Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

私の TX-88A

2020-01-05 02:35:00 | Ham Radio
 

 私の TX-88A 、このブログには 2 回目の登場です。 大掃除の際、奥の方にあったので、チェックのために引っ張り出してきました。
 下はファイナル部分です。

 

 前の持ち主はどんな人だったのでしょうか ?。  入力が BNC 、アンテナ端子が N 接栓に変更、電源はダイオード化してあります。 ファイナルの球を見てください。 UY-807 とは違いますね。 最初見た時は 2E26 か 2B46 ( 6146 ) かなと思っていました。
 下の写真を見てください。

  GT 管で 807W ( 5933 ) と書いてあります。 高信頼管 5933 ( JAN - CHS - 5933 USA 製軍用 807W ) です。
 5933 の日本版が 2B33 で 807 と互換です。 足の配列も同じですから、そのまま差し替えが出来ます。

  正常に働いており出力は、10W 超出ています。
  今のところ、9R59 と TX-88A はスタンドアローンですが VFO-1 を含めて、一度システムを組んで、一回ぐらい QSO をして見たいものです。 VFO でゼロビートを取る作業が懐かしいですね。 しかしながら、動作確認できても ( QSO 出来たとしても ) 残念ですが、近々、戦力外通告を言い渡す予定です。

  このラインアップは開局当時、夢にまで見た無線機で、全部そろえると初任給の 2~3 倍近くなりました。
  高校生には無理だし、親に泣き付くにも額が大きすぎるので、取りあえず、受信機だけを買って貰って、送信機は自作が多かったと思います。 シャーシーの穴あけが一番嫌で大変でした。 特にトランスとメーターですね。


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新人アナのレベルってどうなの?

2020-01-04 00:10:00 | ノンジャンル
 年を取ると、テレビを見ていて、突っ込みどころがよく見えるようになります。 ニュースの読み間違えや噛んだりするのは日常茶飯事です。 昔のアナウンサーは出番前にどれだけ読みの練習を繰り返していたか。 上司の指導も厳しくレベルの維持が保持されていた様に思います。

 近年は、優しい上司が好かれるようで、ロクに教育もせず厳しさもない。 テレビは顔がすべてと言わんばかりに、可愛い新人がいきなりレポーターとしてロケに駆り出されます。 恥をかくのは本人だけでなく、上司の質も問われている事に気が付かないのでしょうか ?。

 老舗の寿司屋に行って、「 こはだ 」 を食べ 「 すごく締まっていて美味しい 」 と言ったのです。 大将の顔が一瞬にしてこわばり 「 うちは締めが浅いから旨いんだよ。 バカ言ってんじゃね~よ 」。 だいたい、若いお姉ちゃんアナに、老舗の寿司屋をレポート出来るはずもない。

 ある居酒屋で生け簀から出して、さばいたばかりの刺身を食して 「 柔らか~い 」 と ・・・ 。 天然うなぎが専門の鰻屋にて 「 柔らかくて、口の中でとろけてしまう 」 とのたまった。 「 うちは、中国うなぎは出さないんだよ 」 と言われても意味が分からない顔をしている。 店主が怒るのも無理はない。 こだわりを全て否定されているのですから。

 すべての食材に 「 やわらか~い 」 で済ませてしまっている。 若いお姉ちゃんアナには、所詮、老舗の食レポなんて無理な話です。 ギャル好みのスイーツあたりをレポートさせておけばいいと思います。 もちろん優秀な女子アナさんは沢山おられます。

 つい最近、ローカル ( 福岡 ) 夕方の 5 分ニュースで ベテランの局アナ ( 男性 ) が、読み間違い、噛む、を繰り返し、なんと 5 分間 ( 実質 3 分 ) で、10 回のミスをするという、久々のホームランを打ちました (笑)。

 しかし、昔にも読み間違えがなかった訳ではありません。 新人時代に 「 旧中山道を歩き 」 を 「 1日中、山道を歩き 」 と読んでしまった女子アナさん、究極の読み間違いとして、いまだに語り継がれています。 もはやネタですね。 大昔の様に原稿が縦書きであれば、こんな間違いは起こらなかったでしょう。

