草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ジャーナリスト失格の福島民報と福島民友を嗤う!

2012年05月18日 | マスコミ評

 私がコラムじみたことに手を染めたのは、まだ20代後半であった。会津若松市内にあった夕刊紙にスペースをもらって、勝手なことを書き散らしていた。そこには反骨の気風を持った書き手がいて、利権屋の木村守江県政とは真っ向から対決していた。県からの広告も一切拒否していた。小さな新聞で部数はそれほどでもなかったが、ある種のプライドがあったのだ。その意味からも、御用新聞と化した福島民報や福島民友にはガッカリする。今日の福島民友では、ワラビやコシアブラが県内の5市町で出荷停止になったことが、2段見出しの10行であった。福島民報にいたっては一段見出しであった。民主党政権や県に気を使っているのが見え見えである。さらに、目下、日本全体の最大関心事である福島第一原発4号機についても、福島民友は1段見出しで、わずか10行。それも東京電力の発表を載せただけだ。最悪4号機が倒壊し、放射性物質が噴き出せば、250キロ圏内は全て避難とまでいわれているのに、その程度の扱いなのである。環境省から広告がバンバン出ていることもあり、スポンサーには逆らえないとしても、それではジャーナリスト失格ではなかろうか。それでいて、できもしない除染に関しては、どんどん紙面を提供している。福島県民のことなどどうでもいいのだろう。4号機の記事が小さく紹介されていることについて、私の知り合いもかなり憤っていた。福島県民に信頼されなくては、誰も購読しなくなるわけだから、福島民報と福島民友は即刻目を覚ますべきだ。

  
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菅のせいで原発事故の初動対応が遅れたことが発覚!

2012年05月18日 | 災害

 だからって言っていたではないか。菅直人がとんでもない不手際をやらかしたから、大変なことになったと。日本のいかがわしいサヨクやマスコミは、「福島第一原発からの東京電力の撤退を思いとどまらせた」とかいった菅神話を仕立て上げるのに必死だが、そんなことでいくら弁護しても、へまをやらかした責任は逃れられないのである。原発事故を小さく見せようと躍起になり、福島県ばかりでなく、東日本全体が死の灰に汚染されてしまったことを、できるだけ隠蔽しようとしたのも、菅の不手際が発覚するのを恐れたからだろう。国会の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」は昨日、事故発生当時の経済産業相だった海江田万里から参考人聴取を行った。YOMIURI ONLINEによると、海江田の口から語られたのは、「原子力緊急事態宣言」の発令を求めたにもかかわらず、菅の了解を得るのに手間取り、初動対応が遅れたという、衝撃的な事実である。政府の原子力災害対策本部などで、議事録が作成されていなかった理由も、海江田のその話で説明がつく。出だしから躓き、それが現在まで続いているのだ。ただ、原発事故の真相究明にあたっては「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」の場では限界があることも確かで、原発事故で苦しみ、おののいている多くの国民のためにも、早急に国会で菅や海江田らの証人喚問を行い、実際どうであったかを厳しく追及すべきだろう。

 
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