日露戦争の旅順陥落について「進歩的な、すすんだアジアは、おくれた、反動的なヨーロッパに、取り返しのつかない打撃を与えた」(「旅順の陥落」)と評したのは、誰あろうロシア革命の父ウラジーミル・レーニンその人であった。今、日本が直面している中共との衝突の危機は、まさしくそれの再現ではなかろうか。自由な選挙も行わず、国民の基本的人権も無視し、少数民族を殺戮する反動国家中共に対して、進歩的な日本ががっぷり四つになっているのだ。とくに尖閣諸島をめぐっては、石原慎太郎が東京都で購入することをぶち上げた途端に、寄付の申し込みが殺到し、5月9日現在で、2万8231件の3億7229万9096円が集まった。平成の世にあっては、お上の命令でどうなるものでもない。多くの国民は民主党政権の外交的な無策ぶりには、腹立たしい思いを持っている。それだけになおさら、国民の声が一つになって、反動国家中共に抗するべく、日本人は身構えつつあるのだ。中共に頭の上がらぬ民主党政権は、武力的な挑発にも、まともに対応するすべを持たない。それは民主党主流派も、小沢グループも大差がない。第一線で国防の任にあたっている海上保安庁や自衛隊に向かって、後ろから石を投げるようなものである。そんなだらしない民主党政権を無視して、心ある国民が立ち上がったのである。レーニンの言葉を、もう一度私たちはかみしめるべきだろう。
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