hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

『中央区スタンプラリー』に参加③

2021-03-21 05:00:00 | 日記
『中央区スタンプラリー』第3回目。6つのスタンプを押し、次は築地地区を歩く。東京メトロ日比谷線築地駅で降り、地上に上がると大きなインド風の建物があるが、これが築地本願寺である。



ここもスタンプラリーのポイントのため、本堂に向かおうとすると駅の出口近くでポスターを発見、7つ目のスタンプをゲットする。




以前本堂はお参りしたことがあったので本堂前の色々な碑を見て回るが、たくさん並んでいる。いくつか紹介すると陸上交通殉難者追悼碑、台湾物故者遺骨安置所の碑、さらに親鸞上人の銅像などである。



その後、築地場外市場に向かう。コロナ禍もあり、人はまばら。旧市場棟に隣接する建物の中に築地観光案内所があるが、すでに休業中、ただ、スタンプラリーのポスターは掲示されていて8つ目のスタンプをゲット。


次は東京メトロ有楽町線新富町駅まで歩き、お隣の月島駅で下車。出口を上がると月島もんじゃ振興協会にポイントがある。何なく探し当て、9つ目のスタンプをゲット。



さらに有楽町線銀座1丁目駅で10個目のスタンプをゲット、あと完集まで4つとなった。(以下、次回)

『奇貨』を知っていますか。

2021-03-20 05:00:00 | 日記
『改めて日本語を考える』その27。ある文章を読んでいて『奇貨』という言葉が出てきた。大学時代に学んだ刑法の判決文にもあったような遠い記憶はあるのだが、うろ覚えの言葉はちゃんと調べてみることにした。

辞典によると『奇貨』はまさに字の通り珍しい品物や財宝を意味する。特徴はこの価値は素人には分からないが、よく知っている人の間では価値はある。そのため、せっかくの希少品を売りに行っても買い叩かれてしまう。どんな稀少品も売り方が大切で『奇貨』はうまく取引できれば大きな利益を生むチャンスということになる。

『奇貨居くべし』というフレーズは司馬遷の記した史記に出てくる。秦の時代に秦の商人・呂不葦は秦の太子の庶子である子楚を異国で見かけた。その際に子楚は人質として暮らしていると聞き、後々役立つだろうと保護した。すると後に子楚は秦の王に、そして呂不葦は宰相となった。こうしたいずれは役立つだろうものは予め手に入れたほうが良い、ということを『奇貨居くべし』と使ったのである。

それならば『奇貨』が法律に出てくるのはどういう場合なのか。法学部出身の人ならば必ず見たことがある『宇奈月温泉事件』の判決文に『所有権に対する侵害又はその危険の存する以上、所有者は〜(中略)〜裁判上保護を請求し得るべきや勿論なれとも、その侵害による損失にたらず而も侵害の除去著しく困難〜(中略)〜場合において第三者にして斯かる事実あるを【奇貨とし】不当なる利得を図り殊更に〜』とある。簡単に言うと莫大な資金を使って温泉の管を引いたXに対し、その管が通る僅かな土地を(奇貨として)買ったYが(除去するにはまた莫大な資金が必要となることを知りながら)これを除去しろと訴えた裁判で大審院(今の最高裁)が権利の濫用を認めた有名な判決である。


長くなったが、『奇貨として』とは従来は『(悪いこととして)相手側が知らないことに付け込み、自分にとって利益となるように利用する』、言い換えると知らないことを逆手に取り、法外な利得を得るという意味で利用する。

しかし、最近のネットで調べた見出しを読んでいると『コロナ禍を奇貨として東京一極集中を是正する』『コロナ禍を奇貨として教育をグレードアップ』『コロナ禍を奇貨として医療大国を目指せ』と『(肯定的に)うまく使ってよくしていく』と変わってしまっているようだ。

『大正・昭和の建物を訪ねて』〜日暮里、根岸編

2021-03-19 05:00:00 | 日記
『大正・昭和の建築物を訪ねて』その14。日暮里から根岸まで散歩する中で看板建築などの懐かしい建物をクリップしてみた。



日暮里駅東口から線路に沿って続く道にはまだまだ懐かしい建物がならぶ。右手に見える看板建築は間口も広く立派な二階建。サッシは新しくなっているが雨戸の戸袋に描かれた模様、横に茶色のラインは粋である。



営業していない?蕎麦屋『尾張屋』、お品書きは残っているが、かけそば350円は安すぎるのでは。日除けは新しいが。



その向かい側にある看板建築物、2階は雨戸が閉まったまま、戸袋の模様がいかにもおしゃれである。

御隠殿坂と反対側、交差点に面した角をうまく使って建てられた看板建築物。3階建ではあるが、3階部分は屋根がなく、現役かは不明。しかし、自転車も植木鉢もあり、医院か床屋などをやっていた跡なのか。両側を高いマンションに囲まれて寂しそうである。

