行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

いちごのスイーツショップで多忙な日々

2023年06月19日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


なんとまあ、2か月ぶりのブログ更新となった。毎回訪れてくれた方も多くご心配をおかけしたが、また少しずつ時間を見つけて更新作業をしていきたいと思う。
というのも、何回か書き込んでいたとおり、いちごのスイーツショップの新規開店に携わり、4月28日オープン。時はあゴールデンウィークで、これが思わぬ反響を得て、目の回る忙しさに巻き込まれたことにある。
少し落ち着いたので、このショップについても紹介する記事を交えて、なかなか休みが取れない状況にあるものの、趣味の鉄道や土木遺産の記事なども書き込んでいけたらと思っている。



ゴールデンウィーク中はあ実に60分待ちの行列ができることも。駐車場にクルマが入りきれず、閉店時間を繰り上げるなどの対策を取るなどしたため、多くのお客様に迷惑をかけることになった。申し訳ない。
いちご屋が運営するスイーツショップということもあり、主力商品はイチゴを使ったスイーツ。特に、以前紹介したソフトクリームマシンを使ったパフェは手も込んでいて、映えることも、一躍人気に商品になったと言っていいだろう。
もちろん、生のいちごの販売も復活。ショップに併設された栽培施設から直接ショップに並べられることもあって鮮度は抜群。今後もお店や様々な商品をここでも紹介していけたらと思っているので、ぜひまたご覧いただけたらと思う。



参照:いちごカンパニー「スイーツラボ」インスタグラム→https://www.instagram.com/ichigocompany/?hl=ja
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新しいプロジェクト「スイーツショップ」の開店準備

2023年04月18日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


4月に入って投稿の頻度が極めて少なくなってしまっているが、以前にも書き込んだように、いちご関連の仕事で新しいプロジェクトが佳境を迎えていることにある。佳境といっても、かなり苦しい場面で最大の修羅場といってもいい。
その戦場は、いちごの可能性を求め、開店準備が進む「スイーツショップ」。建物も完成し、最後の外構工事が進められているところだが、店舗のキッチンでは開店までの限られた時間の中で最前線の攻防が続いているという感じだ。
ベテランのパティシエの着任から1か月足らずでオープンという荒業のために、厨房のスタッフは連日商品開発と調理研修のためにすでにフル回転状態。若いスタッフだからこそ、気力と体力、そして斬新なアイディアで特攻作戦のような舞台に臨むことができている。



以前、イタリア製のソフトクリームマシンを紹介したが、当面のメニューはソフトクリームの上にいちごなどのトピイングを施したパフェ風のスイーツ数種類と冷たいドリンク類。オープンが28日になるので、そのころにはラインナップを紹介できるものと思っている。
後日紹介したいと思っているが、メニュー表示のための写真取りなども済ませており、かなり準備は進んでいるものの、ゴールデンウィーク直前のオープンに、スタッフはその対応にもかなり慎重にならなければならない、そんな不安を抱えている時期でもある。本当の戦いは連休中だ。
完全に現在の仕事はカフェになっている。もちろん自分も調理には興味を持っているが、商売となるとまた別!ただ、ベテランのシェフと若いスタッフを支えるために、裏方でありながらも新しい仕事に意欲を燃やしている。ブログ更新の遅れのお詫びと近況報告まで。

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イチゴ工場で、最初の戦いの火ぶたが切られた

2023年02月14日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


さあ、先月も少しだけ紹介したが、春からのイチゴ工場の新しいプロジェクトが始まるため、少しずつではあるが準備が進められている。
2月も半ば。イチゴ工場のある新潟の山間地域では、外はというと上の写真ような状況。全くもって「立春」は名ばかり。そんな極寒の日に工場に集合命令が出た。何でもアイス(ソフトクリーム)の機械の試運転をするとか?
導入を予定しているイタリアの大手メーカー・C社の機械を販売店からお借りすることができたので、市販のソフトクリームミックスを使用して機械を動かして感触を確かめるということだ。できればオープン当初の目玉にしたいとの考えで、新しいプロジェクトの最初の関門ともなる。



クリームミックスと言っても随分種類があるようで、味も濃厚なものからスッキリタイプまで何種類もある。またそれを機械で硬さや形などを自由にアレンジできるとのこと。実際、コントロールに成功。
経験のある方の指導をを受けながらも、機械のどのボタンを押したらどのようになるのか?マニュアルを片手に悪戦苦闘の工場の面々。終盤にはかなり慣れたとはいっても、さてこれをどうやって商品化するかは次回以降にの課題。
余ったクリームを容器に入れて、関係者で味見をしてもらうことになったが、自分は寒い日に寒い工場内で冷たいアイスクリームを食べ過ぎ、いささか下っ腹が痛い状態。戦いは始まったばかり。春までこんな日が続くことになるのだろうか。

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「土木の絵本(その2)」家康は江戸をどうする?

