八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

気象の変動

2009年08月08日 11時31分29秒 | Weblog
前回に続いて。この雨蛙は、背中を灰褐色に変化させる、こともあると云う。「ひなび」に見えたのは、確かだった。雨蛙は、季節観測の初見の項目に、入っている。植物の開花、出芽、黄葉の日を、動物では、初鳴き、初見を観測することによって、季節の訪れの、早い遅いを知るという。十一年前の、平成十年も、今年と同じ旧暦の五月が二回ある年だった。小林弦彦氏によれば、夏は「長雨、冷暑混在の長い夏」。秋は、いつから秋になったかわからないようで、樹の葉の紅葉は、十二月まですれこんだ、と云う。当地方、立秋が過ぎたが秋への変化は、九月十七日頃かなぁ-。当地夏祭りのイベントの最中、七夕飾りの見物の人出で賑わい、午後からは、「ドン ワッセ」の踊りで、賑わうことだ。きのうは大雨、今日も梅雨空。折角の祭りなのだから、降らないでもらいたい。七夕ならば、天の川も、牽牛星も、織姫星も、きれいに見えるではないかと、やっかんで見てもしょうがない。旧暦の行事なのだから。と、自戒している。
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