早川由紀夫群馬大学教育学部教授というのは、なかなかの人物である。菅直人元首相や民主党政権が、昨年の福島第一原発事故で、どのような犯罪的なことをしでかしたかを、自分のブログで執念深く追及しているからだ。子供の日の今日は、昨年3月20日11時30分に更新された首相官邸のホームページを掲載し、「東北、関東の方へー雨が降っても、健康に影響はありません」という見出しで、国民をペテンにかけたことを批判している。それと同じ内容を、当時の枝野幸男官房長官も、テレビで喋っていたはずだ。しかも、嗤ってしまうのは、「場合によっては、雨水の中から、自然界にもともと存在する放射線量より高い数値が検出される可能性がありますが、健康に何ら影響の無いレベルの、極めて微量のものであり、心配ない範囲内であるという点では普段と同じです」と述べているのは、すでにその段階でメルトダウンしているのを知っていたので、あらかじめ放射線量が高くなることを予想していたことだ。それでいて、健康には影響がないと言い切り、国民に対して、公然と嘘をついたのである。早川教授は「雨に心配ないとするこの通知がもっともひどい対応だった。この通知を信じた首都圏3000万人のうちのかなりが、翌21日から23日までの雨に当たって被ばくした。ここに掲げて長く記録する」とブログに書いている。過去の首相官邸のホームページを載せただけとはいえ、そのメガトン級の破壊力は、民主党政権を吹き飛ぶには十分ではなかろうか。
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