八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

無芸大食

2021年08月29日 14時45分05秒 | Weblog

無芸大食と、手前味噌のこと、粗食のこと。画像は、ある朝の食事。米飯は茶碗二杯。なめこと豆腐の味噌汁。中華味の春雨サラダ。野菜サラダ。丸い赤い器はイクラ。べったら漬けとキュウリの味噌漬け。毎朝食べる米は、玄米で保有をしている。それを無洗米で精米をしいいる。先の大震災の直前までは、近所の米店から購入をしていた。震災の前日に、届けてくださいと連絡をしていたが、震災が発生をして、五日、六日分はあった。六日間の避難から戻っ際には、義弟の親戚から、願っていただき、ひと月しのげた。当時に、先々のことを考え、山間部の農家の知人へ連絡をして、玄米を一袋を購入をした。その際、代金はいらないというのだが、それはそれで支払い、あと一袋をいただいてきた。時々、スーパーに食料がなかった震災当時のことを思い出す。画像の味噌汁の味噌は、寒い時期に、大豆と糀を混ぜ合わせたのを購入して、夏前まで、熟成させたもの。イクラは、義弟から、正月用にと、海産物と一緒に、暮れにいただいたもの。膜が柔らかい。在宅介護中の、ばあちゃん用としていたもの。表題から離れてしまったが、これ以上の、粗食はない。夏痩せと合わせて、体が軽くなったようだが、踏ん張りできるのか、その方も心配をしている。「食欲があるのか」と、問われれば、「おかずによります」と、自嘲をしている。

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一個だけ

2021年08月23日 19時58分08秒 | Weblog

柿の実が、みかんほどの大きさになっている。百匁柿の苗木は、二回目だ。一回目は、間違って伐採してしまつた。三年ほど前に、見つけもの。百匁柿に、こだわったのは、先祖様が、植えたのが、大木になり、伐採をしたので、その罪滅ぼしにだつた。この柿の木のそばに、井戸がある。先祖様の生活用水だった。かれこれ、30年ほど前のこと。この井戸の水を下さいと、千葉県の方から、来た人がいた。何かのお告げだったと、聞いた覚えがする。なんか、方角を見て、かなり、あちこちと、探してたどり着いたと聞いた。瓶に入れて持ち帰った。不思議なこともあったんだぁと。こんなこともあって、数年前に、井戸の囲いが、朽ち果てたのを補強をした。水もらいのことは、数台の駐車場に貸していたので、そこから連絡があった。別のことだが、「桃栗三年、柿八年、俺は一生」とか、花も咲かなかったし、実もみのらなかった人生だなぁと、自嘲している。

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暑かった

2021年08月20日 16時44分34秒 | Weblog

昨日は、暑かった。普段使っている部屋なのだが、無人で、数時間の間に、30度を越していた。お天気の報道で、気温のことを、報じている。福島県は、会津地方、中通地方、浜通り地方と、三地区に分けている。浜通りの、いわき市は、海洋性気候と、内陸型気候とに分けられている。当地は、内陸型気候に属する。季節の折り返しを感じる今の時期、日中の最高気温の平年値は、28.1度がピークになる。太陽の折り返しの夏至の、日の入りの時刻は、19時頃で、今は、18時22分になる。日暮れが早くなつている。日暮れ時、西の空に、少し明るさが残っても、東の空に、十三夜月が、輝きを増している。太陽の光のエネルギへが、熱のエネルギーに変化が感じる暑さのピークが、今の時期になるのだろう。

