前述の続き。その後、十数年が経って、ゴルフに行くのに、「今日は早めに出たので、車の走行は少ない。こっちの道を行くかぁ」と、思いながら、冒頭の葬儀場の案内板を読んだ。これが、虫の知らせだったのかも。ゴルフが終わり、回り道でも、案内板の住所を読んだ。やはりA君の父親だった。通夜の時間に、間に合うよう急いだ。焼香を済ませた。A君とは、何十年も会ってないので、顔が分からない。親族席を見廻し、あれがA君かなぁと。あとで悔やみ袋をみれば、わかるだろうと、葬祭場を出ようとしたら、「もしかして」と、後ろから声がした。互いに、「あっ」、「あっ」と。「おやじさん、元気にしていたんだねぇ」と、悔やみを述べた。今回、不思議な事だつたと、思い出しました。
前述べの続き。この数年後に、A君から退社の申し出があり、縫製会社に、就職をした。その会社から、A君の身上と退社の、事情の問い合わせがあった。後々になって、突然、A君が訪れた。何事と聞くと、職場結婚をするという。夫婦で勤務するのをはばかるので、自分だけ退社するという。「それは、ダメだ。お前は、真面目に働く」と、「就職する際の問い合わせに、伝えている」。「それと生活の基盤は、まず、自分で築く。嫁さんは、子ども育てに、退職になるのではないか」と、話をした覚えがある。「結婚式には、招待をしてくれ」と、話した。。招待は無いだろうと思っていた。でも、招待をされた。こんなことがあっが、その後は、縁はなくなり、忘れてしまった。月日が経ったあと、不思議なもので、A君の働いている会社の社長さんと、ゴルフの組み合わせで、プレーをしたことがあった。お昼の食事の時、恐る恐る「A君は、居ますかぁ」と、聞くと、びっくりした顔で、「責任ある部署で、一生懸命働いている」と。元気で働いているのだなぁと、その後は全く気にもしなかった。ー続くー
虫が知らせたのかもと、思い出した。17年ほど前、草刈りゴルフに行く道で、少し遠回りだが、こっちの道を行くべぇと、いつもと違う道を走行をした。途中に葬儀場があった。案内板を読んで、「今日も葬儀があるなぁ。あの苗字は、昔ぁし、俺の所で働いていたA君のだなぁ」と、通り過ぎた。ちょっと気になって、ゴルフが終わって、遠回りでも、葬儀場の案内板の住所をみた。やはりA君の父親だった。この父親は、À君が勤めていた時、小生が、ある日の夜、社に戻ると、À君から、「父親は、明日胃の手術で、血液が必要なので」と、電話があった。翌朝、小生の友人を頼って、数人から、献血の手配が出来た。翌日も、必要と電話があった。A君の弟が、自衛隊に居たので、とりあえず電話をして、直属の上官に、事情を説明をして、必要人数をお願いをした。これはこれで終わった。このまた、数年後に、À君の母親が亡くなり、通夜に行った。当時は自宅での葬儀で、読経が終わり、焼香をすませて、帰ろうとすると、玄関に履物が多く、小生の靴が無い。見廻して探していた、どうしたもんだろうと思っていたら、先の父親が、靴が踏み荒らされてはと、下駄箱の上に置いておいたと、手渡してもらった。ー続くー。
先日、24日に載せたのは、白梅でした。まだ蕾。今回は、紅梅が咲いた。同じ日に購入したもの。紅梅は。ばあちゃんの部屋に置いている。寒中なのだが、部屋を暖めている。昨日、一輪開花したなぁと、見ていた。今日は、いっぱい咲いていた。ばあちゃんは、花を飾ると、以前は、「きれいだなぁ」と、云っていたが、今は云わない。梅は、正月飾りでも、松竹梅と、目出度いもの。梅は、早く蕾から花が咲く。取り合わせで、梅にうぐいす。鶯は、春告鳥ーはるつげとりーと、いうとか。日中の最高気温の平年値は、折り返しが始まりつつある。最低気温の平年値は、折り返してはいない。寒さは、まだまだ続くようだ。今日も北風が吹き荒れている。もうすぐ、二月になる。
