全文は、「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」。ばあちゃんが、手入れをしていた。ばあちゃんの娘から、三鉢頂いた。二鉢は、数年前に、屋外に置き、冷気に当ててダメになった。数日前、ばあちゃんを廊下に出し、花を見せたが、目をつぶっていた。おしゃべりができた頃は、指をさし、「きれいだなぁ」と、見ていた。「クンシラン」。誕生日の花ことばは、1月の19日で、「貴い」、「望みを得る」という。当のばあちゃんは、八月で、満107歳になる。在宅介護は、14年間になる。大腸腫瘍の除去手術の退院間際に、「家に帰りたい」と。退院後の、月に一度の定期の診察が終わり、帰り道が違うと、「あらっ、道が違うよぉ」と、車の窓越しでも、街並みを覚えていた。ほぼ一年後に脳梗塞で、退院になるころは、面会に行くと、「一緒に帰る」と、しきりに云っていた。ディサービスには、数回通わせた。そのあと、行く準備で、着替えは、効き腕で、上着をはぎ取り、朝食は口に、無理やり入れても、吐きだして、食べなくなった。「行って、お風呂に入れてもらいなぁ。風呂に入らないと、死んでしまうぞぉ」と、脅しても、「死んでも、かまわねぇ」だった。夜露をしのげるだけでも、住み慣れたのが、一番なのだろう。
新聞に、「日向灘、南西諸島が、Ⅿ8級の可能性」との、見出しがあった。巨大地震が、想定されている南海トラフに隣接しているので、巨大地震三タイプが、起き得るとする「長期評価」を、公表したとある。沖縄、与那国島周辺の、Ⅿ7級は、三十年以内で、90%以上の高確率としたとある。鳥取ー長崎沖の日本海南西部にある海底活断層について、三十年以内のⅯ7以上の確率「8ー13%」とした。活動間隔が数千年以上ともなる活断層としては、高い数値となつたとある。各地で、心配することが、多いようだ。当地方は、地震は、震度が減少しているようだが、どうなることやら。発生したら、まずは我が身の安全。眠っているときは、布団の中で揺れの収まりを待つ。下手に起きるとも、転倒するかも。停電も考えて、照明も枕もとに。廊下には、人感センサーで、点灯する照明も。暖房用に、旧式の石油ストーブも、準備してある。トイレ用に、浴槽に貯水をする。食料品は、多少多めにある。備えあればだが、大地震が発生しないことを、念じるだけ。
昨年九月頃に、拙いブロに、そろそろ廃棄と載せた自転車は、今月ダメになった。年代ものなので、しょうがない。街中の自転車店にいつたが、取り扱っていないという。22日に、ホームセンターから、軽快車を購入をした。街中に用があるときだけ使う。道路は平坦だが、少しの勾配があるので、楽に使える。この歳になると、旧式のでは、ふらついた時は、危ない。だからといって、軽快に使うと、これまた、危ない。我が身とともかく、相手に迷惑をかける。迷惑を掛けないように、心して置く。
画像は、NHKのテレビより。揺れている間は、このまま収まってくれと、念じていた。先日と同じ程度の余震は、あるようだ。素人考えで、一回の発生だけならばいい。震源地のひずみが、別の所のひずみに影響して、連動してしまえば、巨大地震になるのかも。11年前の時は、ずれたのは、南北約450km、東西に、約200kmの、岩盤が大きくずれたという。震源真上の海底は、東南東に 約 24m移動、約3メートル隆起したという。ひずみが、ひずみの修正で、長い期間がかかるのかも。 当時、いわき市では、震度4以上の揺れが、190秒間続いたという。大きな地震が発生しないように、願うしかない。家庭での被害を、最小になるように、目配りして置く。