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残りの花

2021年08月19日 14時30分56秒 | Weblog

これも、ばあちゃんの誕生日に、頂いた盛り花で、少し元気なのを、移し変えた。勢いが無くなってきた。当のばあちゃんは、今日も元気。朝ごはんの最中に、眠ってしまった。ダメかなぁと、眠り顔を覗いていたら、突然「うっふぅふぅ、うっふぅふぅ」って、想い出し笑いをはじめた。また、「ほっほっほっほっ」って、おちょぼ口で、何か楽しいことを、思い出しているようだ。介護が始まったころの事。「ばぁちゃん、配達に行ってくっから」と、声をかけると、「気いつけて、行ってこぉよぉ」と。ある時は、「疲れたなぁ」というと、「そんなに働かなくても、いいと思うよぉ」って。お説教は、「酒飲むなぁ、酒飲むと、死んじゃうからなぁ。この世からあの世へは、行けっけど、あの世からこの世には、来らんにぇんだぞぉって、先生が言っていたぞぉ」って。ある時は、「おめぇは、ポンツクだなぁ。ボンボツッコねぇんかだから、少し利口になりなぁ」って。当地方のことばで、馬鹿者を、「ポンツク」、「ホロスケ」、「オダンチン」、「タロスケ」と、ののしる言葉。「ボンボツッコ」は、頭のこと。こんなおしゃべりは、今はできない。まだまだ、元気でいるようだ。

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同じ花

2021年08月18日 15時17分57秒 | Weblog

前掲の花と、同じもの。同じものでも、明暗が違う。これの方が、色の雰囲気がある。ひとりよがって載せました。

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残り花

2021年08月18日 14時42分45秒 | Weblog

在宅のばあちゃんの誕生日の、祝いに頂いた盛り花が萎れ出し、元気の残っている花を、生けた。使わなくなったビールのジョッキが、水を入れても、安定感がある。ながら聞きしているラジオで、ある時、華道の先生が話しをしていた。花一本でも、戸棚にある器を使うのもいいと。それを思い出して、涼し気な花器だと、見つけた。残りの花、数本を、愛でている。別のことだが、小生は下戸。暑い時期に飲む一口のビールは、格別の味わい。もっぱら、ノンアルですがね。ずうーっとまえに、ビール工場見物をした。美味さ格別と、一杯飲んだ。曰く、「この場で飲んだビールも、缶いりのビールも、同じもの。缶入りは、コップに移すして飲めば、この場のビールと同じ美味さです」と。近年、使わないジョッキでも、、何とかと何とかは、使いようだぁと、自嘲をしている。

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盆送り

2021年08月16日 13時47分45秒 | Weblog

盆の間は、雨降り、肌寒いで終わった。精霊が、真菰に包まれて、戻った。ずうーっと前のお盆の、15日、16日は、「亭主元気で留守がいい」で、盆中、帰省の義弟二人と、残暑厳しい日に、ゴルフに行った。ばあちゃんは、「お土産は、洗濯ものかぁ」と。近年は、コロナ禍のこともあり、来客なしの、お盆だった。別のことだが、ある雑誌で、「在宅ひとり死は幸せな最期」と題したのを読んだ。なるほどねぇだが、まずは、ひとりになる状況は、わが身はどうなんだろう。予想をすると、みじめになる。このことの「オチ」は、「ケ、セラセラ なるよおになるさぁ 先のことなど 分からない」です。