2023年01月21日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


さて、東京の勉強会にゲストとして登場した緒方英樹氏。現在は、理工図書という会社の取締役で、引き続き土木に関する書籍の発行に情熱を注いでいるということから、短い時間であったがお話しを聞く時間があった。
冒頭、紹介していただいたのが、なんと立山カルデラの話。大転石や立山カルデラ砂防博物館、白岩堰堤に赤木正雄。おやおや、私が昨年何回となく訪れていた常願寺川の見慣れた写真などが目に飛び込んでくる。もう、ぐっと心を捕まえられてしまう。
日本の近代土木という観点からは、鉄道や発電という文明開化という視点では大きいものがあるが、やはり砂防・治水、暴れ川との戦いは太古の昔から続いているということを言いたかったものと思う。



そして戦国武将の話では、「土木の絵本」で見たような挿絵も紹介。領地領民を守るため、織田信長や佐々成政、徳川家康、伊達政宗などの土木事業を取り上げている。
ただ、その中で徳川家康はちょっと違うという。低湿地帯の関東平野のいわゆる関八州の中から、最も低地にある江戸に本拠地おいた。大河ドラマを引き合いに「どうする家康」といったところか?
家康は利根川(現江戸川、旧太日川)の東遷を実施し、江戸城を中心として堀や運河を張り巡らす。要害の為の河川整備という観点もあっただろうが、これが水運を発展させ、江戸を経済的都市として作り上げることになったのだ。



緒方氏は、家康は都市プランナーだったと言う。堀や運河はまさに骨格であり、江戸を「都市」にしようとする崇高な目的に基づいた人工の交通網だったのだ。
実は、東京の土木構造物を調べているときに、いわゆる海抜ゼロメートル地帯の江東デルタ地帯を取り上げようとしていた矢先の今回の家康と土木の話。興味深く拝聴させていただいた。
それにしても歴史を取り上げて地域を見つめる…土木に限らずまちづくりには大事な視点だ。知識だけでなく、熱いだよな、緒方さん。その情熱も見習わないとね。


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「土木の絵本(その1)」その内容と仕掛人

2023年01月19日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


月に1回、東京での勉強会。そこで、めちゃくちゃ興味のある話題に出会った。土木に関するこの日のプログラムだが、それを紹介する前に触れておかなければならないことがある。てっきりこのブログでも紹介済みと思っていたが検索してもヒットしないので改めて触れたい。
というのも、今回の勉強会での話題は、忘れかけていた今回絵本する絵本と密接に関係する。絵本?子どもの見るものであるが、内容は土木について紹介し、その重要性を子どもたちにも理解してもらおうという崇高な目的を担っている。
かなり以前に、「㈶全国建設研修センター」という業界団体が発行したもののようだが、増版の予定がないということから、許可を得て自分が世話になっている建設会社が独自にコピーし、増刷を試みたという経緯があるもの。



絵本と言ってもかなり文字が多い。その道の人から言わせると絵もマニアックなもので、子どもが喜んで手にするとは思い難い内容でもある。
ただ、内容的には洗練されている。というか、編集に携わった人たちの土木は人々の暮らしを支える重要な仕事であるとの思いが伝わってくる。これに我が社の社長ならずも、建設に携わる人たちが感動するというのは良く理解できる。
5冊セット。行基・空海の奈良時代・平安時代から戦国武将、そして土木という分野で近代日本の基礎を築き、広く世界でも活躍した人、その土木人の熱い思いを紹介したもので、逸品だと私自身も感じる絵本である。



これまでもこのブログで紹介してきている小樽港防波堤の広井勇、大河津分水の青山士、お雇い外国人技師である常願寺川のデ・レーケ、日本の鉄道敷設に力を注いだモレルなどが登場し、私のブログネタを提供してくれたのもこの絵本といっていい。
作者は絵本作家の加古里子(かこ・さとし)。しかし、もう一人、編集人として建設研修センター勤務(当時)の緒方英樹という人の名前が記されている。
冒頭触れた勉強会で、ゲストスピーカーとして登場したのが緒方英樹さん。以前にもお会している人ではあるが、土木の絵本を思い出し、そして興味深いお話を聞き、改めて紹介したいと思った次第である。(次回に続く。)
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2023年、イチゴ工場の新たな挑戦の年になる