 しかし、この話は少し違っていて、真相は 「 きゅうちゅうさん ・・ 」 と誤読しかかったところを、司会の上岡竜太郎さんに 「 どうせ、誤読するんなら 『 いちにちじゅう ・・・ 』 にしなさい 」 と突っ込まれたと言う話だそうです。 しかし、当時のメディアが 前段 を大々的に広めたために、訂正が効かず、不正確な 「 伝説 」 が固定化し一人歩き ・・・ しょうがない 「 私がそう読んだ事にしときましょ 」 と、彼女の持ちネタ ? になりました。


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CW のゼロイン

2020-01-03 00:29:00 | Ham Radio
 最近のトランシーバーには CW モードでゼロイン出来るボタンが付いています。 しかし、よっぽど狭いフィルターで聞いていない限り帯域を外れる事は殆どないので、余計な機能だと思うのですが ・・・ 他にもアマチュア無線機ならではの、お節介な機能は沢山あります。

 几帳面な人はゼロインを好む傾向にあるし、チューニング技術の正確さを自慢したい向きもあるでしょう。 1:1 の QSO なら何の問題もないのですが、何らかのサービスや移動運用などで複数から同時にゼロインで呼ばれると困った事になります。 コンテストでも同じ事が言えます。

 どうしても取れなかったら、こちら ( 呼ばれている方 ) が 数十ヘルツ~百数十ヘルツ QSY するといいと思います。 そうすると、あくまでゼロインに拘って呼んで来る OM と、そのまま元の周波数で呼んで来る OM にバラけるかも知れません。 あるいは全く別の局が呼んで来る可能性もあります。 少なくともフィルターの裾野以内の QSY にしないと、呼んでる人にいなくなったと思われてしまいます。 元々、オンフレでのパイルアップでは、ゼロインして呼ぶ方がおかしいと思います。

 SSB に限ってみれば 14 MHz でゆっくり ラグチュー している OM ならゼロインしていないと、ちょっと恥ずかしいですね。 しかし、ペディションの DVD 等を見ていると、高い音調を取っている事が多く見られるので、応答周波数にゼロインする OM が多い中、ほんの少しずらした方がいい結果が得られそうです。 ビッグガンには、こんなしみったれた考察は必要ないと思いますがね (笑)。


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ロックウェル・コリンズ

2020-01-02 15:43:00 | Ham Radio
 ロックウェル・コリンズ の KWM-2A がこの世にどのくらいで回ったかは分かりませんが、少数には違いありません。

 1933 年 WØCXX によって設立されたコリンズ社は 1973 年にロックウェル社と合併 ( 買収 ) され、ロックウェル・コリンズ社となりました。

 1980 ~ 1988 年の第一次湾岸戦争 ( イラン・イラク戦争 ) の時は、既に真空管の時代を終えて ” 石 ” の時代になり、HF-20xx、HF-80xx ( HF シリーズ ) 等が主流になっていたのではないかと思われます。

 ところが、戦争が終了すると、大量の KWM-2A が中古で出回りました。 そこで、何故 HF シリーズではなかったのか ? と疑問が残ります。

 湾岸戦争は 「 砂漠の嵐作戦 」 と呼ばれ砂嵐との戦いでもあった様で、” 石 ” の機械は、静電気を帯びた砂嵐 にとても弱かったと言います。 そこで、当時でも旧式だった、真空管のリグ KWM-2A が投入されました ( ベトナム戦争時に活躍 ? )。

 廃棄処分する軍用備品に於いては、横流しを防止するため、ハンマーで打ち砕いていましたが、それでも部品取りとして人気があったし、裏ルートで無傷の KWM-2A もありました。 米軍に友達がいて、倉庫から 「 好きな物を持って行ってもいいよ 」 なんて言われた人もいました (笑)。

 私はコリンズが好きで、買っては手放し 買っては手放し を繰り返していましたが、今は何も残っていません ( 保守部品のみ少し残っています )。

 ひとつだけ、コリンズではないが、軍用の真空管試験機 ( TV-7B/U ) を所持しています。 さすがに、軍用です 60 年経っても現役です、故障しません。

 

  成果の上がらない DX hunting を繰り返すより、私的ノスタルジーへ逃げている様な、後ろ向きな姿勢が漂っていますか ? (笑)。


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明けましておめでとう御座います

2020-01-01 00:00:00 | Ham Radio

      


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