画像は、祖父が残した言葉。処世訓みたいなもので、い、ろ、は、に、ーーを、頭に入れてある。誌名は、「新撰世の中児童教訓」、大正二年三月に、定価五銭で発行とある。「いわき市史」に、「昭和前期いわきの出版年表」に、記載されてある。木箱に売れ残りで、詰めてあったと、覚えている。今、拙いブログから、拾いだして、「やそじおりおりに、第七集」を、思案中。それにちょっこっと、添え文をして、綴り込むことにした。「うかうかとくらす阿呆はーーー」は、なるほどなるほどと、今頃納得をしている。辞典をめくると、「うかうか」とは、「不注意なさま」、「心がゆるんでいるさま」、「ぼんやりしているさま」と、読んだ。「阿呆」とは、「愚かなさま」と、読んだ。「阿呆に付ける薬なし」とか、「阿呆の三杯汁」の、辞典にある。今からでも、よくかみしめてる。でも、付ける薬はないから、自分の頭で、考えることにする。
ホームセンターから、購入をした。はたして開花するのかなぁ。まめに水やりをするだけ。前にも購入した覚えがある。鉢植えなので、枯らしてしまった。まだまだ寒い期間に、花を期待する方が、間違っている。別の事。季節区分の、「啓蟄」の、七十二候の第七候は、「桃始華」ーもものはな、はじめてさくーとある。「桃初華」は、三月の十日から十四日ごろと、いうので、旧暦の三月三日は、桃の節句。今年は四月の一日が、旧暦の三月一日になる。今月の二十日に、季節区分の大寒で、七十ニ候の初候では、「ふきのとう花咲く」、「にわとりがはじめてちちをだす」とある。「次候」は、「みずさわあつくかたし」、「わたりどりがはげしくとんでいく」とある。「末候」は、「すいたく、うちたかし」ー「沢に水が厚く張り詰めていること」とある。書物を、ぺらぺらめくって、読みました。念のため、書物によって、初候、次候、末候の、順が違っています。あと十日もすれば、立春。季節が巡ってくる。毎日、介護や看護の方が、玄関を出入りする。ちょっとだけ、季節のメリハリをする。
画像は、一昨年前の秋の頃。定期の診察に行くので、迎いのタクシーを待っていた。この日の以降、外出はしていない。ここの所、寒い日が続いて、ヘルパーさんの世話になる時間が、午前中は、1時間30分なので、体が冷えるようだ。部屋の中は、灯油ストーブで温めている。大型の空気清浄機と加湿機を使っているので、温められた空気は、上部に流れてしまう。体が冷えて、風邪を心配する。でも、大丈夫。九十六歳のころの、車椅子での、通院ついでにのこと。総合病院の待合室で、ぶかぶかの帽子を摺り上げてかぶり、マスクをあごの下にずらして、人差し指で、案内の看板を、小声で読んでいた。「おめぇは、読めつけぇ」と。「読めねぇなぁ」というと、「総、合、外、科。形、成、外、科。乳、線、外、科。皮、膚、科」と、一文字一文字、区切りながら、読み上げていた。その通りに、読むと、「そおだぁ」って。「ばあちゃんは、すごいなぁ」って、いうと、おでこを、とんとんとんと突いて、「ここ、いいんだぁ、成績優等生だぞぉ」って言って、にやにやと笑っていた。前に座していた人にも、聞こえていたようだ。ここのところ、北風が吹き荒れている。穏やかな日には、日光浴をさせなければぁと、思っている。
