私の TX-88A 、このブログには 2 回目の登場です。 大掃除の際、奥の方にあったので、チェックのために引っ張り出してきました。
下はファイナル部分です。
前の持ち主はどんな人だったのでしょうか ?。 入力が BNC 、アンテナ端子が N 接栓に変更、電源はダイオード化してあります。 ファイナルの球を見てください。 UY-807 とは違いますね。 最初見た時は 2E26 か 2B46 ( 6146 ) かなと思っていました。
下の写真を見てください。
GT 管で 807W ( 5933 ) と書いてあります。 高信頼管 5933 ( JAN - CHS - 5933 USA 製軍用 807W ) です。
5933 の日本版が 2B33 で 807 と互換です。 足の配列も同じですから、そのまま差し替えが出来ます。
正常に働いており出力は、10W 超出ています。
今のところ、9R59 と TX-88A はスタンドアローンですが VFO-1 を含めて、一度システムを組んで、一回ぐらい QSO をして見たいものです。 VFO でゼロビートを取る作業が懐かしいですね。 しかしながら、動作確認できても ( QSO 出来たとしても ) 残念ですが、近々、戦力外通告を言い渡す予定です。
このラインアップは開局当時、夢にまで見た無線機で、全部そろえると初任給の 2~3 倍近くなりました。
高校生には無理だし、親に泣き付くにも額が大きすぎるので、取りあえず、受信機だけを買って貰って、送信機は自作が多かったと思います。 シャーシーの穴あけが一番嫌で大変でした。 特にトランスとメーターですね。