2023年01月14日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


新しい年もすでに二週間が経過。豪雪に見舞われた年末とは打って変わって、穏やかな日が続いている新潟地方。そんな新しい年に新しい仕事が動き出しそうだ。
第二の職場でもあるイチゴ工場。室内で一年中栽培・収穫が可能である自慢のシステムを確立した工場だが、新しい年、新しいプロジェクトとして、イチゴの加工品を製造・販売することに挑戦する年になりそうだ。
このプロジェクトは昨年から計画されてきて、現在慌ただしく準備が進められている。店舗の建設、商品開発、人員配置や備品・什器、PR関連の段取りなど、連日喧々諤々親会社の企画担当を交えて議論されている。



このイチゴ工場は、先にも紹介したとおり、LEDライトを光源として完全に室内で栽培されている。工場はR&Dセンターとして、様々なイチゴの栽培に成功してきた。
新潟は、ご承知のように冬は日照時間が極端に少なく、寒冷で雪深い地でもあることからイチゴの栽培には、あまり向かない土地とされてきた。他の産地では、この1月頃からイチゴ生産は最盛期を迎える。
県でも品種改良などを重ねて「越後姫」という品種を開発。ハウス栽培などでブランド化に成功しただけでなく、甘くて香り高いイチゴは県内だけではなく、全国にファンを拡大しているという。



ただ、越後姫は果肉が柔らかいこともあって長距離の輸送に向かない。特に室内栽培の当工場産は甘やかされて育っているせいか特に柔らかく、LEDを使ったシステムを消費地近くの現地で設置することなどが想定されていた。
輸送難を克服するため、もう一つの考え方として浮上していたのが今回着手することになった加工品での販売や遠地での消費拡大である。店舗を構えてまでやることかどうかは別として、工場設立10年目、新しい可能性に向けた第一歩を踏み出す。
もう少し具体的になったらまた書き込むこともあると思うが、今はここまで。自分は店には立たない予定だが、裏方に回って新しいプロジェクトを見守っていきたいと思っている。

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「ハイブリッド型」会議を主催、コロナ禍で得たアイディア

2022年03月21日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


「まん延防止等重点措置」、いわゆる「まん防」が明けるか開けないかという先週の東京での会議。定例の会議は、これまでZoomによるオンライン会議にシフトして実施してきた経緯がある。
しかし今回は「ハイブリッド型」による会議にするとの判断。自分が事務局である建設業界系の研究会では、イベントこそそのような対応をした経験はあるが、これは配信を別の団体に請け負ってもらってのことだった。
定例会議である今回は20数名の参加者という小規模ながら、独自では初めての取り組み。果たしてそんな技が自分で段取りできるかどうか不安が先立つ中、機材を担ぎこんで上京することになる。

ご承知の通りハイブリッド型とは、会場にも参加者を招き入れるとともに、インターネットで配信し、離れた場所でも参加することができる双方向のweb会議システムの両方を併せ持つ開催方法だ。
会場には1時間半ほど前に入って準備開始。会場内には配信用にカメラを3台設置し、講師を囲んだ中央にスピーカーマイクを設置。3台のパソコンでそれぞれZoomにアクセスして、映像音声を配信、資料を共有できるようにし、かつ会場内に遠隔地からの参加者の声が聴こえるようにする。

まあ、結果は良好!無事終了することができて、ホッとしている。便利な世の中になったが、やってみなければ分からないこともある。ある意味チャレンジできる場所をコロナが与えてくれているといってもいいのかもしれない。
次は、もっと違ったカメラングルで!とか、休憩中はBGMを入れよう!とか、どうしても長い時間になる会議にリアルさと心地よさを提供したいと様々なアイディアも湧いてくる。
とはいっても、この日は会議後の懇親会は中止。本来だと自社の取り組みや新しい試みなどについて積極的に意見を交わす会なので、リアル開催が一番なんですがね!さて、いよいよまん防も開けることになるが再開と再会、できますかね!