画像は、午前9時頃。今午後の2時を過ぎている。少し積もっている。夜半までも、降り続くのかも。昨日は、彼岸の中日。春らしい温暖だった。昨日のお天気予報通りの降雪。今冬は、市街地は、雪がちらつくだけ。年に2、3回は、雪が降る。雪道では、車は使わない。冬用のタイヤーにはしてある。チェーンは、純正で2セット用意はしてある。以前は、仕事で走行をするので、車を買い替えた時に、付属品として購入をしておいた。当時、山間部の雪道を走って、交通量の多い道へ出て走ると、チェーンが、切れる恐れがある。大分前のことだつたが、切れてしまったことがあった。今の車では、チェーンを付けたことはない。新品のままで、残っているはず。画像は、鉢植えの千両?。赤い実を付けたころに、水やりを怠ってしまった。四鉢全部だめ。画像のものは、葉が、ちょっとだけ生気があるようだ。ダメになってから、水やりをしている。
画像は、先日16日の地震のもの。NHKのテレビの画像。広い範囲で、激しい揺れだった。新聞報道によると、「スラブ内地震」という震源が深く、強い揺れが遠くまで広がりやすいのが、特徴と読んだ。スラブ地震は、震災前の88年間で、3回から4回発生。だが震災後の11年間で、少なくとも5回発生していると、読んだ。「災害は忘れた頃にやってくる」とか。いずれ、またくるなぁと、心している。我が身の被害は、なんとか我慢すれば、なんとかなるのだろうが、各地で被害が出ればと、大変な事。電気がダメ。水道がダメ。ガスがダメとなれば、生活がダメになる。大きな地震の時は、浴槽に水を貯める。水道がでれば、飲み水の確保。常日頃は、予備の電池。食べ物の確保。電気を使わないストーブ、暖と煮炊きに使える。灯油の備蓄。いざとなった時のために、頭の入れておく。
遅ればせながら、16日の23時30分前後に、強烈な地震がきた。介護中のばあちゃんは、遅い時刻なのだが、ベットを立てて、水分の補給をさせていた。妻が、「地震だよ。ほら地震だぁ」と云う。どっどっどっと、地鳴りが、すぐに大きくなった瞬間に、ぐらっぐらっ。「うわぁ、これは大きいぞぉ」。ぐわんった、ぐわんたぁ、家が動き、ぱあちゃんとベットを、両手をひろげ、覆いかぶさるように抑え込んでいた。激しさが、収まるってきたなぁと、思っていたら、二回目の、ヒューンヒューン、地震です。ヒューンヒューン地震ですと、同時に家中の物が、ぐっしゃがっしゃがしゃと、台所の食器棚が、激しい音を出していた。仏壇の中のが倒れる音と、神棚からの落下物が、割れる音が入り混じって、家がきしむ音と相まって聞こえ、是で収まってくれと念じながら、まだたぁ、まただぁと、激しいゆすられに、必死にこらえていた。何かが引いていくように、次第に何事もなかったように、静かになった。収まったなぁと、ベットを平にした。家の中を、仏壇と神棚のかたずけが先だなあと。食器棚とか戸棚は、ずれを直せはいいなぁと、ざぁーと見廻した。画像を撮っていた時に、また、ヒューンヒューンと、テレビが、不気味に報じていた。
何のことかわかりません。画像は、着信をしたメール。ワンクリックが、何十万円の支払いになるとか、聞いた覚えがする。この歳になっては、交友はない。退屈しながら、パソコン開く。遊び相手にするには、かなりの危険のようだ。メールアドレスは、パソコンやプリンター、デジカメのメーカー、介護食メーカー、ウイルス対策などに、登録をしている。また、市役所からのメールを受信をしている。別の話だが、固定電話から転送で、ガラケーに、「電話回線は、」とか、お誘いがある。そんな時は、わかりません、ごめんねぇと、遮断をする。ガラケーに発信先を、迷惑と、登録する。後日にまた電話をしてくる。またきたなぁと、無視をする。もう一本の固定電話は、着信と同時に、「ただいま留守にーー」と、留守電にしている。家族が、ネット専用にしている。それにしても、電話番号と、メールアドレスは、どのようにして、知られているのだろう。規則的な数字の連鎖なのだろかなぁ。