在宅のばあちゃんは、未知の長が生きの、歳になっている。もしものことは、一応覚悟をしている。昨日、小正月で、正月飾りを外した。ベット生活になつた頃のことです。テレビで、盲目のピアニストが演奏をしているのを、顔を突き出すようにして、まじまじと見入っていた。瞬きもしないで、首をかしげながら、「あの人、ちょっとおかしいよぉ」って。「アメリカ人かなぁ」。顔がアップになったら、「ああっ!、どっちもだぁ」。両方とも、見えないと説明をすると、「かぁちゃんいねぇのがぁ、かあちゃん、なにしてんだぁ」と、テレビに声をかけていた。テレビのなかのピアニストを不思議そうに、見ていた。「終わったら、お医者さんに行くって」と、聞かせると、「んだらいい、大丈夫だそぉ。お医者さんに、みてもらへよぉ、入院すれば、直っかんなぁ」と。ピアノ演奏が終わり、別の番組になっても、「あの人、お医者さんに、行つたんだっぺぇ」と。ばあちゃんはピアノ演奏は分からない。親が子を思うことなんだろうなぁ。不適切の文言は、ご容赦ください。
昨晩、眠り入りばな、ガラケーに、エリアメールが届いた。ルッルッルルルゥと、寝ぼけ顔で、画面をみると、津波の事だつた。あれぇ、地震は気が付かなかったなぁと、思いながら読むと、昼間に、はるか遠方で、海底火山の噴火があった、その影響のことだった。昼間には、ほとんど影響がないと、報じたのを、読んでいた。今朝になって、テレビを見て、想定されてない津波と、ゆうことのようだ。エリアメールの後に、消防の方々のの召集の、サイレンが、吹鳴したと聞いた。極寒の今の時期に、携わる方々は、ご苦労さまです。災害が発生しないことを、願っている。
一月も半ばに差し掛かった。在宅のばあちゃん的には、あと、六か月で、百九歳になる。正月の三日から、ヘルパーさんの世話になって、昨日は、訪問医療で、今日は、訪問薬局の世話になる。げた箱上での、新年の挨拶は、終わりになる。
今回は、九十五才頃の「見送り」と、題してのことです。脳梗塞の治療がおわり在宅介護が始まった。晩秋のある日。ばあちゃんの娘夫婦が見舞いにきた。テーブルを囲んでの談笑に。ばあちゃんも車椅子のまま、一緒に話しを聞いていた。時々話しかけられても、うなずいているだけ。ぼんやりとしているのは、「眠むてぇんだっぺぇ」と。帰り支度で、席を立つのを、目で追っていた。「ばあちゃん、げんきでねぇ。また来るから」に、うなずいていた。見送りは廊下で、手を握られて、うなずいていた。ゆっくりと走り行く車に、五回、六回と、手を振っていた。晩秋の日暮れは速早く、テールランプが消えても、また、手を振り続けていた。夕闇が濃くなり、部屋にもどすので、「あっちゃ、いくぺぇ」と、声をかけると、口をへの字にして、涙がほほを伝わった。パジャマの袖で、涙をぬぐい、嗚咽していた。頭の中は、寂しさが、つのっているのだろう。
在宅介護中のばあちゃんは、八月には、109歳になる。茶寿が終わった後は、百十一歳の、「皇寿」という祝いがあると、ものの本で読んだ。「皇」の文字を分解すると、「白」は、九十九、「百」より「一」を引くからと。「王」は、「十」と「二」に分解。99プラス12で、111になる。なるほどねぇと、読んだ。果たして、あと2年後は、どうなっているのだろう。今のところ、八月までは、大丈夫だろう。下記は、百歳の記念の小冊子に綴りこんだものです。「上寿越え それでも母親恋しくて ばっぱぁーさぁーんと 手招きをする」。「にこにこ顔 看護師さんが ほっぺたを おれのホッペッタに 押っけて行ったんだぁと」。「目も淋し 死んじまぅのがと 思い云う 大丈夫大丈夫だよぉと 肩たたき うなずかせる」。「それ見ろと グルメ番組 指をさす むしゃむしゃ食べて 見せ食いしてんだぁと」。「赤べこの あたまを突っつき ゆらゆらと また突っついて ウォッウォッホッホッと」。「寝ぼけ言 白土へ行ってみっかあと 生家を想い 幼時の友の名 寝顔の中に」。当時、時々、様子を見に行くと、お喋りをしていた。
