅板で覆われていて高さ12m、幅18m、約4年の歳月をかけて制作され、2006年に完成した日本最大級のからくり大時計。

1日4回動くが、人だかりができる。実は動いたところは見たことがないので、是非一度と思っている。

始発から次の駅とはいえ、高架の下をずっと歩いて行ける線も少ない。浜離宮の森が見え、緑も豊か、また、海も見えて素晴らしい一角になったものである。

山せみ〜代々木上原グルメ

2018-04-16 05:00:29 | グルメ

下北沢もいいが、たまには足を伸ばして代々木上原までやってきた。代々木上原の駅は少し変わっていて駅の北側が少し高く、さらに降りると坂になっていている。逆に南側は低い。北側に出るとすぐに飲食店が並んでいて焼き鳥屋からは乾杯の発声、インド料理屋ではお国料理に舌鼓をうつ人たち、なかなかいい雰囲気である。

少し新宿よりに戻り、坂を少し上ると隠れた名店が色々とある。今日はその中で蕎麦屋で一杯ということにする。店は『山せみ』、地元の人が多く、年齢層も高い。店を入ると窓に向いたカウンターではひとり酒もちらほら。

メニューにはコースでツマミも頼めるが、今日は色々と注文する。連れが遅れそうなのでまずは瓶ビールで乾杯。グラスもよく冷えて美味い。右隣はおばあさんが2人、左隣は地元のおじさんが3人、いずれも盛り上がっている。ビールを一杯飲んだあたりで友人のTくんも合流。

ツマミは板わさ、だし巻き、焼き味噌、エビかき揚げを注文。すぐに板わさが登場、生わさびは嬉しい。かまぼこ1枚いくらするの?と妻に言われそうだが、やはり板わさは外せない。


するとだし巻き、焼き味噌が登場。いずれも蕎麦屋呑みでは欠かせない。酒は冷や、墨廼江(宮城県)から行く。銅製の重い急須のような酒器はよく冷えていいが、あまり入らない。焼き味噌をツマミに酒が進みすぎ。


ついでエビかき揚げ登場、2つ乗っていて塩でも天つゆでもいい。小エビがゴロゴロと入っていてエビが甘い。酒は武勇(茨城県)、サラッとしていて美味い。

さらに季節物で白魚の天ぷら、筍の煮物、筍のはさみ揚げをお願いする。筍の煮物は色は濃いが、出汁がよく効いた薄味、ワカメもいい。

白魚の天ぷらは一本ずつ揚げてある。酒は小左衛門になり、だんだんと酔ってくる。しかし、多少遅くなっても客足は止まらず、だんだん料理が品切れとなる。

仲居の人もベテラン揃い、サービスも良く、気持ちよく酔う事ができる店である。ただ、心地よすぎてまた蕎麦を食べるのを忘れてしまった、何という失敗であろう。またやってしまった。
因みにこの店に来る途中にあった『ごとう』という店も気にはなったが。

山せみ
渋谷区上原1ー17ー14
05058909883

西武新宿駅

2018-04-15 05:00:51 | 日記

『鉄道シリーズ』その206。せっかく高田馬場駅まで来たので西武新宿駅まで一駅、と言っても途中はJR新大久保駅を横目に見ながら2.0km走って到着する。


西武新宿駅は西武鉄道にとって悲願であった新宿乗り入れはできたが、JR新宿駅までは間に靖国通りを挟み約350m、乗換は不便なところにある。

高架で新宿ステーションビルに乗入る都市計画や地下でJR新宿駅に入るなど色々な可能性があったが、費用面や許認可などの問題からは頓挫し続けて来た。このようにJRとの乗換が離れているのは京成上野駅くらいであるが、その途中の地下街開発をするなど抜け目ないことも忘れてはいないが。

ホームは3つ、1番線は主に各駅停車、2番線はレッドアローと^_^拝島ライナー、3番線は急行の発着に使われている。駅舎に近い部分には休憩スペースがあり、沿線の小江戸川越を紹介していた。

