行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

城の山古墳に新たな発見

2013年11月29日 | 歴史・芸術・文化

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郷土の宝である「城の山古墳」からの出土品の保存調査で、またまた新たな事実が発表された。(写真上:市役所で行われた記者発表で)

細かい遺物の中から、分析の結果、ヒトの歯が確認できたことが確認されとのこと。人骨は無理としても、歯であれば残っている可能性もあるのではないか?思いがあったが、まさか1700年前の古墳から出土するとは奇跡に近い。

それはそれは僅かの破片から、医学の研究成果と電子顕微鏡を使い、今回の結果を導き出した歯科大の先生は、何と地元高校の出身で先輩ではないですか!「全国的にも注目を集めるゆかりの地の調査に関われてうれしい」とのコメントも。

この古墳の保存状態の良さと、地元を愛する心が、またまたこの古墳の価値を高めたのではないだろうか?

詳しい調査結果と保存処理を施された他の出土品については、12月8日の古墳シンポジウムで一般にも公開されます。(写真下:今回公開される古墳からの出土品)

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この秋のピーク?結婚式日和に恵まれて

2013年11月18日 | 日記・エッセイ・コラム

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同じ会社の若手ホープYくんの結婚式に招かれた。誰かが言っていたが、結婚式はいいですねー。披露宴も、盛り上がって飲めるしねー。

この土曜日は、お日柄もよく、天気にも恵まれ、結婚式のピークだったようだ。宮司の話では、雲ひとつない天気を何とかと言って縁起が良く、朝雨が降ったのも縁起が良く・・・別な天気の時の話が気になるほどいい日のようだった。

新潟市内の神社に併設されたこの披露宴会場、何回かお邪魔しているが、とてもお気に入りである。同じ市内に新設された綺麗で重厚なAやBより落ち着きます。

この日もフル回転で披露宴を回すため、狭いロビーは少し落ち着かない感じはするが、絶妙な時間差を保ちテキパキこなしている様子。何より肩ひじ張らせない従業員の対応がいい。小気味いい動きで、次々にイベントや料理を提供していく。最終的にはこの雰囲気なんだねー。

まあ、晴れの門出を迎えた若い二人には、互いを見つめるのに夢中で、周りの風景や声はどれほど届いているかは知らねども、末永く仲良くお幸せに!

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地元の美術展は審査制度にこだわる

2013年11月12日 | 旅行記・まち歩き

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芸術の秋?(といっても冬の到来が感じられるのですがー)地元では、今週から美術展が開催されるとのことから、その審査会に立ち会うことになった。

「市展」と呼ばれるこの美術展は、県内で活躍する芸術家の方々を招いて、毎回公開審査を行うことになっている。作品の出展者だけでなく、美術展の運営にかかわる方や熱心な市民がその審査を見守るとともに、審査員の解説に耳を傾ける(写真上)。

賞を設けたり、審査をするということは出展者には少々ハードルが高いような感じがするが、運営委員は当初からこの審査制度に導入にこだわってきた。

展覧会の意義を高めるというだけでなく、芸術活動に取り組む方々が自らを高めることにつながり、それが「まちづくり」の活力になると信じている。崇高な目的があるんだなー。

そんな中で、昨年よりも作品数や出展者数も増え、若い人の出展も見受けられる。運営委員の美術展にかける思いが徐々に浸透してきていると願いたい。

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音楽は字の如く「楽しむ」ものなんですね

2013年11月09日 | 音楽・音楽活動

中国から戻り、また日常の仕事にも戻った。会議続きで、ストレスと疲れもピーク。土曜日は、完全オフにして少し休めましたかね。

今週のイベントで唯一私を癒してくれたのは、子どもたちの音楽祭。毎年楽しみにしているし、頑張っている子どもたちの姿は感動する。子どもの力って、大人の心を動かすほど偉大なんです。

その歌声や演奏は、どの学校も甲乙つけがたいものがあるのだが、中でも写真のT小学校は優しい歌声と気持ちを一つにしたハーモニー、そして心憎いステージ上でのパフォーマンスが印象的だった。

この学校は数年前から文化庁の「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」を導入し、外部講師を招いて音楽活動を実施してきた。新潟市から小林和子先生をお招きし、今回の発表にも臨んだのだ。

