八十路徒然なるままに

かげろうの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年を暮すほどだにもーーー。徒然草より

アナログ終了

2012年03月31日 12時18分46秒 | Weblog
アナログ放送が終わった。今日から、ブラウン管テレビは、無用の長物になった。邪魔だなぁって、思うようになった。ブラウン管テレビを捨てるのに、どこに捨てるか問い合わせすると、電話料金を、負担することになる。まして、携帯電話を使えば、料金の負担も増す。アナログ放送が終了した瞬間を見た。何の役にもならないのに。まぁ、物好きだなぁって、自嘲をしている。
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破れテレビ

2012年03月30日 19時18分17秒 | Weblog
「テレビよ お前もいよいよ切れるか。 今日 昨日 一昨日 これで三日間 偲んできた。 Uの電波と Vの電波 二つのチャンネル がちゃがちゃ回し、 ブラウン管テレビのあとを しのぶに 捨てられぬ思いもぞする。 なつかしき これのテレビよ。」 若山牧水の詩、「草鞋」を 借用をした。古き良き時代が終わる。懐古ばかりしている、後期高齢者だ。拙いプログに何回も登場をする禅語に、「破草鞋」がある。「昔の禅者は、破れ草鞋をきれいに洗って刻んで、壁の下地に使う。あるいは、そのまま堆肥にする」とある。凡人の小生は、このテレビは、何処へ捨てようと考えている。やたらに捨てると、罰がある。回収を依頼すればいいのだなぁ。っと、やっと気がついた。
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護岸用のブロック

2012年03月27日 19時51分14秒 | Weblog
津波の被害のあと始末のがれきが、防潮林の間から、見えかくれしている。仕事で、四倉から、小名浜へ新舞子浜を走行した。護岸用に使うブロックが、準備されて、積み重ねられている。近寄って見ると、その巨大さに、驚いている。夏の海水浴で賑わう、砂浜もあれば、今回の地震で、道路のすぐ脇に、波打つ海岸になってしまった、浜もある。はるか遠くの沖を行く船を、眺める砂浜もある。何か物思いにふける気になる、砂浜もある。春の陽射しに誘われ、砂浜近くに、車を停めて、春の穏やかな海を眺めてきた。
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一年前を思い出す

2012年03月22日 19時44分26秒 | Weblog
画像は、先日の深夜の国道。深夜だから、行き交う車がないのが、当たり前。所用で仙台に走った。そんなに早くなくてもよかったのだが、目がさめてしまい、出発をしてしまった。一年前の災害の当時は、水をもらいに夜になっていくと、こんな状景だった。不気味に感じたのを、思いだした。東北道を走り、サ-ビスエリアには、災害ボランテアの車が休んでいた。いわきも、大震災の被害が大きい。それ以上に、放射線のことがあるが、心配はない。通常の生活する時間には、人の往来も、行き交う車も、以前より多いように思える。いわき地方は、気候的にも温暖で、住みやすい。先日も、避難していた知り合いが、お茶のみに寄った。「わあぁ、元気だったねぇ」って。「近くまできたから、寄ってみた」と、一年振りだ。また、別の知り合いが、10キロ圏内にあった工場が、岐阜の方へ、移転をして、妻と離れ離れになって、何か月振りに、合いに行ってきたと。妻から、土産をことずかったからと、とどけに来た。「妻も元気にしているよぉ」って。その知り合いは、仕事で、このいわきに居る。母親は、栃木に避難をしていたのだが、介護が必要になり、このいわきの施設に、入居させたとか。子どもと孫、妻は、岐阜の方にと、離れ離れになっている。以前の住居は荒れ放題のまま。壊れたところを修理するにも、工事をしてくれる人が、来てくれるのかとか。放射線は心配ないから、どうぞ、帰還をして良い言われても、住めないという。気の毒に思う。
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一年が過ぎた

