草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

公然と危機が語られるようになった福島第一原発4号機!

2012年05月16日 | 災害

 福島第一原発の4号機が危険だというのは、昨年3月11日の東日本大震災が起きたときから、一部でささやかれていた。これまで民主党政権は、そのことに触れないように、テレビや新聞に圧力をかけてきたのではないか。しかし、ここにきて、民放のテレビ局が公然と報道するようになった。どうしてだろうか。最悪のことが起きてからでは申し開きができないので、小出しに情報を出し始めたのだろう。福島第一原発は一向に改善されておらず、まさしく危機一髪の状態が続いている。かん口令を敷いていたのに、今頃になって急に方針を転換したのは、それだけ危機が迫っているともいえる。それでも、民主党政権は公の発表はまったくせず、民放のテレビ局を利用する。姑息この上ないやり方である。テレビを見てびっくりしているのは、情報弱者と呼ばれる人たちだ。まったく聞いていなかっただけに、寄ると触ると4号機がどうなるかの話である。今朝から今の時間帯まで、私は4人から質問を受けた。大丈夫を連発していた知り合いなどは、かなり気持ちが動揺しているようだった。保守派のブログであるにもかかわらず、こと原発事故については、私は悲観論の急先鋒で、危険厨のレッテルを貼られている。このため、安全厨と呼ばれる人たちからは、連日のように批判の書き込みがあった。だが、真実は一つなのであり、自分や家族の命を守るためには、用心するに越したことはないのである。

 
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国民をペテンにかけた鳩山とマスコミは同罪ではないか!

2012年05月16日 | マスコミ評

 普天間基地の移設について、「最低でも県外」と大見えを切った鳩山由紀夫も問題だが、それを持ち上げたマスコミの責任は、一体どうなるのだろう。鳩山が愚かであるということですませてしまって、本当にそれでよいのだろうか。まともな人間であれば、民主党のマニフェストがでたらめであるのを、先の総選挙の段階で知っていたはずだ。私などはそればかり論じていた。ネットの論調も私と同様であった。にもかかわらず、それを弁護したのがマスコミであり、その結果、民主党への政権交代が実現したのではないか。鳩山を批判して、自分たちのしでかしたことは不問に付すというのは、あまりにもえげつない。みんなの党も風見鶏の典型で、今は鳩山批判の大合唱に加わっているが、先の総選挙のときは「政権交代」を訴えていたと思うが、あれは嘘だったのだろうか。もう一度時間をそれ以前に戻して、徹底的に検証する必要がありはしないか。マスコミよりもネット言論の方が常識的である。政治のブログや「2ちゃんねる」を日々読んでいれば、一時的な感情に左右されることはなくなる。馬鹿にしたものではないのだ。マスコミがネットをデマの温床と決めつけるのは、とんでもない言いがかりだ。福島第一原発の事故でも、民主党政権の大本営発表に異議を差し挟んだのは、ネット言論のみなのである。鳩山をこきおろすことは当然だとしても、自分たちがどんな報道を行ったかについて、マスコミ自体も国民に向かって謝罪すべきではないか。鳩山とは同じ穴の狢であったわけだから。

 
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