広い道が狭くなり、住所が根岸に変わると懐かしい街並みがところどころ。あまり大きくない看板建築物。モルタルは修復しているのになぜ2階の手すりは赤く錆びているのか。入口が左側のドアと正面の引戸、どちらを使うのか、などと余計な興味が沸いてしまう。

看板建築物ばかり注目しているうちに見つけた懐かしい木造建築物。手すりやサッシは新しく直してあり、今も十分現役、奥行きは結構ある。(以下、次回)

更科丸屋〜東日本橋ランチグルメ

2021-03-18 05:00:00 | グルメ
薬研堀不動尊にお参りして、七色唐辛子を購入したら昼になった。近くに蕎麦屋でもないかと探して、『更科丸屋』という風格のあるお蕎麦屋さんを見つけた。

12時15分という微妙な時間だったが、それほど広くない店内にはポツリポツリと2組いるだけ。店内のテレビはニュースをやっているが、静かなもの。店に入ると壁には懐かしい木の札が下がり、蕎麦の名前と値段が書いてある。



後からきた客が2組連続で鴨せいろを頼むので私も鴨せいろ、850円は安い。店のおばあさんが『大盛、普通』と聞くので思わず『普通』と言ったが、大盛でもよかったかもしれない。

蕎麦はすぐに到着、しかし、蕎麦は締めたてのように瑞々しい。面白いのは薬味、ネギ、ワサビはわかるが、うずらの卵と大根おろしも付いてくる。



私はネギだけ出汁に入れ、蕎麦を軽くつけてひと箸。出汁は温かく、小さめの鴨肉が入っている。味は甘辛く、濃いめのため、少し付けて頂く。鴨肉の香りがしてかなり美味い。蕎麦の量はそこそこあり、満足はいくが、大盛でも十分頂ける。

蕎麦を頂いた後、ワサビをとき、蕎麦湯で割って飲むが、これがいい。



いわゆる老舗ではなく、あくまでも街の蕎麦屋ではあるが、お客さんが入店するたびにご主人が『いらっしゃいませ』『ありがとうございました。またよろしくお願いします。』という大きな声を掛けてくれる風情がいい。

それにしても鴨せいろばかり出る店であった。ご馳走さまでした。
更科丸屋
中央区東日本橋2ー12ー2
0338516892

薬研堀不動尊と七色唐辛子

2021-03-17 05:00:00 | 日記
『中央区スタンプラリー』第2回目。スタンプラリーのポイントに東日本橋駅近くの薬研堀不動尊があるため、早速向かう。数年前に行ったことがあるが、人形町からは歩いても行ける距離にある。



東日本橋駅を降りて通りに出る。広い道を行くと、右手に参道の入口が見え、後は指示に従って歩く。六叉路を右に曲がるとすぐ、現在は階段を登ったところにコンクリート製の本堂がある。階下には白梅、階段にはパンジーなどの花が植えられている。



本堂に到着、中に入ると真ん中に不動明王像がある。この像は1138年に真言宗の中興の祖といわれる興教大師・覚鑁上人が厄年が無事越えられた御礼に彫ったもの。元は紀州・根来寺に安置されていたが、豊臣秀吉による兵火を逃れて1591年にこの地に堂宇を建立した。その後1892年に川崎大師東京別院となった。



小さいが立派な像で左側が大日如来、右側が阿弥陀如来の三尊である。戸を開けて参拝、また、6番目のスタンプはポスターが入口に掲示されていた。お寺でペペロンチーノの素を売っているのを発見、外で花の手入れをしていた女性に聞くと薬研堀は七味唐辛子が有名、最も大きな店は浅草に移ってしまったが、もう一軒の大木唐辛子店は今も近所で七味を作っている。

このペペロンチーノの素は大木唐辛子店の物を使っているとのこと。私は店の場所を聞いて訪ねることにした。



大木唐辛子店は薬研堀不動尊からは3分くらい、店内には人が1人しか入れない小さな店。店内には七味唐辛子入れの大きな瓢箪も飾られている。店の人に聞くと、浅草の店は『七味唐辛子』だが、ここは『七色唐辛子』と違う。せっかくだからと小さな中辛の七色唐辛子と缶を求めてお土産とした。




白木蓮と辛夷

2021-03-16 05:00:00 | 日記
コロナ禍であっても春は確実にやって来る。正月を過ぎるとウメの花がほころび、ウメが終わるとオカメザクラや緋寒桜などが一斉に花をつけ始める。

次に咲く花はというとソメイヨシノと行ってしまいがちだが、その前に久我山ではハクモクレン(白木蓮)とコブシ(辛夷)が咲き誇っている。両方ともモクレン科の樹木だが、そのためか、区別がつきにくい。それではトップに置いた花はどちらかわかりますか?

