hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

アパホテル社長カレー〜飯田橋ランチグルメ

2018-08-21 05:00:39 | グルメ

最近、カレー専門店が増加しているような気がしていたが、ついにあのアパホテルも進出したようである。というのは飯田橋駅近くのアパホテル1階に『アパホテル社長カレー』という店を発見。

入口の券売機で食券を買って入店。ラインナップに単なるカレーライスもあるが、やや寂しそうであるため、『社長カツカレー』(830円)にしてみる。

店内の装飾はなかなか豪華で何となく金色とアパホテルのカラーであるオレンジ色が多く配色、スタッフは丁寧で席に案内してもらう。

すると月曜日はポイント2倍か、ミネラルウォーター1本がもらえるサービスがあるというのでミネラルウォーターにすると元谷芙美子社長がにっこり笑っている写真付きのボトルをもらう。店は昨年11月オープンで広島、大阪に次いで3店舗目、首都圏は初進出とのことであった。

席に座って2分、すぐに銀色の皿に乗ったカレーが運ばれてくる。後から口コミで知ったのだが、金沢カレーはドミソースが効いたマイルドな風味が特徴のようで、殆ど辛みが感じられない、しかも粘度の高いルーがかかっている。横にキャベツの千切りを添えるのが金沢流かは分からないが、結構乗っていてこれを高級先割れスプーンで頂く。

味は悪くはないが、パンチに欠ける。カツは細かく、またサクサクに揚げてあるので良くあってはいるが。それに福神漬などトッピングが全くないのは寂しい限り。ココイチならばスパイスとソース、福神漬で味を調整できるのだが。

まあ、それでもゆったりとした雰囲気の中で満腹になりました。ちなみに13時を過ぎると100円引きになるようです。ご馳走さまでした。
アパ社長カレー飯田橋駅南店
千代田区飯田橋3ー1ー4
0332375111

百日紅

2018-08-20 05:00:32 | 日記

この時期の花といえばヒマワリやアサガオなどが思い浮かぶが、木の花としては百日紅と夾竹桃が挙げられる。百日紅の読み方は『サルスベリ』または『ヒャクニチコウ』と読む。後者は花の生きが長く、いつまでも日持ちするからのようである。

一方、前者は木の表面の古いコルク層が剥がれ落ちて、新しいすべすべした感覚の表皮が残るため、ツルツルしてさぞや木のぼりの上手い猿も滑り落ちるだろう、としてつけられたもので、『猿滑』と書くケースもある。しかし、これは人が勝手に想像しただけで、実際には猿は簡単に登るようだが。

久我山駅までの通勤路に大小様々な百日紅が花を付けているが、花の色はピンク、赤紫、白の3色。その割合はピンクや赤紫が80%で白系は少数派である。大木と言ってもせいぜい5mどまりのため、庭木には使われるのであろう。

また、あまり花をしげしげと見たことがなかったが、花の真ん中が黄色くなり、その周りを縮れた花びらが覆っている。ただし、結構落ちやすく見るときには注意がいる。


先日、埼玉県川口市見沼代用水路を散歩した際にはピンクの百日紅が道や水路に沿って植えられ、花びらが流れの遅い水路に落ちると、まるで桜同様にピンクの花筏を形成していたが、その美しさには驚いた。

また、白い百日紅は国立博物館の入口に背の高い木があって現在満開だが、隣のピンクの百日紅と好対照で中々美しい。

夏はいつまでも暑いが、それに負けることなく、咲き乱れている百日紅はまさに夏の花の象徴である。

みのがさ〜秋葉原ランチグルメ

2018-08-19 05:00:45 | グルメ

秋葉原のランチといえばラーメンやカレーなどを想像するが、実は立ち食い蕎麦屋の激戦区なのである。

秋葉原駅を出て昭和通りを渡り、左手に歩いて行くとまずは『富士そば』、赤い看板が『みのがさ』、新規開店の『なぜ蕎麦にラー油をいれるのか』、老舗の『あきば』と並んでいる。新規開店はともかく、これだけ競合しても生き残っているのである。