画像は、ある朝食。ご飯に梅干し。韮に豆腐の味噌汁。野菜揚げかまぼこ。スパゲッティサラダ。刻み葱。丸大根の漬物。明太子など。ご飯は、地元産で、無洗米に精米をしている。梅干しは、スーパーの地元農家のコーナーから、買ってきた。山間部で作ったもの。シソの葉の真っ赤で、昔ながらの味。あつあつの白いご飯にのせて、赤い汁がなじませて食べる。欲を言えば、焼き海苔をちょっと巻いて食べる。仕事をしていた時分には、出先で、おにぎりを購入した時は、必ず、梅干し入りを、走行しながら、食べた。シソの葉を乾燥させて、摺りつぶして、ご飯に混ぜてのおにぎりも、懐かしい。味噌をまぶして、ちょっとこんがり焼いたおにぎりも、懐かしい。若かりしときのばあちゃんが、昼食用に、手軽にさぁーっと食べるようにと、作っていた。味噌は、国産大豆と米麹を使った半熟成を、届けてもらっている。ずうーっと前は、ばあちゃんの生家で、自家製ついでに、我が家のも、作ってもらっていた。刻み葱は、今の時期もの。薄くスライスして、かつお節をかけ、醤油を、ちょろっとかけて食べる。素材そのままを食べるのも、おつなもの。スーパーからは、いろいろな味付けをした梅干しを購入しているが、白いご飯には、昔ながらの、真っ赤の梅干しが、一番いい。
画像は、拙い冊子、やそぢおりおりにへ、挟みこむ栞の、原板。しおりは、横5センチ、縦は14センチの大きさにした。表は、夏目漱石の「吾輩ハ猫デアル」の初版本の復刻版から、下編の表紙をコピーをした。裏側は、へぼ筆文字にした。今までは、しおりの台紙を購入をしていた。今回は、お店には無かった。わざわざ、しおりを使う人は無いのかも。拙い冊子も、印刷所に頼めば、体裁よく仕上がるのだろう。カラーのページが大部分なので、それなりの金額になると思う。家電店でインクを購入した帰りに、知り合いの印刷所の社長さんに、バッタリと出会った。遊びに来てと、誘われた。冊子の作成を頼めるのだが、小冊子は、70部なので、印刷所の仕事では、割に合わないかも。自前のプリンターのインク代も、かなりの金額になる。今のプリンターは、廃インクタンクが、満杯にもなると、自分で交換ができる。これは助かる。挨拶の文を書けば、終る。あとは、主だった人に、郵送をする。
当時の三月十六日は、原発の深刻な事態を、テレビに見入っていた。ハイエースの燃料はわずかなので、給油所探しに走行をしていた。画像は当時のもの。18日に、福島市の市役所へ、給油できる方法はと、聞きに行った。ガソリンスタンドの一覧表を頂いた。でも、要請をしているが、場所までは分からないとのことだった。十九日になって、自転車を借りて、買い物に行く途中で、住宅街にあるスタンドが、開いているのを知り、急ぎ戻って、行列の最後尾に並ぶことが出来て、軽油が、20リットル。これで、いわきへ、戻れるので、翌20日に出発となった。避難先で朝食を食べて終えた。すぐに、車いすのばあちゃんを載せるスペースを開けて、ポータブルトイレを、介護用のマットレス、おむつや、冷凍の食べ物を、見回り品を詰め込んだ。避難でお世話になったお礼の挨拶もそこそこに、出発した。四号国道を南下していた途中のガソリンスタンドで、段ボールに軽油と、大書きしてのを走り見て、引き返して、満タンにできた。道の駅のひらたで、午後の二時、閉店時刻すれすれで、あつあつの、山菜そばを食べた。ばあちゃんは、車椅子に固定してあるので、ペットボトルの茶といただいたおにぎりで、遅い昼食だった。夕刻に家に到着。荷物をおろし終えて、すぐに、市役所に、お知らせを取りに行った。
