草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

渡部潤一さんのおかげで会津や浜通りが小惑星の名前に!

2012年05月10日 | エッセイ

 星空を見上げると、なぜか自分が帰っていく場所があるような気がして、無性に懐かしさがこみあげてくる。死ねば人間は宇宙の塵になるのだから、そう考えても不思議でも何でもない。人生たかだか数十年のサイクルで、人間は生まれ、そして死ぬのである。壮大な宇宙にとっては、ほんのささやかな出来事でしかない。この世での役を振り当てられて、必要がなくなると闇に没するはかない身としては、小惑星に自分の住む土地や、故郷の名前が付けられれば、顔見知りでもなった気がして、親近感がわいてくる。会津出身の渡部潤一国立天文台教授が実行委員長の「小惑星・彗星・流星2012」が、5月16日から20日まで新潟市で開催されるのに先立ち、新たに承認された惑星の名前を国際天文学連合が公表した。渡部教授らの尽力もあって、東日本大震災で被害を受けた県名や会津、中通り、浜通りなどの方部名が含まれている。「復興へのバックアップになれば」との思いが込められているのだという。哲学者の山崎正一氏が私に向かって、「星を好きになれば、星だって微笑んでくれるんだよ」と語ってくれたことがある。星がはるか彼方の遠い存在だと思っていると間違いで、こちらの気持次第では、優しい恋人にもなるのだ。小惑星とは岩石質の小天体を指すといわれるが、私たち福島県人も、うつむいてばかりいないで、星空を見上げて、自分たちのゆかりの土地の名前を持つ小惑星に、そっと語りかけるのはどうだろう。

 
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小沢を控訴した指定弁護士の勇気ある判断を断固支持する!

2012年05月10日 | 政局

 どんな人間も法の前には平等でなければならない。平成の脱税王と呼ばれた鳩山由紀夫や、福島第一原発事故で致命的なことをやらかした菅直人が、現職の総理大臣であったということで、法廷で裁かれることもなくのうのうとしている。さらに、そこに平成の闇将軍である小沢一郎が無罪放免となれば、もはやこの国は法治国家ではなくなってしまう。小沢を無罪とした第一審東京地裁判決について、昨日、検察官役の指定弁護士が控訴に踏み切ったことで、日本の司法はかろうじて、最後の一線を死守したのではないか。いくら無罪になったといっても、その判決では、小沢が陸山会に土地購入資金4億円を提供したのを隠ぺいする目的で、元秘書らが政治資金報告書に虚為の記述をしたことを認定した。また、小沢が元秘書から報告を受けていたことも認めている。それでいて共謀性を否定したのだから、誰が考えても、とんでもない判決なのである。さらに、小沢が国会での証人喚問に応じないのも、やましいところがあるからだろう。しかし、マスコミは小沢と民主党政権にマイナスになるのを恐れており、NHKなどは小沢被告とは言わず、小沢民主党元代表で通している。作為的な報道をしているのである。そんななかで、検察役の指定弁護士が勇気ある判断をしたことに対して、私は敬意を表したいと思う。どんな時代であっても、悪が許される道理はないのである。

 
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