今回はみのがさにお邪魔する。みのがさは神田地区に3店舗あるが、チェーン店という感じは全くしない。厨房にはおじいさんとおばあさん、おじいさんは威勢がいい。こだわりは戸隠産の蕎麦と『鉄腕DASH』でも紹介されたカレーのようである。

これに従い、『そばやのカレーライスセット』(670円)、さらに50円足してきつね(油揚げ)を入れてもらう。蕎麦はゆでたてを供することもあり、5分以上待つ。

登場したのは黄色い昔ながらのカレーとやや小ぶりのきつねそば。伸びないうちにと蕎麦から食べ始める。ツユを一口、出汁がよく効いていて、立食い蕎麦にありがちな甘さや塩辛さがない。蕎麦も自慢するだけあり、細く、こしがある。これは中々美味い。

次にカレーだが、見た目通り昔からあるうどん粉カレー。しかし、その味はB級グルメというか、懐かしいだけでなく、出汁を入れているのか複雑な味で、中にはちゃんと鶏肉も入っている。また、赤い福神漬も嬉しい。

次から次に入店するお客さんの約半数がカレーセットを注文、季節はずれの涼しさで熱い蕎麦も美味い。ただ、食べ終わるとさすがに腹一杯、やはり私には少し多すぎるようである。ちなみに朝定B(390円 蕎麦+納豆+ライス)は安く人気がある。ご馳走さまでした。

みのがさ神田和泉町店
千代田区神田和泉町1ー3ー2
0338668720

東京大仏周辺

2018-08-18 05:00:46 | 日記

新高島平駅からスタートした坂巡りもあまりの暑さに一時中断して赤塚溜池公園でひと休み。都立赤塚公園の一角にあるのだが、この暑いのに太公望たちが釣り糸を垂れている。この溜池は周囲わずかに300m程度だが、無料で釣りができるらしく、のんびりと来るには良さそうである。

池を後にして東京大仏方向に歩き出すが、赤塚不動の滝への看板を発見。

あと270mとのこと、まずは美術館が出て来るが、今回は立ち寄らず滝を目指す。すると左側に不動の滝公園なるものが現れるが、肝心の滝がない。よく見ると水場と思っていた水が滲み出ている場所をよく見ると不動様の像が。


さらによく見ると水がわずかだが落ちている。等々力の不動の滝くらいの滝をイメージしていたが、水量は少なめ、ただ、この周辺は少し気温が低い気がした。

その先を右に曲がると赤塚山乗蓮寺というお寺がある。


大仏は境内右側に黒々としたお姿でお座りになっている。説明板によると『1974年に発願、1977年に完成。ここには元々赤塚城の二の丸があり、その戦没者、災害の犠牲者、世界平和と万民救済などのために建立したもの。


奈良・鎌倉に次ぐ大仏です』とある。高さ8.2m、重さ32t、青銅製とそれなりには大きいが、奈良・鎌倉に次ぐかどうかはやや疑問がある。ただ、上野大仏のように顔しか無いわけではなく、立派な大仏様に合掌をした。

ほかにも近くには植物園などがあり、まだまだじっくり見たいエリアではあるが、35℃の中ではこれ以上耐え難く、散歩は終了。それにしてもあの釣りをしていたおじいさん達元気なもんだ。

かおりひめ〜新橋ランチグルメ

2018-08-17 05:00:11 | グルメ

今日は朝からお台場に出掛け、12時10分前に新橋に到着。午後は1時から出掛けるので、すぐにランチと店を考える。駅前ビルのカレーやパスタを思いつくが、昨日のかつ丼のカロリーを考えると?やはり、もう少しさっぱりと考えたのが香川・愛媛両県がやっているアンテナショップの2階にある『かおりひめ』、香川の『香り』、愛媛の『媛』から作られた名前には感心する。