(ハクモクレン)
花の色はいずれも純白、さらに葉が出る前に花が咲き、木全体を花が覆う、咲く時期もほぼ同じ(同じモクレン科の紫木蓮は少し遅い)ため、中々区別がしづらい。



(ハクモクレン)

町を歩いていてどちらかわからない時に思い出して頂きたいのが3つのポイントである。①花の向き・ハクモクレンは上に向いて咲くが、コブシはさまざま、前を向いて咲くことが多い、②花弁のつき方・ハクモクレンは花の根元がチューリップのようにまとまっているが、コブシは花弁の切れ込みが深く、雄蕊や雌蕊が見える。



(コブシ)

③花弁の厚さ・ハクモクレンは厚みのある乳白色に近い花弁に対し、コブシは薄く、風が吹いている時はひらひらと揺れる。また、花弁の枚数はハクモクレンが9枚(うち3枚は萼だが、花弁のように見える)に対し、コブシは6枚である。


(コブシ)

ところでコブシを漢字で書くと『辛夷』となるが、これは中国語でモクレンを表す。というのはモクレン族の蕾を乾燥させて作る生薬(鎮痛薬、鎮静薬、鼻づまり、花粉症などに薬効がある)の名前が辛夷(しんい)であるためで、日本原産のコブシは中国では日本辛夷と表記される。


(コブシ)


(ハクモクレン)

堀辰雄の小品に『辛夷の花』というのがある。奈良に向かう途中、中央本線の木曽川沿いの車窓から辛夷の花が見えたと小耳に挟んだ作者が車窓から花を探すが見つけられない。このことを本を読んでいたはずの妻に話すと『あら、ごらんにならなかったの』と言われ、さらに車窓から見るが、結果見ることができない。



(コブシ)

諦めて春最初に咲く真っ白な辛夷の花を心の中に思い描くという筋で堀辰雄の負け惜しみも含む心情が面白い作品である。私は辛夷と聞くと高校の教科書で読んだことを今になっても思い出してしまう。
コブシもハクモクレンもいずれの花も美しく、木全体に花のみが咲くためか鮮やかで足を思わず止めてしまう。



(紫木蓮)
☆ちなみに最初の写メはコブシです。


島のレストラン〜日本橋ランチグルメ

2021-03-15 05:59:00 | グルメ
今日は中央通りをぶらぶら歩き、日本橋室町4丁目にある淡路島洲本市のアンテナショップ『すもと館』にお邪魔した。以前にも行ったことがあるが、淡路島の名産、例えば特産の玉ねぎを使ったドレッシングやスープ、海苔や地ビール、柑橘類など種類も多い。

今回のお目当てはその一角にある『島のレストラン』、メニューは淡路牛の牛丼、ローストビーフ丼、しらす丼。しかし、私が気になっていたのは『淡路島の美味しいカレー』(700円)である。

玉ねぎをはじめとする島の野菜に淡路牛を煮込んだもので値段もお手頃である。食券を買ってテーブルで待つと店の人が一つずつ持ってきてくれる。イメージ的には学園祭の模擬店のようである。

少し経って出てきたカレーは真ん中にご飯が型に抜かれ、カレールーがたっぷりとかかっていて、その上にたっぷりのフライドオニオン。まずは一口、日本風の小麦粉でトロッとしている。味は玉ねぎなどの野菜の甘味が最初に来るが、意外にも後から辛味がやってくる。

ごく普通に見えるカレーだが沢山の野菜や肉が煮こまれていて美味い。量的には多いとは言えないが満足、5分で完食。できれば福神漬くらいあれば嬉しいが。ご馳走さまでした。

食後にショップをぐるり、レモンとオレンジのピールにチョコレートを浸した菓子を購入。赤ワインのつまみになりそうである。


島のレストラン
中央区日本橋室町4ー4ー3すもと館内
0368112272

『中央区スタンプラリー』に参加①

2021-03-14 05:00:00 | 日記
ふとしたことから中央区観光協会の人と知り合った。何回か伺っているうち、『そういえば、スタンプラリーはお好き?』と聞かれ、嘘をつく訳にもいかず、『好きな方です。』と返した。すると『スマホお待ちですよね。このバーコードを読み取るとスタンプラリーに参加できます。』と言われてアプリを入れた。すると『中央区スタンプラリー』がスマホ内にサイトができた。つまり、スマホがスタンプカードとなるタイプである。