小林先生が、長い期間地元の子どもたちの心に寄り添い、他の先生方と一体になって音楽の魅力を伝えている。音楽は、「音学」じゃなくて「音楽」、そう楽しむものであることを教えてくれています。

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PM2.5混じりの濃霧で大幅に遅れて帰国

2013年11月05日 | 旅行記・まち歩き

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今回の訪中も、無事日程を終えて帰国の途に就いた。

一行11名、みんな元気。友好都市との交流、黒龍江省外事弁の表敬訪問など公式な行事を終えて、11月3日の早朝ハルビン空港に向かうが、高速道路は霧が深くて一寸先が見えない状況(写真上:空港高速のバスの中から撮影)。

PM2.5の影響か?はたまた異常気象かと思うくらい。空港にはたどり着くものの、滑走路は閉鎖。チェックインができるどころか、欠航も覚悟しなければならないかも?との情報も。最後の最後にきて、帰国ができないというトラブルに。

気温上昇とともに霧も晴れてきて、結局3時間半遅れで新潟便は離陸し、何とか帰ることができた。まあ、自然には勝てませんからねー。

こんな経験、我々も初めてであるが、ハルビンでも珍しい気象現象だという。ただ、今年は二回目だとか。広大な平原で無風状態が続き、かのPM2.5問題も深刻化しているようだ。

(写真下:足留めをくったハルビン空港国際線乗り場で(上段)。8時05発の新潟便に乗り込んだのは11時15分だった(下段))

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経済発展著しい中国、日本に学ぶべし!

2013年11月03日 | 旅行記・まち歩き

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新潟から黒龍江省の出入り口となる町はハルビン。市街地人口が500万人、区域人口が900万人の中国でも大都市であるこの町が、スモッグに悩まされている。そう、PM2.5だ。

一時期の報道ほどではないものの、田舎の綏化市からハルビンに入ると、比較的低い場所でも常にガスがかかっている状態だ。現地の人はそうでもないが、訪問団は外出時にはマスクを着用していた。

都会であり、風がないという気象条件が重なることによって起こるとされるが、経済発展激しい中国の影の部分も象徴していると言える。

原因は、この時期一斉に暖房が使用され、その熱源は石炭によるもの。コークスを燃やすときの粉じんのほかに、発展には付き物のクルマ社会の到来。クルマの保有率が伸びたことによる排ガスの問題もありそうだ。朝晩のラッシュや休みの日の繁華街は、大渋滞が巻き起こってもいる。

加えて、近郊部の野焼きも原因の一つとみられている。これは市街地の発展に比べると、まだ農村部がその恩恵に与らず、その貧富や意識の差を表している。

これって、以前、日本が経験してきたものに似ている?急激な経済発展の裏側で公害をまき散らした日本の姿も中国も学ぶべきだろうねー。

(写真上:松花江を渡り中洲の太陽島へ渡るロープウェーの窓からは、スモッグでハルビン市街が霞んで見える。写真下:市街地は慢性的な渋滞で悩まされる。クルマの急増に、駐車場が追いつかないほかに、路上駐車や急激な進路変更などのマナーの問題もありそう。)

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またまた中国・黒龍江省に来ています

2013年11月02日 | 旅行記・まち歩き

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30日から、地元の日中友好交流団の団長として、黒龍江省に来ている。今年8月以来、2回目。意外に早く訪中が実現した。

ハルビンから北に100キロほどの友好都市・綏化市の訪問を終えたが、今回も熱烈な歓待を受けた。この夏は、新潟県と黒龍江省の友好提携30年事業で、ハルビンどまりだったが、綏化へは二年ぶり3回目の訪問。

見渡す限りの平原の中にある綏化市は、東北地方独特の温かい人柄。遠くから訪れた私たちを「古い友人」としてもてなす風習がある。自然も豊かで、食べ物もおいしい。

日中間には、さまざまな国際問題が存在しているのは確かだが、地方都市や一般の方々にとっては、全くと言って関係ないことのようだ。

我々の訪中ツアーによって、少しでも日中間の関係改善や互いの交流が進むことを祈るばかりだが、少なくとも今回双方の参加者の中は、友情を深めること、交流の大切さが実感できたように思える。

(写真上:綏化市での招宴の様子、写真下:見渡す限りの大地の夕日)

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