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なみあむだぶつ

2021年08月14日 13時26分00秒 | Weblog

盆の三日目。大雨が降り続いて、あちらこちらで、被害がでている。盆は、物を載せる器。盂蘭盆会の、盆は、霊を盆に載せて迎える行事から、一般家庭で、先祖様の霊を、迎える行事をいうようになったと、なにかで読んだ覚えがある。間違っていたら、ゴメンナサイ。画像は、お寺から頂いた。我が家には、介護中のばあちゃんがいる。いつか、この世との別れがある。頂いた教えの中に、この世から別れたら、西方極楽浄土に生まれることを願う信仰とある。なので、葬儀の後の、「清めの塩」は、使わないようだ。年に一回、三日間、先祖様を迎えるのが、お盆なんだなぁと。画像の中央に、「南無阿弥陀沸」とある。「南無」は、「お願いをする」、「お助けてください」とかと、いう意味のようだ。「阿弥陀仏様に、お願いをします」と、日々は、仏壇に、十念を唱える。ちなみに、「南無大師遍照金剛」、「南無釈迦牟尼」、「南無妙法華経」など、宗派によって唱える文句違う。以下、いわき市史第七巻民俗」より、引用しました。当地方の盆の風物詩の、「じゃんがら念仏踊り」は、太鼓を中に、周りを鉦で囲んで、念仏を唄う。念仏は、「ハーハイ、モーホーホーイ、ーーー」と、ちょつと妙な文句が続いて、「盆では米のめし おつけでば なす汁 十六ささぎの よごしはどうだい」と唄う。これが元歌になり、続けて、地区によって、「盆が来たとて なにうれしかろ 袷ほどいて 縫うひとえもの」。「念仏申したって だてには申さぬ 仏の供養だ 南無阿弥陀仏」。「花は千咲く 成る実はひとつ はやく無駄花 散らしたい」と、続けて歌うとある。現在は、街中では、居住する人が減少して、じゃんがら念仏踊りは、見られなくなった。明日は、精霊が馬に乗り、牛に荷物を背負わせて、帰っていく。

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迎え火

2021年08月13日 23時10分25秒 | Weblog

お盆で、先祖様の霊を迎えた。本来は夕刻なのだが、暗くなってから、焚いた。前に、麻殻を使かったが、さあーっと燃えてしまう。麻殻の煙に乗ってくるとかと、聞いたこともある。ここのところ、雨降りが続いている。例年ならば、暑いさかりで、蝉の声も聞こえていた。お盆の間は、雨降りの日が続くと報じている。災害の発生も報じている。せめて、お天気様が平穏ならば、世の中が平穏になるかもと、思っている。自然現象はどうすることもできない。雨降りが続けは、暑い時に消費するものが、少なくなる。いろいろの業界が、考えさせられるのだろう。画像は、燃え上がる前の炎。勢いのいい炎も撮った。

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百七歳、目出度くもあり

2021年08月10日 15時37分13秒 | Weblog

在宅ばあちゃんは、百七歳。めでたくもあり、めでたくもなしが、今の心情。長生きするのは、目出度い。でも、何時の日にかは、この世から、おさらばになる。年末までは大丈夫かなぁ。お正月が過ぎれば、誕生日までは、大丈夫かなぁと、思いながら過ごしている。日々は、ばあちゃんのペースで、眠むたければ。眠らせている。ご飯の時刻でも、食べるのなら、食べさせる。ひもじい思いを、させないようにしている。今日のお昼の軽食は、ショートケーキ。食べている間は、心配事はない。お喋りの受け答えができない。ゆっくりと耳に聞かせると、耳をそば立てている。少しは分かるようだ。ばあちゃんは、今、何を思っているのだろうか。おしゃべりができていた頃は、「あの世さ、行くんだぁ」と、「海さドボーンって、落っこちんだぁ」と、言っていた。その時は、「千治じっさんと、おこうばっぱさんが、みちこーと、呼びに来るから、その時に行くんだよぉ」と、言い聞かせていた。介護が始まった頃は、「生きていた方がいいのか、死んだ方がいいのか、眠むんねぇで、考えていた」と、寂しげに言っていた。この世に生を受けたのは、両親の愛のこぼれで、今、百七年がすぎて、両親が迎えに来るのを待つ。何歳になっても、親を思っているのだろう。どんな状態で、この世に別れを告げるのか、神のみぞ知る。画像は、百歳の記念の小冊子に、綴りこんだもの。