画像は、東日本大震災と原発事故の報道の、福島民報より。あの日、11日は、バイパスを走行中で、激しい揺れで、停車。眼前で、地面がのたうち回って、沈下するのを見ていたはは急ぎ戻ることにして、渋滞に巻き込まれ、夕刻の戻った。すぐに水道水を確保。トイレ用に浴槽に貯水をした。隣組を回って、被害状況を確認。それぞれが驚きの事を話す。飲み水が無いと云うので、貯水したのを届ける。翌日は、別の家でトイレ用の水と云うので、届ける。12日の昼前には、200メートル先で、ガス爆発による火災が発生。急ぎ隣組に、ガスに注意と給水場所の、お知らせを、40枚ほどコピーをして配布して歩いた。原発は、どうなんてしょうと、聞かれても、解らない。テレビを見ているしか、しょうがないのでしょうと、答えるしかなかった。14日になると、すでに避難をして、留守になっている家もあった。15日の午前中は、市役所に行き、前日の午後からの、新しいお知らはと聞いて、こちらですと、並んでいたものから拾いだして、持ち帰り、仕事で使っていた印刷機と、コピー機を使い印刷をして、40部作製して、配布をしていた。その日の午後に、ハイエースのバンに、介護中のばあちゃんを車椅子のまま載せ、ポータブルトイレも介護用のマットレスも載せ、家族で避難をした。
時々、購入をしている。ラジオの番組を、録音をするのに使っている。録音を開始する時刻に、スタートボタンを押して、テープの録音時間に終わる。録音したのを、ラジカセで、ながら聞く。今の時代、ラジカセなどは、古いんだょおでしょう。録音をしたり、ながら聞きするには、重宝をしている。気が向けば、ICレコーダーに、移し替える。ICレコーダー本体の内蔵メモリーにも、録音できるが、場所を探す面倒もある。なので、microsSDカード、一枚毎に、項目別に分けてある。欲張って、32G購入したが、目的のものを捜すのに、苦労をした。画像の白いケースには、8Gが、4枚入っている。microSDカードは、小指の爪ほどの大きさなのに、長時間録音できるのは、驚き。画像の白いケースの上に32Gとあるのは、microSDカードのアダプター。この32Gには、落語の、五代目古今亭志ん生の、艶笑噺のCDを七枚、約七時間ほどと、三遊亭園歌のを五枚、ほぼ五時間分を、録音をした。ながら聞きを、二度三度すると、飽きてしまう。別の事になってしまった。カセットテープに録音をしたものは、眠り入りするのにはいいと、聴いている。
今時珍しく、マッチを使っている。神棚の灯明に点火しているのと、仏壇の灯明と、線香に着火するローソクに点火している。以前は、使い捨てライターだったが、ガスが無くなるのが早い。小生は、神棚担当。仕事をしていた時分には、事務机の頭上の神棚と、自宅の神棚に、米と塩を供えて、毎朝灯明に、点火をしていた。近年は、自宅の神棚に、毎週の月曜日に、灯明に点火している。マッチの頭を摩擦して、軸木に燃え移るのを、ちょつとの瞬間の時間、炎を見ている。ぼーぉーっと、燃え移る瞬間に、願い言を唱えられそうだ。終末期高齢者の願いは、唯、無病息災、あとは、ピンピンコロリ。我が身はどうなるものか、知る由もない。マッチから、大きな炎にするのは、お盆の迎え火、送り火の時にも、使っている。画像は、使うならばと、景品で頂戴したものだが、今までは、毎朝仏壇に使うので、小箱10個入りを、購入していた。老いの道には、炎に願いを託すのも、いいのかも。
風が吹いていても、ガラス越の陽射しは、春になっている。二月は、日本各地では、大雪の事が報じていた。当地方は、空っ風が、吹き荒れていた。三月は温暖を願っている。三日はひな祭り。21日は、春分の日になる。今年は、季節の訪れは、早いのかも。旧暦の2月1日は、三月の三日。去年より、十日早い。旧暦で、季節の訪れを考えている。ことわざに、「寒さ小便、ひだるさあくび」というのがある。意味は、「寒くて体が冷えると小便をしたくなり、腹がへるとあくびが出るということ」。「ひだるい」は、ひもじい、空腹のさまと、読んだ。なんか、わが身の事のかぁと。日々、これといった仕事が無いので、あくびをして、空腹だぁ。なにか食べっかなぁと、ひまを持て余している。お天気は寒暖を繰り返して、暖かくなるのだろう。画像は、屋内で満開になり、花弁が散るので屋外に置いたら、しっかりと花弁がついて、散っている。樹は季節を知っているので、屋内に置いて、眺めるのは数日で、内外と出し入れて、楽しむのが良いようだ。