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ICTセミナーで「成瀬ダム」の事前情報を入手

2021年12月10日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


仙台出張。建設技術者のためのICTセミナー「実務者に役立つインフラDXの現状と展望」という勉強会に参加。
といっても、私は建設技術者でもなく、実務者でもない。先進技術を紹介する高度な内容に、戸惑いというよりもちんぷんかんぷん。
まあ、実際は会場設営や記録のためにのお手伝い要員という立場なので、焦りもないのだが。

「地盤情報データベース」、「GISの利用」、「リモートセンシング技術」、「BIM/CIMの原則化」などなどの講演。
一応建設業のお手伝いをしていることから、言葉だけは聞いたことはあるが、今回のセミナーは自分には厳しい。
そんな中で、最後に「施工DXとしての自動化施工」というお話。タイトルだけでは、これもなかなか受け入れがたいもの。

事前の情報から、秋田県と岩手県の県境で建設中の「成瀬ダム」の工事現場での事例を紹介するとの情報を得る。おー!ここでダムの話が聞けるとは。
成瀬ダムは、台形CSGダムとしては日本最大級のもの。CSGとはあまり聞きなれない工法で色々調べることになる。
CSGとは、砂礫と水とセメントを混ぜたものを台形に積み上げて、堤体のコア部分を積み上げていくもの。日本で開発された新しい工法のようだ。

詳しくは、いずれ紹介できればと思うのだが、ここでの工事現場では自動化が図られるというのが、今回の講演での紹介事例。
i-Conを駆使した自動化もさることながら、現場や現場周辺で得られる材料を堤体に使用すること、簡易な設備や機械をを揃え、現場自体がちょっとした工場化が図られていることが注目されている。
さらに施工を担当する鹿島JVでは、現場事務所に体感・学習施設や展望デッキがあるという。事前情報をいただく機会をいただいたので、さて、工事中も一度お邪魔したくなった。

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豊後土工のアイディアで、工事現場の写真展・写真集が好評

2021年12月01日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


福島へ行ってきた。最近、新潟はぐずついた天気というよりも、「ほら、冬が来ますよ!」といった雨風、雷、あられなどが急にたたきつけるなどの荒天続き。ただ、古碑は全国的にいい天気になったようだ。
福島というと、私がお手伝いをしている地元建設会社と、福島市にある建設会社が姉妹提携していることもあり、これまでも度々訪れる機会があったのだが、コロナ明けで久しぶりの訪問となった。
福島・寿建設の森崎社長は、実はこのブログでもたびたび紹介してきている。今年3月5日に紹介した「松齢橋(しょうれいばし)」を紹介してくれたのもそうだし、2月27日の「土木の本」の復刻や、2018年4月11日の「黒部の太陽」のイベントなどの仕掛人でもあるアイディアマンだ。



その建設会社の本社にほど近い信用金庫のロビーで、「希望のトンネル貫通写真展」なる写真がパネル展示され、お客様に好評とか。これも森崎社長の仕掛けによるものだ。
寿建設は、トンネル工事の専門会社でもある。以前「豊後土工(ぶんごどっこ)」について触れたことがあった(2020年8月20日記事参照が、森崎氏の祖先は豊後大分。正にその時にも登場している森崎氏は、トンネル堀の豊後土工である。
小さい時から全国のトンネル工事現場を渡り歩く生活の中で、トンネルが貫通したときの緊張や歓喜、光の向こうの希望が、身に沁みついているのだろう(小さいときには現場に入ったことはなかったそうですがー)。



信用金庫側も、営業の一環として会社を訪れたに違いないのだが、あまり知られていないトンネル工事の現場を紹介したいと、森崎社長の普段から思っていた「伝えたい」という気持ちが一致し実現した。
確かに道路や橋、建物などは工事の進捗状況を見ることができる。多くの建設会社は、現場が見えるように安全壁に窓を設けたり、見学会をしたりと、様々な趣向を凝らして興味を持ってもらい、ビッグな現場を見てもらおうとしている。
しかし、大型の土木工事で、ダムとトンネルは異質だ。まあ、ダム工事は山の中の工事も多く、単にアクセスが悪いということだけで見学会や見学スペースを設けることも多くなってきたが、トンネルはなかなか中に入ってみるという機会は少ないような気がする。