アンテナショップの2階に上がると12時いうこともあり、入りは8割程度でなんとか席を確保できる。

メニューには香川県のうどん、愛媛県の海産物を組み合わせたランチが多い。その中でうどんと鯛めしを組み合わせた限定メニュー50食(880円)をお願いする。


7、8分で御膳が到着。中身はうどん、鯛めしのほか、豆腐・さつま揚げの煮物と小鉢が2つ、さらに沢庵が付いてくる。しかも鯛めしは結構量もある。

まずは鯛めしから一口、鯛が炊き込まれていて香りたち、また、身も豊富に入っている。ホクホクしていた炊き立てのごはんをは美味い。

うどんの方はツユが驚くほど熱いが、麺は流石にコシがあって美味い。小鉢を食べながらまずはうどんを完食、しかもツユが美味い。これならばやや行儀は悪いが鯛めしの最後にこのツユを掛けて出汁茶漬けにしたくなるほどである。


アンテナショップと舐めている場合ではない。夜は居酒屋となるが、こちらは以前にお邪魔したことがあるがこちらもいい。

さらに地酒の種類も豊富なのが嬉しい。気がつくと満席、やはり皆良く知っているなと感心した。

かおりひめ
港区新橋2ー19ー10新橋マリンビル2階
0355372684

赤塚付近の坂道(1)

2018-08-16 05:00:14 | 日記

『江戸の坂、東京の坂』その108。今回は赤塚付近の坂道を歩いてみる。この企画も実は弱い部分がある。東京の中心部にある坂道を行き尽くしつつあることではなく、夏これだけ暑いと体力的に厳しく、日が照りつける中地図を見て歩く厳しさ、さらに坂を登る辛さが加わるともう少し涼しくなってからと考えてしまう。今回は都営地下鉄三田線新高島平駅を降りて赤塚方面を目指す。

高島平というくらいで駅周辺には整備された道路と規則正しく並んだ高層住宅群が並んでいる。駅を降りてその中をまっすぐ行くと右手には都立高島高校、さらに首都高速5号線を目指す。


高速道路と交わる高島大門の交差点を越えた先に上り坂が出てくるが、これが『山の坂』。

これは諏訪神社の東側に『山の家』と呼ばれた田中家があり、その家の裏からの坂道であったため、山の坂と言われた。但し、当時とは少し道が改修されている。


この長い坂を登って行くと右手に赤塚諏訪神社が出てくる。この神社は田遊びという豊作祈願の神事を行うことで有名である。向かい側には都内では珍しいブドウ園、となりは竹の子公園となっている。


このあたりからは下り坂となり、新大宮バイパスと平行に走る道に出るが、これを右に曲がると下り坂になる。この坂が『馬坂』。現在は新大宮バイパスができたため、大きく改修されたが、元は牛や馬が通れるよう開削した道であったため、この名前がついた。


人はというと現在は赤塚公園の中にある『しったり坂』をもっぱら使ったようである。大門は高く、高島平方面は低い地形であったため、田んぼのある高島平に通うための道として使われた古道。階段のくねくねした道でその由来は急坂のため、腰を落として歩くから『尻垂れ坂』、これが転じたなどと言われる。現在は一部の公園利用者しか使っていない薄暗い道である。


赤塚公園を後にして新大宮バイパスを歩道橋で越えていくと赤塚溜池公園に出る。その向かい側にある崖と下の道をつなぐ階段が『赤バッケ坂』、昔は階段でなく赤土そのものの坂道で、崖はハケと同義語、つまり赤い崖の坂からこの名前が付いている。因みにこの辺りには同様の階段が多くあるが、以前は坂道であったようである。今回はこの坂道で終了、改めて残りの坂道を歩いてみたい。

鳩ヶ谷駅

2018-08-15 05:00:15 | 日記

『メトロに乗って』その89。このシリーズも89回目、東京メトロの駅数が179、都営地下鉄が106、これらは重なっている駅もあるのでかなりの駅に降りてみた。今後はこれ以外の地下鉄の駅、横浜地下鉄・埼玉高速鉄道・西武有楽町線なども含めて訪問することにしてみた。今回はその第一弾として埼玉高速鉄道鳩ヶ谷駅周辺を歩く。