2012年03月13日 20時06分03秒 | Weblog
十一日は、「あの時は、ああだった、こうだった」って、テレビも新聞も、特集をしていた。自然災害は、備えるしかない。間接的な、原発事故は、ちょっと、腹だたしい。年に一回、「なんとか給付金」が、振り込まれてきている。今思えば、手なずけ金だったのか。発電をしたのを、使ってもいないのに。避難をしてきている、知人が、お茶のみに「元気でいたがぁ」って、寄る。避難をしている人には、一口に気の毒としか、云えない。画像は、一年前に撮った、近所の神社の石塔が、ごろんとしたものだ。35年前だったか、「気象大異変」という本を読んだ。当時、富士山大噴火が起きるとあったので、大騒ぎになったと、憶えている。「天変地異、百年説」、「太陽活動の百年周期による、火山爆発が起きる」、今も話題になっている、「関東大震災の、60年周期」とかを、読んだ。地震の発生のメカニズムは、プレートが動く。なぜ動くのか。引っ張り、押し合いをして動く。押し合いは、なぜやるのか。太陽の活動が活発になると、地球の表面に加わる圧力の変動が激しくなる。地軸が傾き、北極の寒気が南下して、冷夏寒冬の現象が起きる。海底3000メートルのマグマに、空気と海水の圧力が加わる。空気だけの圧力の陸地に向って、動きを加えるとある。このことによって、地震が起きるとある。拙いブログに、今年は春の訪れは早く、なんて、のんきなことを書いているが、異常気象が発生するという、旧暦の三月、閏月、一年が、13か月あるのが、今年だ。エルニ-ニョ現象は、どうなのだろうか。災害には、備えるしかないと、大地震が起きないよう、願うしかない。
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シクラメン

2012年03月08日 19時28分43秒 | Weblog
時々ブログに登場する、在宅のばあちゃん。冬の柔らかい陽射しで、日向ぼっこをしていた時。真っ赤なシクラメンを、だまって見つめていた。突然、「かあぁちやんよおぉ」、「かあぁちやんよおぉ」って、何度も呼ぶ。おむつでも、気持ちが悪いのかと、「何ぁんでぇすかあぁ」って、返事をして、顔を出す。「かあぁちゃんよおぉ」って、指を指した。「わあぁ、きれいだあぁねぇ」って。「うん、うん、」って、うなずいた。家事に追われているのが、言い訳だ。たまあぁ-に、話し相手をすると、はるか昔の、子どもの頃遊んだ、友達の名前を云う。日向ぼっこが、気持ちいいのか、自分の胸に顔をうずめるくらいにして、寝息をたてて、眠ってしまった。
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お元気で

2012年03月04日 00時42分26秒 | Weblog
二月の海、この海の奥深くで、発生した大地震、原発の事故。避難をしていた知り合いのばあちゃんが、老人施設に入居するので、寝具を取りに、立ち寄った。家業を継いだ息子が、おくって行く。家族が一緒に住めなくなり、面倒をみられないとのことだ。家族が離れ離れになってしまつたという。長い間のお付き合いだつた。昭和30年頃か、車の免許を取得する前だった。汽車で、いわゆる仕事の出張していた頃だった。帰り道で、寒い最なか、夜の汽車がくる待ち時間に、休ませてもらい、その上、なぜか湯豆腐をご馳走になったのを、憶えている。家の中の、夜の明かりは、電灯の時代のことだ。ずうぅっと記憶をしていた。もう、このばあちゃんとは合う機会はない。別れ間ぎわの言葉は、「元気でねえ」ってしか、云えなかった。袋菓子だが、二袋、「お茶のときにねぇ」って、あげた。にこにこ顔だったが、ちょっと、寂しげに見えた。同じ年頃の知り合いが、年賀はがきを、おくってくれる。今年のは、たどたどしい文字だった。まあ、元気でいるなぁって、思っている。いろいろと、その家その家の、事情がある。はるか六十年前にご馳走になった、湯豆腐のことは、忘れないことにしよう。
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雪のバイパス道路

2012年03月01日 13時59分42秒 | Weblog
朝にびっくりした。前日、普通タイヤに荷物を積んでいた。急ぎ、冬のタイヤの車に、積みなおして、納品に行った。市街地から出て行くので、ちょっとの混雑で、納品の時刻に十分まにあった。別の話し。昨日も、大きな地震だった。大きな地震の時は「原発は大丈夫かなあぁ」って。第一原発の地元の町では、街ごと移転の話しが伝え聞きする。広大の土地なので、何処なのだろう。広く広大にあるのは、ゴルフ場なのだろうか。山林を切り開くより、ある程度平たくなっているので、そうなのだろうか。原発事故で、住みなれた家を離れ、新たな地での生活は、いろいろと苦労が多いだろう。10キロ圏内に、知り合いもいる。10年先、20年先に戻っても、家屋は荒れ果てて、使えない。安住の地が、できのが待ち遠しいと、云っていた。いわき市は、ある時期、面積が日本一だったことがあったと、記憶をしている。広い土地はあるのだろう。このいわき市は、幸いにというか、放射線の量は、心配するほど、高くない。この、いわき市は住み良いだろう。画像は、車の中に固定して、撮ったもの。
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