行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

新潟市中央卸市場の食堂で

2018年04月28日 | 食(グルメ・地酒・名物)

新潟市中央卸市場、文字通り新潟の台所である卸売り市場である。
新潟市江南区、高速道の新潟東インターにほど近く、平成19年に広大なこの地に業者を集約し、野菜、果実、鮮魚などの卸売を行なっている。
一般市民にはあまり関係ない場所のように思えるが、中央管理棟にある食堂は、一般にも開放されている。市場に出入りする人の利用があるため、早くて安くて、新鮮、美味しいと評判を呼んでいる。
何店舗かあるお店の中からグルメで知られる我が社のジョージに案内され、お勧めの「中央食堂」さんをチョイス。海鮮丼を注文した。お刺身6種類というが、それよりたくさん入っていたし、刺身の切り身の大きいこと。
お昼を僅かに前にして入ったので、すぐに食べることができたが、出る頃には店の前に長蛇の列。やっぱ人気店なんですね。
平日は早朝から営業しているが、大抵午後2時までの営業。日曜は休みだけど、土曜日はやっている。敷地内の総合食品センターも安いと評判のようで、一般の方もお買い物ができますよ。
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新入社員研修で国会と首相官邸訪問

2018年04月24日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)

4月も下旬になるが、当社の新入社員は、1か月間の研修中。外部研修を含めた研修メニューもいよいよ終盤に差し掛かり、相当疲れも出てきている頃かもしれない。結構大変なんですわ、我が社の新入社員。
最大の山場でもある県外3泊4日の最終日は、東京に集まり、社長と夕食を一緒にして慰労会、翌日は国会議事堂、首相官邸を巡り、議員会館で地元選出の国会議員と面談、地方のインフラ整備や建設業に関係する施策についてのお話を聞く機会などが設けられる。
今回特別にこのメニューに組み込まれた首相官邸の訪問。ちょいと内閣や国会が様々な問題で揺れ動いている中での訪問だっただけに、緊張感が漂う官邸内であったが、テレビでもお馴染みの官邸内の記者会見場や内閣誕生の時の写真撮影をする階段などに直接立つことができた。ちょっとない経験でしたねー。(写真撮影はできたのですが、セキュリティー保護のため写真のSNSへのアップ等は禁止ということで、ここでは紹介できないのが残念。)
さて、研修期間もすでに最終週。もうちょい頑張って、新人さん!
(写真上:大都会と電車と徒歩で移動し、国会議事堂へ。写真下:議員会館での国会議員との面会の様子と衆議院の議員食堂でのランチの様子。)


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二年間務めた委員会の報告書に

2018年04月16日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)

二年間務めた文科省の委託事業である「長期宿泊体験に関する調査研究委員会」、農山漁村子ども交流プロジェクト(子プロ)の流れから、「都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)」で指導をする花ちゃんに頼まれた仕事(2017年6月6日記事参照)。今回、一応報告書の完成をもって卒業となる。
この系統の仕事は、現役を退いて何年か経つこともあって、現場の状況も変化しているし、勉強をすることも少なくなってきている。「もういいかなー」と思っていると、花ちゃんがどこかのセミナーで「話しをしてくれ」と言ってくる。一昨年も北海道、昨年も富山で話しをさせてもらった。
まあ、いい経験させてもらっているし、全国あちこち訪れることもでき、新しい仲間と話をする機会もいただきましたから。
しかし、報告書の中を確認したらビックリ。なんと委員である自分が登場している。やってくれたね、花ちゃん。手頃なところで出演料をケチった末か、またまたその気にさせて何か頼もうとしている?
まあ、いい経験をさせてもらった記録としておきますかねー。
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もう一つの「黒部の太陽」その2

2018年04月11日 | ニュース・うんちく・小ネタ
(前回からの続き)
黒部川の電源開発、関西電力が豊富な水量と急流の落差を活用した水力発電に注目して、黒部ダム(通称:黒四ダム)を中心として国家プロジェクトとして取り組まれたが、中央構造線上にある工事は実に難工事が続いた。
黒部ルート(宇奈月ルート)は、既に設置されていた第三発電所から、地中に第四発電所や黒四ダムから水を引く導水路工事。いずれも山の中に、トンネルを掘って設置するというのも。
この地帯は高熱帯が存在し、トンネル工事は地熱との戦いになる。担当したのが大成建設で、実際トンネル工事に携わったのが、我が社と姉妹提携を結ぶ福島の寿(ことぶき)建設である。

