朝5時と言えども薄暗く、いかにも「夏は終わった」感
どうにも今年は散歩のタイミングがつかめない
友だちのつーくんは、毎朝5時と言えば散歩をしている、そして畑作業も朝飯前にする
私はといえば、その時間に起きているから、同じように散歩をすれば良さそうなものだが、そこがスロースターターの所以。
今日は17時から散歩をした、少し雨模様なので傘を持って出たが、一度だけさしたきりだった
急に涼しくなって、歩いていても気持ちが良い、汗ばんだのは家に着くころになってやっと、歩数も久しぶりに5000歩まで伸ばした。
高校生くらいまでは貧血症で、朝なかなか起きるのが苦手だった
今は、そんな気がないほど早起きになった、けれども起きたと同時に散歩したり、畑をやるほど元気でもないのだ
体も頭もハードな行動についていけない、だから私の早朝はブログ書きから始まる
ゆっくりとウオーミングアップをしてから、徐々に体を起こしていく。
私の朝はベッドの中で目覚めると同時に、まず思考が動き出す
言葉が湧き出てくるのは目覚めたすぐだ、次々に言葉やブログタイトルが湧きだしてきて「書け、書け」と騒ぎ立てる
ほおっておくと、10分後には消え去ってしまう言葉、だからお気に入りワードがあれば起き上がって書くしかない
こうして私の一日が始まる、まずは頭から起きて、次に体が起きて、されどハードな行動はできず、ゆっくりと体を慣らしていく。
病気を境に、得意の夜型人間が無くなった
22時には寝る。 病気前は0時が寝る目安だったが
だいぶ夜の暑さも和らいで、秋の夜長とはいうものの20時過ぎには急に眠くなる、時にはそのまま寝てしまう日も
湯船にはずっと入っていない、今年の暑さでは無理だった
欧米型のシャワー生活、たいがい夕方から作業や散歩をするので、この頃に汗をかく、だからシャワーをするのは夕食前の17時頃が多い
病気前は風呂に入るのは寝る前と相場がきまっていたが、今は夜になると眠くて仕方ないから夕方にシャワー。
手術をして、もう3か月が過ぎたが、抗がん剤治療はいまだ終わらず、気分は病人のままだ
どうも気が弱くなったようで、こうしたタラタラと低調なまま、マンネリ化する生活は苦手だが、そこにはまり込んでしまった。
体操とか、長い散歩とか、酒を飲むのも、人に会うのも控えているし、酒はもう入院後一滴も飲んでいない
あれほど浴びるほど飲み、深夜2時くらいまで梯子酒をしていたのが嘘のようだ
あれだけ大きいガンだったから、おそらく一年前くらいからそれは芽生えていたのだろう
そう思えば腑に落ちる。 一年くらい前から急に酒の量が減り、半年前には飲みたくなくなったし、あきらかに酒が弱くなった
そんな時に酒豪の女子会の仲間になったものだから、実力を発揮しようと思ったが、すぐに酔ってしまって(おかしいな)とは思っていたのだ
そうだ去年の夏には、明らかに宴会中に異変が起きていた、もうあの頃から黄信号が点滅していたんだな。
白血球減少という言葉が離れない
それで気弱になっているのだと思う、ようやく暑さが和らいで、ここは少し前向きな行動を始めないといけない
血流を温める意味でも、ぐい飲み一杯くらいは熱燗を飲もうと考え出した
その前に準備で養命酒から始めようと思う、もう大酒は飲めないだろうが、たしなむ程度に百薬の長を再開しよう。
「元気が一番」、スロースターターはようやく、そう思ったのである。