郷土の宝である「城の山古墳」からの出土品の保存調査で、またまた新たな事実が発表された。(写真上:市役所で行われた記者発表で)
細かい遺物の中から、分析の結果、ヒトの歯が確認できたことが確認されとのこと。人骨は無理としても、歯であれば残っている可能性もあるのではないか?思いがあったが、まさか1700年前の古墳から出土するとは奇跡に近い。
それはそれは僅かの破片から、医学の研究成果と電子顕微鏡を使い、今回の結果を導き出した歯科大の先生は、何と地元高校の出身で先輩ではないですか!「全国的にも注目を集めるゆかりの地の調査に関われてうれしい」とのコメントも。
この古墳の保存状態の良さと、地元を愛する心が、またまたこの古墳の価値を高めたのではないだろうか?
詳しい調査結果と保存処理を施された他の出土品については、12月8日の古墳シンポジウムで一般にも公開されます。(写真下:今回公開される古墳からの出土品)