こんにちは、国立市議会自民党会派では各討論を役割分担して作成しています。
本日は令和5年最後の定例議会となる12月議会最終本会議を迎えました。
最終本会議は、初日本会議で3つの常任委員会に付託した議案を、審査した経過と結果を各常任委員長が報告します。
各常任委員長報告に対して質疑・討論・採決の順番で、各議案に対する可否の判断がされます。
市長提出議案は全て可決となりました。
また、福祉保険委員会に付託された陳情12号しょうがい児が18歳になったあとの夕方の居場所を求める陳情は全会一致で採択となりました。
国立市は、しょうがいがある人も無い人も誰もが当たり前に暮らすまち条例を制定する中で、誰もが安心して安全に暮らすことが出来るようソーシャルインクルージョンのまちづくりに向けて努力をしています。
障害福祉サービス事業における各種作業所では、午後4時に降所する作業所が多い状況です。
すると、働いている保護者の方は仕事が終わるまでの数時間をどこかの居場所で過ごさなくてはなりません。
根本的な改善としては、各種作業所の作業時間を延長することが出来るようにするべきではないでしょうか?
もちろん各作業所を運営する方々も時間を延長するには、人材確保など根本的な運営形態を見直す必要があります。
しょうがいのあるお子さんと共に暮らす保護者が働きやすい環境を整える為に、社会全体として制度を変えるべきと考えています。
ただ、こういった制度改革には時間が掛かることも事実です。
今現在、谷保駅北口で運営されている「たまりば宙」における受け入れ人数を定員4名から一人でも二人でも増やすことが出来るように、国立市としてどういった支援が可能なのか?
この点が直近の実現すべき課題であると考えています。
社会福祉制度の狭間を埋めるべく、議会や委員会の中で訴えて行きます。
写真は髙柳議長に撮影いただきました。