草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国会事故調でしどろもどろの答弁に終始した佐藤雄平を嗤う!

2012年05月29日 | 災害

 ユーストリームがなければ、福島県知事の佐藤雄平の愚かさも伝わらなかっただろう。電力労組の応援によって民主党の公認候補として参議院に当選し、それから県知事に転身したのが雄平ではなかったか。だからこそ、前知事の佐藤栄佐久が反対していたプルサーマルの導入に対して、ホイホイと受け入れたのではなかったか。いくら新しい知事になっても、経産省の保安院などは、津波対策などでハードルが高くなることを予想していた。それだけに、わざわざ福島県に真意を確認したほどだ。しかし、雄平は勝手にハードルを下げてしまったのである。国会事故調に雄平が参考人として招致されたことで、そのとんでもない事実が明らかになった。スピーディを隠したことや、福島県の子供たちが現在も被曝していることに関しても、意味不明な答弁に終始した。知っていて当然のことも、口ごもってばかりいた。そして、返答に窮するたびに、後ろにいた県の職員にアドバイスを求める体たらくであった。前首相の菅直人の答弁も度し難かったが、無能な指導者のときに、原発事故という最悪のことが起きてしまったのである。猛省を促したいのは、福島県内のマスコミである。知事としての資質よりも、雄平と一緒に酒を飲んだとかのレベルで、簡単に籠絡されたことを恥じるべきだ。昨日と今日の二日間、国会事故調がユーストリームによって中継されたことで、国から県までの民主党の犯罪が誰の目にも明らかになったと思う。


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原発事故の真実伝えなかったマスコミは民主党政権と同罪だ!

2012年05月29日 | マスコミ評

 高倉健の「唐獅子牡丹」の歌ではないが、「白を黒だと言わせること」を平気でやらかすマスコミのいい加減さを、今になって多くの日本国民が思い知ったのではなかろうか。ここにきてようやく福島第一原発事故の全貌が明らかになりつつある。この間日本のマスコミがやってきたことは、まさしく民主党政権の広報機関であった。国民に真実を知らせる努力は皆無に近かった。唯一真実に迫ろうとしたのはネット言論だけであったが、ネット上では民主党政権を擁護する工作員との間で、激しいバトルが繰り広げられた。菅が引きずりおろされることは、民主党にとって一大打撃であるからだ。そして、それは現在も継続中である。昨日の国会事故調をユーストリームで見ていた人は、前首相の菅直人が糾弾されているのを、目のあたりにしたはずだ。しかし、それをNHKを始めとするどこのテレビ局も生中継しなかったし、マスコミの手にかかると、まったく違う代物になってしまうのだ。いくら菅が醜態をさらしても、それを国民に伝えることはしないのである。初期の段階からあらゆる情報が入っていたにもかかわらず、それを国民に公表しなかったことに関して菅は「知っていても裏付けがなければ発表を差し控えた」と弁解した。それはいうまでもなく、民主党政権による報道管制を認めたようなものだ。そうした方針に、マスコミも横並びで協力したのである。国民を騙した点では、マスコミは民主党政権と同罪なのである。

 
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