今回のイベントには、寿建設の先代社長と元請の大成建設の社員の方が、当時の記録映像を見ながら難工事の現場の状況を振り返ってお話しするというもの。
トンネルの先端部で掘削する人を水をかけて冷やし、水をかける人を後ろから冷やす、その人をまた冷やす人がいる。交代要員は、その水を排水するための水路で体を冷やす。山岳地帯の冷たい外気と冷たい水は、まさに命綱だ。
サウナのようなトンネル内で合羽が欠かせないのは、上から落ちる水滴が高熱で火傷をすること。発破に使うダイナマイトを入れる穴を十分冷やさないと自然発火の危険があるなど、そこには危険がいっぱい。
もちろん日本の中でも険しい山岳地帯にあり、人力で荷物を上げたり、冬は常に雪崩の危険があるため宿舎もトンネルの中。昭和30年代だからの苦労の他に、その当時ならではの少し微笑ましいエピソードを語ってくれる。

今回のイベントは、地元の建設業協会が主催。地元で施工された一大プロジェクトを紹介し、多くの犠牲者を出しながらも果敢に立ち向かった先人の偉業を伝えるべく開催された。
会場には地元の建設業者や一般市民のほか、県外から当時の工事に関わったゼネコン各社や関電の関係者も多くいた。地方の建設業協会の研修で、一般の方含めて400人の参加者、凄い!(終わり)
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もう一つの「黒部の太陽」その1

2018年04月09日 | ニュース・うんちく・小ネタ
先週は富山県黒部市を訪問する機会を得る。
黒部川は、黒四ダムや黒部渓谷鉄道などが有名で、一大観光でもあるが、これらのものを含めて土木工事の偉大さを知ることのできる場所でもある。

その代表格が黒四ダムということになる。戦後、急速に発展を遂げて必要になった電力事情により、国家プロジェクトとして建設が進められた。
立山アルペンルートの一部となっている関電トンネルを始め、日本でも極めた厳しい北アルプスの山岳地帯での工事は、三船敏郎や石原裕次郎で有名な「黒部の太陽」でもあるように、ルート開発や導水路などトンネル工事が大きなカギを握ることになる。
日本の構造線の上にある黒四ダムの現場、黒部の太陽では「破砕帯」の存在がいかに難工事だったかということを物語っているのだが、これは関電トンネルで知られる大町ルートの話で、それ以外の工区はあまり脚光を浴びるは少ない。

すでに工事ルートとして第三発電所まで開かれていた宇奈月ルートは、トロッコ列車で知られるが、トロッコも電源開発のための工事用で、観光ルートとして開発が進められた欅平より先への、実は軌道が敷かれており現在も関係ダムや発電所の保守点検のため資材や人員を運んでいる。
こちらのルートでは、黒四ダムから発電所まで水を落とすため導水路を掘る工事が進めらた。第五工区と言われ大成建設が請け負ったのだが、ここは高熱帯という灼熱地獄の中での工事になった。
この記録映画と、当時の工事に携わった人のトークショーが、地元の建設業協会の主催で開催されたのだ。(続く)
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老舗料亭にある「桜亭」というカジュアルラウンジ

2018年04月04日 | 旅行記・まち歩き
地元の老舗料亭である「南都屋」は、江戸末期の創業、昭和初期に建てられた本館は有形登録文化財に指定されている。入母屋造りの趣のある店構え、そして地元の食材を駆使した伝統料理が味わえる。

会社の新人研修に講師としてお招きしたT先生は、母校でラグビー部の顧問をしていた熱血教師で、縁あって30年来のお付き合いをさせていただいている。まあ、私が教育関係の仕事をして再会したというところがあるんですがね。
研修が終わって、担当者とともに昼食会場に選んだのは、その南都屋の一角に新たにモダンでカジュアルなスペースとして設けられたのが今回紹介する桜亭だ。ちょっとおしゃれなランチ会場として地元の方々に利用されている。料理も本館提供のものと変わらずの本格的で、かつリーズナブル。

店の奥一面ガラス張りの窓で、中庭が雰囲気を醸し出す。庭には、先代が大事にしていた枝垂れ桜が植えられており、これが「ガーデンラウンジ・桜亭」の名の由来である。
僅か一週間前にお邪魔し、「桜はもう少し先だねー」と若女将と話をしていたが、新潟地方も今週に入って気温が急上昇。一昨日からソメイヨシノが一斉に開花し、桜亭の桜庭も彩を増しているに違いない。

※カテゴリーを「グルメ」にするか「文化財」にするか迷ったが、ここは「まち歩き」で!



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