鳩ヶ谷は2011年に川口市に吸収されてしまったが、それ以前は人口約6万人の市で蕨市に次いで面積の狭い市、さらに2001年に埼玉高速鉄道が開通して鳩ヶ谷駅・南鳩ヶ谷駅ができるまでは公共交通機関の駅が全くない市であった。

その素敵な名前の由来は諸説あるが、平安時代の書物に『武蔵国足立郡発度郷』という地名があり、これを『ハット郷』あるいは『ハト郷』と呼び、これに漢字の鳩を当てたとも言われている。

埼玉高速鉄道で鳩ヶ谷駅を降りると目の前に松平健の看板が立っていて、日光御成街道鳩ヶ谷宿と書かれている。階段を上がると旧市役所(現在の川口市役所鳩ヶ谷庁舎)となっており、隣接して市民センターも建てられている。

前には北本通り(国道122号線)、その先の里交差点では日光への古道・日光御成街道と交差している。

町歩きはこの里交差点を右に曲がり、少し先を左に入ると見沼代用水路に沿った見沼遊歩道の宮下橋に出る。これを水路に添いながら右に曲がってみる。


見沼代用水路は江戸中期・享保年間に作られた灌漑用水で利根川に源を持ち、行田市から東京都足立区まで15000haに農業用水を提供しているもの。両側には遊歩道が整備されていて今はムクゲと百日紅が満開。特にピンクの百日紅の花が水面に落ちて花筏となっているのは美しい。


その先の吹上橋には欄干の上に子供の像があって可愛らしい。橋を渡ると一里塚の跡がある。


これを左に少し歩くと赤い鳥居が出てくるのでこれをくぐってしばらく行く。すると鳩ヶ谷氷川神社の前に出る。


この神社は鳩ヶ谷宿、辻村、里村の鎮守として1394年に建てられたと言われる。その後、周囲の18社を合祀しており、現在に至っている。立派な本殿にお参りするが、太陽がさんさんと照り付け、汗まみれ。次はさて法性寺と思ったが、あまりに日差しがきつくて国道121号に向かう。遊歩道の途中に水門もあり、なかなか風情がある。


そこから国道121号線まで歩き、慌てて鳩ヶ谷駅に潜り込む。次はもう少し良い時期に来たいものである。

宇奈とと〜神田ランチグルメ

2018-08-14 05:00:33 | グルメ

一度涼しくなると涼しさに身体が慣れて、また、猛暑日に外回りをするのはかなりきつい。そんな状況を何とかすべく神田駅近くをウロウロ。

西口から伸びる西口商店街に鰻屋が軒を連ねるため鰻屋通りとも呼ばれている。入口近くの『うな正』は国産ウナギを廉価で出すので有名、次の『おお葉』は値段は普通、うな丼は3800円である。そして、『宇奈とと』は最安値は500円でうな丼が食べられる店。本当はうな正を狙ったのだが、列が長く、やむなく宇奈ととに。

店の中でウナギを焼いているからいい香り。下からウナギ半切れの『うな丼』500円、ウナギ一切れの『鰻重』800円、ウナギ半切れが2つ乗った『うな丼ダブル』が1000円。これに肝吸い(150円)を注文。

ちゃんと焼いているから少しは時間がかかる。その間に隣のおじさんに『鰻重』が運ばれて、すごい勢いで食べ始める。

あっと言う間に食べ終えるが、勘定の際におじさんは『うな丼だから500円』と主張、『俺はこれを注文した』とメニューを指差して言うことを聞かず、空いた器はお重なのに。最後は店の人が折れていた。そんな奥には外国人の集団がいるなど多彩なお客さんがいる。

私のところにようやくうな丼が到着。うな丼にはウナギの蒲焼が2つ乗っている。これに山椒をたっぷりかけて、さらに少しウナタレも掛けてかぶりつく。多分、日本産ではない大ぶりのウナギではあったが、しっかりと脂がのり、美味い。

タレの染みたコメもやはり美味い。気がつくとカキコんでいる自分に気づく。食べ放題の柴漬け、一切れだけきもが入った肝吸いにも箸を伸ばしながら、完食。

やっぱり、くたびれた時にはウナギですよ。古くは平賀源内が言う通り、元気が出ました。気分的には。ご馳走さまでした。なお、店の写真を撮ろうとしたら、店員さんにVサインされていました。