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涼風至

2021年08月08日 13時46分22秒 | Weblog

今日は、立秋。二十四節気は、涼風至。風で、秋の気配を感じるころという。当地方の、旬ごとの、日中の最高気温の平年値は、八月中旬が峠になる。独自に計算をしたのでは、八月の二十八日から、九月の六日までが、暑い。あたり外れは、ご容赦。昨日から、時折、雨が、ぱらぱらぱらだったり、ばらっばらつばらっだったり、ばぁだぁばぁたぁばぁたぁだったり、台風の影響で、降っている。明日の午後から、明後日が、当地方に、かなり接近すると報じている。大雨にならないように、願っている。数日前、少しの区間を、江筋添えに走行しら、新しい土嚢が積まれていた。先月あたりの降雨に対応して、積んだのかも。画像は、先月末に頂いたもの。果汁はみずみずしく甘い。果肉は、とろけるように柔らかい。今日あたりで、食べ終わる。八日、九日、十日は、白桃の日という。

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干天の慈雨

2021年08月07日 15時15分53秒 | Weblog

午後になって雨が降り出した。画像は、今朝は、焼け石に水ほど、小雨が降った。カシャっとした後、雲が動いて暑い陽射しになった。台風の影響でも、一雨欲しいとこだった。午後になって、ざあーと降りだし、干天の慈雨になればいいのだが。別のこと。先日、ガスとガス器具の点検があった。「暑いですねぇ、暑さ寒さも、お盆までですねぇ」という。「?!」、今の時期は、お盆頃から気温が下がること。なるほと、熱源を扱う業者さんの言葉だなあと思った。ことわざも、変化するようだ。時々、ながら聴きしている漫才で、コント山口君と武田君が、「犬も歩けば棒に当たる」で、「お前、ごっつんごっつんと、棒に当たっている犬、そんな犬見たことあるのかぁ」と、「そんな犬なんか、いないぞぉ」とやっていた。ものの本をペラペラめくってみたら、いろはかるたにある言葉という。「もともと、犬もじいーつとしていれはいいのに、あちこちとうろつくから、人間に棒で打たれ追い払われたこと。出しゃばると、思わぬ災難に遭うと云う意味が」、「なにもせずにじっとしているより、なかでもいいからやつてみれば、思わぬ幸運にめぐりあうかもしれないという意味に変化をした」という。そうなんだぁと、なけなしの頭で、納得している。

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今日も暑い

2021年08月02日 14時06分21秒 | Weblog

暑さの峠は、まだまだ先になる。夏空が広がっている。当地方の、夏至の、太陽の折り返しの、日の入りの時刻は、19時だった。今日は、15分早くなって、18時45分頃になっている。夕暮れ時の明るさの変化は、なんとなく秋を感じる。暑さの峠が、下旬ころなので、気温の変化が、急になる。日本各地、所々で大雨の警報があった。ざあーっと、夕立でもあればと思うが、被害が出るほどに降るのは、ありがたくない。八日は、立秋。日本の季節区分には、大暑とあり、九月十日頃は、夏の終わりとある。暦を見ると、「末伏」は、十日からで、昨年より、六日早い。ちなみに、「末伏」は、立秋後の初めての、庚の日とある。「初伏」は、夏至後の、三度目の庚の日。「中伏」は、四度目の、庚の日とある。「初伏」「中伏」「末伏」の期間は、今年は、七月の11日から、八月の19日まで。ちょっと早めに、秋の訪れになるのかも。

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頂いたそうめん

2021年08月01日 19時48分13秒 | Weblog

夏場の昼食は、そうめんを食べている。以前は、包装ラベルで、各地の物を選んでみたり、価格で選び、食べ比べをした。結局は、茹で上がりが早いのがいいい。いただいたものは、二年熟成のものとある。案内のとおり、粉っぽくないようだ。新物とか、二年ものとか、古ものとかある。食感を比べるには、同時に茹でればいいのだろう。茹で上げる時間は、湯が沸騰したところに、ソーメンを入れ、再沸騰した時に、火を落とす。一分間後に、水洗いをする。このタイミングが一番いいようだ。濃厚の麺つゆを薄め、薬味は、冷凍の刻みねぎに、すりおろしたショウガ。手っ取り早く、抜群の安定をした味に、氷を数個入れる。見た目も、涼し気になる。

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