一般社団法人・日本トンネル専門工事業協会の広報担当である森崎氏の呼びかけで、協会所属の各社が撮りだめた貫通の瞬間の写真20枚。工事会社も、貫通の瞬間は写真に収めておくことが多いようである。
中の一枚を指差し「これは私が撮った写真」と森崎氏が誇らしげに言う(写真上・三段目)。彼の写真の技術・センスは、私も参考にさせてもらっているが、実はプロの写真家を使って現場写真を撮ろうと考えたのも森崎氏の先見性。
写真家・山崎エリナ氏を起用し、積極的に土木の現場の写真を撮ってもらい写真集にまでした。それが「トンネル誕生(グッドブックス、96ページ、2420円)」だ。(https://good-books.stores.jp/items/5eb413e755fa0351e1370fb8)これを契機に、山崎エリナ氏を起用して、「現場を伝える写真集」が発刊されている。

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「ICTデモサイト」で働き方改革を見つめる

2021年11月26日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


茨城での二日目の研修。国総研の重厚かつ広大な施設を見学した後は、つくば市からひたちなか市に移動。日立建機の「ICTデモサイト」におじゃました。
文字どおり、土木の建設現場でICT機器を活用して効率化、生産性向上に寄与するため、デモンストレーションを実演し、体感してもらおうという場所だ。
今回は地域で建設業を営む経営者層の研修の場であるが、さすが土木工事に携わっているだけに目を光らせていたし、メーカー側も力が入っていたような気がする。



ICTを駆使して、三次元測量をして、施工面を的確にオペーレトする。重機にはタブレットなどが装備され、どれくらい掘削するかなどの指示が出る。このサイト(現場)には丁張はない。
施工のほかに土量計算や出来高数量の算出するなど生産性が向上は間違いないが、施工目標面に達するとそれ以上重機のアームが動かないなど、これは安全性にも寄与する。
重機に取り付けられたカメラなどで画像が送られてきたり、土量などのデータも瞬時にスマホなどに送られ、離れたところから確認したりもできる。研修参加者もスマホを見ながら感心しかりだ。



写真上の転圧ローラは、自律式。もはやここまで来ると、機械が機械を動かしている感じ?人は必要なくなるのか?
工事現場でのICT自体は画期的なことと言えるし、建設業働き方改革の中でも生産性を上げていくために必要だとされている。
ただこの業界では、それだけ入職者がいないという悩みや、これまで培ってきた職人的な技術が失われないかと、私の場合は複雑な気持ちにもなってくる。それって、私だけ?
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土木のワンダーランド「国総研」を見学してきた

2021年11月23日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


「国総研」はご存じだろうか?私自身も建設業に籍を置くことによってその存在を知ることになったのだが、正式には「国土交通省国土技術政策総合研究所」という国の研究機関である。
茨城県つくば市の学術機関や研究機関が立ち並ぶ一角にあり、その広さ東京ディズニーランドの3倍。敷地内には、土木関連の多くの研究施設・設備が設けられており、施設見学のための移動はバスに頼るしかない。
住宅・社会資本分野において、安心安全で住みやすい街づくりのための政策を企画・立案・普及するための唯一の国の研究機関を、11月18日の土木の日に見学する機会を得たので紹介しておきたい。



敷地内を周回する道路の走行コース。ドラマやCMにでも出てきそうな極端に長い直線と急カーブを持つ試験走路は、国総研のシンボル的な施設だ。一周6.2キロ、3車線。
衝突の実験施設や実物大のトンネル施設、標識や照明、部材、騒音、そのほか防災や安全施設などを研究するためのフィールドと施設が、長いコースのあちこちに設置されている。あくまでも道路の走行性、安全性のための実験をしていて、道路等の技術基準に反映させるためのもの。
今回の見学会では、実際マイクロバスに乗り込み、北ループ(写真上)を100キロで走行。ハンドル操作なし(直進状態)で、実際はあり得ない傾斜(カーブ)の走行を体感できた。



トンネルの実験施設も延長が700メートル、断面積45.5平方メートル、コンクリートのほか鋼板、パネル状のものもあって、世界的にも類を見ない規模の実物大トンネル。
実際、バスの火災を想定してトンネル内で火災実験を行い、煙の流れなどを調査し、排煙・喚起、防災等の施設の設計や運用基準にも活用されているという。確かにトンネル内に黒く焦げた跡が残っていた。
また、実際使われていた橋梁の撤去部材を搬入し、様々な方法で鋼材・骨材やコンクリートの劣化状況を確認し、道路橋の維持管理基準を検討したり、設計・施工の基準を検討するなどの研究が行われていた。



