写真上:伝統芸能「三番叟」 写真左:神輿行列の先触れ「天狗様」
11月3日の「広瀬神社例大祭」に関して、TKさんから「うんちく」を頂きました・・・by 伊豆の花
[写真と文:TKさん提供]
遅ればせながら、広瀬神社のうんちくと、祭典の画像を送ります。
実は、駿河国から伊豆国を分離する以前(飛鳥時代の初期)に、伊豆の土地には、半独立状態の、謎の豪族王の王国が存在した可能性があります。
その都の中心は、伊豆半島の中央を流れる狩野川が生み出した田方平野の一角、現在の伊豆の国市の「田京」であると考えられるのです。
田京の隣には御門(みかど)の地名もあります。
日本史上では、忘れ去られた王国の都・田京ですが、稲作文化を中心に国家体制を構築してきた日本人にとって、田京は、ある意味「日本史の原点のひとつだ」と思える地名でもあります。
この、伊豆の国市にある広瀬神社の前身は下田市にある白浜神社の地に在りました。
そして、田京の広瀬神社の事代主の神(田の神)が、明神様として現在の三島市(伊豆国の国府跡)に移り、三島大社に成っています。
以上 うんちくです。
たまたま、KTさんから「写メ」は入りましたので、掲載します。TKさんも元気なようですよ。