西武新宿駅はほぼ歌舞伎町の横あたりにあり、降りると大衆的な焼肉や牛カツの店などが向かい側に林立、改札口を出るとPepeがあり、階段を降りると新宿プリンスホテルとなる。

思いは色々あるのだろうが、子供の頃下井草駅から乗ってよく西武新宿駅で降り、新宿ステーションビルに行った頃と同様に中途半端な駅であるなことを実感した。


かめや〜新宿ランチグルメ

2018-04-14 05:00:10 | グルメ

立食いそばならぬ、椅子席カウンターのみの蕎麦屋が新宿駅近くの『思い出横丁』に残されている。狭い店にもかかわらず、カウンターの中にはおじさんが3人。外からはむき出しの店、少し暖かくなってきたから特に気にもならないが。(屋根はあるけど冬は辛そうである。)

新宿大ガードをくぐり、新宿駅西口に向かう途中にある思い出横丁と書いてある下をくぐると昭和にタイムスリップ。子供の頃には大概の駅前にあった飲屋街である。しかし、最近は吉祥寺のハモニカ横丁や赤羽の駅前くらいでしか見ることができなくなった光景。焼き鳥の匂いや煙が休日の11時というのにムンムンとしている。

その先、ちょうど角の位置に『かめや』はある。席は10席程度、満員で2人が待っている。すぐ開くだろうと待つが、5分も待たないうちに店の人にどうぞと言われ、目の前だけを台拭きで拭いてくれる。

注文はこの店発祥と言われる天玉そばは朝飯に目玉焼きを食べたことを思い出し、『かき揚げそば+五目いなり』(470円)と言いながら金を払う。すると瞬ざにいなりが置かれた。

ついで1分もたたないうちに蕎麦も登場する。カウンターの奥にはフライヤーがあり、そこで天ぷらは揚げているが、準備されたやつが載せられていて揚げたてとはいかなかった。

出汁はカツオが香るいわゆる立食いそばの味、茹でそばを啜り、かき揚げに。玉ねぎ中心のかき揚げだが、ややもちもちしているかな?まあ、名物なんだからと諦める。

まあ、このシチュエーションだからいいのかもしれないが、味はいたって普通。メニューも普通だが、インスタ映えはするお店、意外に中東からきたお客さんが多い。

かめや
新宿区西新宿1ー2ー10
0333443820

高田馬場駅

2018-04-13 05:00:10 | 日記

『鉄道シリーズ』その205。『私鉄の始発駅の次の駅』シリーズ第12弾、今回は西武新宿線の高田馬場駅と西武新宿駅を訪ねてみる。高田馬場駅が山手線の駅として開業したのが1910年9月、1927年4月には西武鉄道の仮駅が出来て、1928年4月に乗入れることとなった。

現在の西武新宿線は高田馬場駅(仮駅)〜東村山駅で開業、すでに開業していた本川越〜東村山間とつながったのである。そして1952年3月に高田馬場駅〜西武新宿駅間が開業するまでは高田馬場駅が始発駅であった。


JRの高田馬場駅に降り立つと駅のチャイムが『鉄腕アトム』に驚く。京王線明大前が明治大学の校歌なのだから、ここは『都の西北』と思ったのだが。出口は戸山口と早稲田口以外に西武鉄道乗換口があり、階段を上ると西武鉄道の改札となっている。

西武鉄道の高田馬場駅は2面2線の高架駅で1面は上りのみの単式ホーム、もう1面は上下共用の2面ホームとなっている。上りホームは次までなのか、殆ど待つ人もいない。


高田馬場駅で驚いたのが特急レッドアロー号の特急券の販売場所。小田急のロマンスカーは構内や駅の券売機で席の指定(通路側、窓側)までできるのだが、西武鉄道は窓口のみ、それも改札内にしか窓口はない(高田馬場駅改札外の窓口でも買うことはできない)。今回新たに拝島ライナーなどを増やすのならばインフラにも力を入れた方が良いのではないかな?

