未だに20度近い日がある今年の秋
秋とは言うが、もう11月も半ばで晩秋であるがいつもの秋とはやはり違う気がする。
警察署などの看板には「早めに冬タイヤに替えておきましょう」とあり、民放でもそんな言葉が出てくる季節である。
息子の会社でも今月中に取りかえるようにとのお達しがあったそうだが、長期予報ではエルニーニョが続いて小雪との予測。
冬は北陸では何といっても冷水で締まった魚が旨くなる季節
すでにカニは解禁となり、私もこれから4月までは寒さの中での仕事になる
毎日のんびり暮らす予定が、真冬にまさかの4時半起きの5時過ぎ作業開始になるとは思ってもみなかった。
人生はどのように進んでいくか見当もつかない、消息を伝えた一枚のはがきが新しい人間関係を産んだ
退屈している男と、人手不足に困っていた漁業者の男
何より何十年も通った魚市場にまた通える楽しみもある。
誰にも知らせず行っていたが、さっそく港の市場で競り人をしている「またいとこ」にバッタリ会ってしまった。
2年間新鮮な魚を食べることが出来なかったフラストレーションの解決にもなる、さっそくカニを食べられるようになって満足している。
これからはヒラメ、アンコウ、甘えび、タラなども出てくる。
魚も良いが、「野沢菜」の季節でもある
その名の通り信州野沢温泉あたりが発祥の地なのか? それは知らないが、信州でも雪が多い北信濃の名産のように思える。
以前、野沢温泉に行ったら、公共の洗い場で野沢菜を洗っていた、それはよくみたら温かな温泉水であった、これが野沢菜を美味しくする方法の一つであるかの言葉をテレビで聞いた気がする。
野沢菜の食べ方の楽しみは広い葉の部分でご飯を包んで食べる方法、そしてもう一つは「お菜入りごはん」
5ミリくらいに刻んだ野沢菜をご飯にまぶして丼で食べるのが大好きだ
野沢菜の味噌汁も美味しい
今朝はそれを食べたが、野沢菜は長野県境の新潟県の妙高産の物である、いろいろな味付けがあるが、やはりシンプルな塩味そのままが好きだ。