中央区は事務所もあることから色々なところを通過する。まずは降車駅の水天宮前駅直結の箱崎エアターミナル、2階に上がったところにポイント①を発見。あとはサイトを開き、バーコードを読み取るとサイト内の決められた位置にスタンプが押される仕組み。手も汚れず、余計なところにも触れず、コロナ時代にはぴったりである。



人形町のもう1か所は『大観音寺』、昼飯時にそばを通るが、お参りしてもポイント②らしきものはない。周りを見て回ると階段の下にポスターを発見、早速押印する。


近いスポットは三越前駅直結の『日本橋案内所』③と日本橋の欄干の隣にある『日本橋観光案内所』④この辺りはすぐに集まった。





少し離れてはいるが、東銀座駅直結の歌舞伎座地下にある『木挽町広場』⑤は場所は分かっているが、ポイントが分からない。

入口にあるお弁当屋さんに尋ねると出て左側にある案内所の前にポスターが貼ってあるとのこと。これでまずは5か所完了、7か所集めると賞品のエコバッグが貰えることになる。(次回に続く)

中華そば 三浦(再訪)〜日本橋ランチグルメ

2021-03-13 05:00:00 | グルメ
少し日本そばにも飽きたので今日はラーメンというか、中華そばを食べに行くことにした。日本橋小網町にある『三浦』という広島風の中華そばを食べさせる店、緊急事態宣言前はいつも混んでいて11時40分頃に到着する様に行く店である。

今日は11時50分に到着したが、先客は1名のみ、やはりかなりコロナの影響がある。

この店はシンプルな中華そば(800円)、青唐辛子そば、辛胡麻そば(いずれも1000円)とややお高め。半ライス、税込ではあるが。

早速、辛胡麻そばをライス付でお願いする。暇なのでぼんやり外を見ているとやはり人気店、混雑ぶりを見て空いているのを確認後、ぽつりぽつりと入店が続く。

到着した辛胡麻そばは白っぽいスープに鮮やかな辣油がかかっていて、一口飲むと辛い。ただ、タンタンメンの店に比べて甘い味噌がないため、しっかりと胡麻の味がストレートに来て、それに辛味が被さる。

麺は細麺ストレート、やはりこれが1番好み、さらにモヤシも広島名物細もやし、歯応えがいい。



チャーシューは薄いながら4枚も入っていて私はこれでご飯を頂く。普通のラーメンにおかずとライスという選択もあるが、私は辛胡麻そばか青唐辛子そばを常に選んでしまう。夜もおかずがたくさんあり、リーズナブルな居酒屋になるのだが、今は厳しいのかもしれない。

辛胡麻そばを食べると、次は青唐辛子そばが食べたくなる、後を引く名店である。ご馳走さまでした。

中華そば 三浦
中央区日本橋小網町13ー8
0362318842

久我山散歩④〜散歩で出会う野鳥たち

2021-03-12 05:00:00 | 日記
久我山を散歩していると多くの種類の鳥を見ることができる。まずは神田川沿いを歩くと、秋から春にかけて川の中に鯉と混じって鴨の仲間を見ることができる。



久我山橋から井の頭公園より場所にはカルガモやマガモがつがいで冬を越している姿を見ることができる。井の頭公園の池から移ってくるのかもしれない。



また、川の周辺を見ているとサギの仲間をよく見る。川に餌となる小さな魚がいるのか、シラサギやゴイサギなどが川に入り、じっと川面を眺める姿を見せてくれる。昨年末からはアオサギが富士見ヶ丘検車区の向かい側で営巣していて、つがいなのか、2羽がいる。写メでは1羽は木に隠れて見えないが、もう1羽はよく見える。

飼われていた鳥が逃げて野生化した姿も見る。シジュウガラや文鳥、セキセイインコが群れになっている。今日は大きめの美しい緑色をしたインコの姿が木の上にじっと止まっているのを見つけた。人に慣れているのか、私をみても逃げようとしない。



電信柱や電線にはヒヨドリ、オナガ、ムクドリが止まって鳴いているのをよく見る。さらに庭にやってきて咲いている椿の花びらやセンリョウ・マンリョウの実などをごっそり食べてしまう。

春近くなるとメジロのつがいがやってきて可愛らしい。ついに警戒心の強いウグイスまでくることもある。この時期、食べ物が少ないのかも知れない。

久我山は東京23区のはずれにあり、環八の内側に比べて3℃近く寒いという欠点もあるが、緑多く、川も流れていて、少し散歩するだけで野鳥に出会えるのは楽しい場所である。