チャーハン炒王〜吉祥寺グルメ

2018-04-12 05:00:39 | グルメ

吉祥寺のチャーハンといえば私流には『さくらい』のしっとりチャーハンだが、チャーハン専門店の『炒王』の看板を見て入ってみた。

この店の看板メニューは『肉あんかけチャーハン』、月3回の500円チャーハンの日は列もできるようである。

店に入ると左側に食券の券売機、セットなど複雑で悩んだが、お得と書いてある『チャーハンセット』(830円)を選択、カウンターに座る。先客はなんと2名のみ。座るやいなや『大盛無料ですが、どういたしますか?』と聞かれ、うなづく。
すぐにコールスローというキャベツの千切りにドレッシングがかかっているものが提供、普通のキャベツの千切りである。そのあと、スープも登場。

すぐ横の厨房では料理人が中華鍋を振っている。5分ほどで揚げ餃子が到着、ピンクのソースがかかっている。食べるとオーロラソース、あまり相性が良くない。醤油の方がうまいが、まあ、止むを得ず3つ食べる。

すると肉あんかけチャーハンが運ばれてくる。上にはびっしり肉の細切りが入った餡がかかっている。まずは一口、思ったより味が薄く、チャーハンの油気も少ないのでインパクトは感じないが、まあ、そこそこ。

脂のない肉だが、餡がこれをうまく包み、チャーハンとの相性がいい。ただ、食べ進めるうちに飽きてくる。ラー油が置いてあるので辛さを聴くと、かっこ私は食べたことがないから分からないがお客さんの反応を見るとかなり辛そう、という返事が返ってくる。

それを聞いて用心深く掛けるがこれが辛い。少し調子に乗るとかなり効く。しかし、アクセントが弱いこのチャーハンにはうってつけ。ラー油を載せて一気に完食しました。ご馳走さまでした。


チャーハン炒王(チャオ)
武蔵野市吉祥寺南町1ー5ー5
0422246800

上中里駅

2018-04-11 05:00:44 | 日記

『鉄道シリーズ』その204。北区3つ目のマイナー駅は上中里駅である。尾久駅を出てまた線路沿いを歩く。周りには中小工場に加えて住宅やマンションが立ち並ぶが、人通りは少なく、途中に中学校があるくらいで名所旧跡には縁がなさそうな地域である。


東北本線に沿って歩くが、電車区の車両もE231系ばかりであまり面白くない。少し行くと目の前に巨大な構築物が見えてくる。実は北区が設置した跨線橋で上中里しあわせ橋と名付けられている。


階段は非常用のみで遅い動きのエレベーターを使う。橋の部分から電車区やスカイツリーがよく見えて壮観であった。その隣には幅の広い踏切もあり跨線橋を使わずとも向かいに渡れるが、高齢者など歩みの遅い人には跨線橋は安全性が確保されている。


線路を渡るともう上中里駅までは僅か、しかし、細い路地のような道しかなく、鍼灸院やスナックなどいくつか店はあるが、皆廃業済みで角の八百屋と銭湯の大黒湯くらいしかやっていない。


駅前通りにも人はまばら、すると目の前に新幹線の高架が見えてくる。これを渡るため階段をグルグル回りながら上り、ちょうどチューブのような橋を歩くと下に京浜東北線の駅が見えてくる。


上中里駅は出口が一つしかなく、駅前広場はあるが、パトカーが止まっていただけ。すぐ坂道にぶつかるので上るがこれが蝉坂。


この上には平塚神社があり、この参道に沿って上る坂道、江戸時代の後半にはあったらしく、名前は平塚神社はかつて城だったため、『攻む坂=せむさか=蝉坂』からきた名前なのかもしれない。


上中里駅は前の尾久駅よりさらに乗降客数(16年度)少なく、1日平均7640人。この静けさにはびっくり。しかし、一方は坂道、反対側は跨線橋、さらにその先は東北本線の跨線橋という地理関係からしてもやむを得ないかもしれない。

尾久駅から上中里駅までは1km、徒歩12分結構近いが地図で見ると電車区をぐるっと回ることになるので直線距離ではもっと近いはずなのだ。