ばあちゃんは、元気で越年をした。介護用のおせちも食べた。八月の109歳の誕生日迄は、大丈夫。どんな状況で、おさらばするのか、知ることはできない。頭の中では、おさらばしたいと、思っているのかも。百歳前の、お喋り出来た頃のこと。「死んじゃったぁ 死んじゃったぁ 皆んなぁ 皆んな 死んじゃったぁ おれも 死んじゃつたぁ」と。ある時は、口をしきりに、もぐもぐと、何かをしやべっていた。「どおしたのぉ」と聞くと、「「おれぇ 死んじゃつたぁ」と。「へぇー ばあちゃん 死んだのげぇ」と、聞くと、「 んだぁ 」と、「お墓さ 行ったのげぇ」と聞くと、「いいところ だっぺえ」と、言っていた。「日向ぼっこ 生きてる すまなささびしげに お寺さ いくべぇ あの世さ いくべぇ」と。「百二歳と 生きながらえて なに思う 半べその顔 いとおしく見るけ」。「あばれ寅と 前ずくと わたしも寅よと 女医先生 やさしく甲をなで 怒り鎮める」。「母の日の メロンよりも 添え書きを握り 目で追い うれしく読む」。「死んじまぞぉ 死んだら どぉすんだぁと 叫び呼ぶ ポータブルトイレへ 急ぎリフトで」。
いわき市史、第五巻、いわき市の気候よりです。画像は、いわき市の、五地点の、日中の最高気温の平年値の、グラフ。上の方が、1,2,3月、下の方が、7,8,9月。いわき市は、海洋型気候と内陸型気候に分けられる。小名浜と塩屋崎が、海洋型で、川前と上遠野が内陸型で、中間点に平がある。気温、湿度、風向、風速、降水量、日照時間などの、気候の要素で、それらの値の異なる、代表的な場所として、前記の、五つの場所になる。海洋性は、夏涼しく冬冷え込まない。海風、日中、陸地は熱せられ、海から、陸地に向かって吹く。陸風、夜間は、陸地の温度が低下して、海に向かって吹く。気温の、最高と最低月は、夏至および冬至より、2ケ月遅れる。内陸型は、海の影響は少ない。夏は蒸し暑く、冬は冷え込む。谷の向きが、東西なので、風向きは東ばかりさす。山風、谷風、日中は、山側や谷に沿って吹く。夜間は、山側や谷に沿って吹き下ろす。詳細は、いわき市史を、どうぞ。今の時代は、観測地点が、たくさんあるので、より詳しいデーターが、得られると思う。明日5日は、「小寒」。寒さか厳しくなっていく。
今日も、冷たい空っ風が、吹き荒れている。過去の一月は、「寒波来ても高温」とか、「寒かった一月」とか、「西暖、北寒の一月」とかある。また、「インフルエンザ流行」とか、「阪神大震災」とか、表現されていた。寒さは、これから。画像は、参考までに、「日本の気候区分図」です。普段のお天気には、使わないのだろうが、気象の学問には、必要なのだろう。拙いブログに、お天気のことを、載せているので、興味をもったものです。
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。今日も、空ッ風が吹き荒れている。昼近くに、初詣で、神札を受けてきた。今年は、どんな年になるのだろうか。まあ、良いことは、思いつかない。神社からの案内には、「八方塞がり」とか、「病門」とかの、歳になっている。日々何かと、慎重にしなけれは、ならないのたろう。別の事。脳は錆びてダメなのかなぁと、思いながら、今年と来年の、季節の予測を、グラフにした。仕事をしていた時を、思い出したもの。図の左は、一年12か月。左から2列は、節気から。右端は、来年。右から2列目は、今年。右から3列目は、昨年。4列目は、一昨年。太陰暦から、春夏秋冬の季節を、実感する予測。2020年は、旧暦の4月が閏月。来年は、2月が閏月。旧暦は、1年が355日なので、閏月を入れて、13か月になる。今年の季節は、順調に訪れると思う。当たり外れは、ご容赦の程。