宇奈とと神田店
千代田区内神田3ー10ー2
0335266969

西大島駅(2)

2018-08-13 05:00:30 | 日記

『メトロに乗って』その91。西大島駅の続き、砂町銀座を出て反対側に渡り、元来た道を戻る。なぜか砂町銀座の近くにはいろいろな医院、耳鼻科、歯科、皮膚科などが並んでいる。

Ario北砂まで戻り、小名木川駅前の信号を左に曲がる。両側に商業施設が並び、突き当たりには亀戸から分かれ、越中島駅まで続く貨物線を見ることができる。

突き当たりを右に曲がると小名木川に架かる鉄橋が見えてくる。この辺りにかつての駅舎があったのであろう。その橋脚を見ても中々の時代ものである。


小名木川に面した通りが塩の道として解放されているため、左に曲がると『釜屋の渡し』を示す標識がある。大正から昭和17年頃まで渡船があり、また、鋳物工場が多かったため、この名前が付けられたようである。


その先には珍しいクローバー橋、小名木川と横十間川の2本の運河が垂直にクロスしている珍しい橋で上から見ると四葉のクローバーのように見えるからこの名前がある。平成6年に作られた人道橋で珍しいのは橋のところに小さなマイクロ水力発電施設があることである。


橋を右のほうに歩き、釜屋堀通りをひだりへ。さらに貨物線を越えたあたりを左に曲がり、新大橋通りを目指す。


途中いくつかの鉄橋があり、どれも味があって見るだけで楽しい。上を貨物列車が通過すれはより楽しいのだが、遂に何も来ないまま新大橋通りに出てしまった。


そしてスタート地点の西大島駅、道のりは遠いが、勾配は橋の前と後だけに散歩には向いている地形である。

西大島駅(1)

2018-08-12 05:00:39 | 日記

『メトロに乗って』その90。今回は都営地下鉄新宿線西大島駅で降りて周辺を歩く。西大島駅は明治通りと新大橋通りの交差点に位置し、まずは明治通りを南方向に歩き出す。


すぐに五百羅漢跡、正式には黄檗宗五百羅漢寺の後の碑がある。江戸時代には松雲元慶禅師が創建した五百羅漢寺があり、526体の羅漢像と三匝堂があった。


三匝堂はさざえ堂とも呼ばれる作りで江戸名所であった。実は私もさざえ堂は会津若松で見たことがあるが、その不思議な構造には当時の人はさぞや驚いたであろう。

明治通りを行くと左手には大島四丁目団地、かなり大規模な団地である。


その先には小名木川に架かる進開橋、この辺りの橋は地面が低いことから必ず上り坂になっている特徴がある。

大型商業施設『Ario北砂』が見えて来るが、信号には『小名木川駅前』とある。

実はこれを左に曲がった辺りにかつて小名木川駅という貨物専用駅があったのだが、2000年に廃止され、その跡地開発としてできたのが、イトーヨーカドーを核テナントとしたArio北砂なのである。

駅跡は後回しにしてそのまま明治通りを歩く。すると3つくらい先の信号に砂町銀座入口とあるので左側に続く商店街を歩く。有名な商店街ではあるが、戸越銀座などに比べとにかく道が細いのに驚く。商店街に多いのは魚屋や八百屋よりも惣菜を売る店。焼き鳥、サラダ、寿司、煮卵、煮豆など。素材も扱うが、中華まんやフライ、焼き魚がメインという店も多い。


また、今ではなかなか見ない洋品店や帽子屋なども頑張っていて、意外なのはパチンコ屋も何軒かあった。歩いていると自転車で来た漬け物をうるおじさん、200円の漬け物に10000円札を出されて、『釣りがないので次でいいや』というと買った方のおじさんもいい人らしく、『次いつ来るか分からないし、他の店で買ってからまたくるわ』それを真顔で言う商店街の良さを感じた。

やはり一番混んでいたのは魚勝、店の中にははち切れんばかりの人がいた。(以下、次回)