切符の話の完結編を書き込んでなかった。さて、お得な切符は?岩ちゃんに「まさかTYOじゃないだろうなー」と言われ、少々プレッシャーを感じている。東京・横浜に出かけるのであれば、泊りでも日帰りでもTYOは確かに安い。一部を除き、2名以上でというのが、なかなかビジネスでは使いづらいところはあるのだが…。
以前紹介した「土日きっぷ(18000円)」に代わる「ウィークエンドパス(8500円)」。週末なら、新幹線自由席で新潟・東京間をまともに特急券を買ってもプラス8600円なので、17100円と「土日」より安くなる。羽越線も乗継割引を適用させれば、いなほを利用しても500円増。ギリギリでお得感が保てる。
しかし、我が社(TTB)に持ち込まれる相談の半分はビジネスユースで、平日となるとまともに買うことしかお勧めできなかった。それが、あるんです。お得な切符!インターネットで予約する「えきねっと会員(登録無料)」向けの「トクだ値」がそれである。駅の券売機で受け取ることにより、新幹線の運賃・料金が10%から30%割引となるのだ。(クレジットカードが必要となる)
我が社の最寄り・羽越線中条駅から東京へは、まともで買うと往復22300円(在来線自由席・新幹線指定席利用)。20%割引の「トクだ値20」を利用するとすれば、乗り継ぎ割引のない羽越線内をまともに買ったとしても18800円(往復で3500円のお得)。設定は少ないが「トクだ値30」であれば、16840円(往復で5460円のお得)ということになり、かなりのお得感が味わえる。1名でもOKで、しかも新幹線指定席が確保できる。
ただ、乗車率の高い列車は割引率が低いし、列車を限定しなければならないことなどの難点も多い。まあ、往路だけ使ってもお得ですから。
JR東日本の「お得なきっぷ」の見直しは、「えきねっと」の普及が大きな要因とされる。出札窓口の混雑解消とそれらの人員削減に向け、キャンペーンの拡大は今後も拡大が予想される。新幹線の特急券部分のみの設定も考えているようで、ウィークエンドパスを併用することで、週末の東京も安くなることも期待したい。(なお、「トクだ値」には在来線の特急での設定もある。こちら、なんと最大40%引き!)
どうです、岩ちゃん!お立場上、これらの取り組みを会社ぐるみでやられては?航空運賃と同様、まともに電車賃計算している会社なんぞ、いまどきありませんぜ!「トクだ値」には、重役が使うグリーン車の設定もあるから、かなりの節約になりまっせ。(VIEWカードの場合、マイレージで「グリーン券」と引き換えれば、なおお得!)
プラス、我が社には旅行業務取扱管理者を置く「旅行業部門(TTBじゃない、本物!)」がありますよね?出張の手配、一手に扱わせればいいんですよ!まともな切符を手配させて、通信費やガソリン使って旅行業手数料の小銭を稼ぐより、いいと思いますよー。
※「えきねっと」は、あくまでも個人会員制なので、法人登録ができるか否かは不明だし、積極的に組織ぐるみで取り組むことをお勧めしているものではない。なお、「えきねっと」利用にはカード登録が必要。VIEWカードは個人用のみの設定。VIEWカードのマイレージシステム「サンクスポイント」の景品(グリーン券等)を第三者に譲渡することについては問題ない(と考えている)。詳しくは、http://jreast.eki-net.com/を!