特に昨今の建設業関連に関する課題としては、生産性の向上や入職者の減少がある。まさに働き方改革が求められていることに起因をするのだが、インフラDX(デジタル・トランスフォーメーション)が声高に叫ばれている。
3次元計測技術(BIM/CIM等)を活⽤した構造物の施⼯管理や検査、点検に関する技術開発を⾏うための実物⼤の出来形計測模型、5G等を活⽤した無⼈化施⼯や⾃動・⾃律施⼯に関する技術開発を⾏うための⼟⼯フィールドは「建設DX実験フィールド」と呼ばれ、これからの未来を創るための場所でもある。(写真上)
実験施設とか模型とか言ってもとにかくスケールの違いに驚かされるし、河川や海洋沿岸の実験施設もあって、ここは正に土木のワンダーランドだが、港湾・空港に関する研究施設は、別に横須賀にもあるそうだ。


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三方良しの公共事業を推進する伝道師、新潟に再来!

2021年09月20日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


やっぱり選挙事務所に詰めているとブログ更新の頻度が下がる。特段、忙しくて首が回らないというわけでもないのだが、気持ちの問題か?(そんな時も多くの方にご覧いただき感謝申し上げたい。)
今回お手伝いさせていただいた選挙は無投票。以前からその公算も高いとされていたものの、準備や手続き、終了後の提出資料の作成など、それなりに仕事はある。
ただ、全米オープンの女子決勝も告示日の早朝だったものの、18歳のラドゥカヌ優勝の瞬間は見れたし、先週末は仕事にも復帰。早速、新潟市で開催された研修会にも参加することができた。

上の写真はその時のもの。三方良しの公共事業推進研究会新潟支部の研修会。三方良しについては何度か紹介しているので、研究会についてのご案内は今回は割愛させていただく。(2019年10月6日、2018年2月19日、2016年9月7日記事を参照)
今回の研修会、関係者を会場に集め、インターネットで配信するというハイブリッド型のイベントというところが特筆事項。なかなか自前で配信するとなると、思わぬトラブルも続出。手作り感満載だ!
リモートでは少々時間が長かったきがするが、それでも多くの方が参加され、建設業者やお役所の方々が一体となって公共工事を推進しようという熱意も伝わる研修会となった。

三方良しの精神を広めようと研究会が設立されて10数年。その中でも、一目置かれている伝道師的存在が高知の田舎にある建設会社の常務取締役の宮内保人氏、63歳。(写真下、https://blog.goo.ne.jp/isobegumi)
この日も高知から新潟へ、遠路はるばる三方良し事業を広めようと講師としてやってきた。すでに新潟でも3回、4回と講師を担当している。
その魅力は人を引き付ける熱いお話と論理的な展開。さすがTOCを熟知し、駆使している。「土木工事も、何のためにやっているのか伝えないと!」さすが全国を飛び回る伝道師だ。また追っかけしますからね!

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7月から新しい事務所で新しい仕事に(期間限定です)

2021年07月06日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


7月に入った。今月からは新しい仕事、というか以前からお手伝いをしていた政治(後援会)活動の事務所が新たにオープンしたことにより、そちらにメインを移して仕事場とすることとなった。
後援会活動は、多くのボランティアによって支えられているが、事務所勤務の事務局はシフトで事務所に詰めてくれる。そこの責任者を引き受ける格好となる。
まだまだ事務所内は、荷物や書類、コードなどで散らかっている状態だし、早速、支援者との会議が連夜に渡り続き、ここも神経を使うところ。今後の活動のことを考えると、当分手探りの状態が続くものと考えられる。



政治活動という中で、いろいろな政策などを訴えるということも大事なのだが、最大の課題は猛威を振るって久しく、収束がなかなか見えないコロナ感染症対策ではないだろうか?
対面での活動や人を集めての活動がなかなか思うようにいかない。行政機関がコロナ対策に躍起になっている最中、慎重な行動が求められる。当然のことである。
ご覧のように、感染症の予防グッズはいち早く購入し、事務所オープンに合わせて設置された。そんな中で、気持ちよく事務所を訪れていただける人と、まちづくりなどに関する意見交換などができればと思っている。

殺風景だけど、下の写真は私のデスク。期間限定の事務所開設のため、リース品です。事務用品等は私物をどんどん持ち込みます!


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研修センター「和合館」で、料理人の仕事とは

2021年02月10日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


会社の研修センターにおいて、久々料理人としての仕事があった。
今の立場になってから、あまり研修センターで研修をしたり、社員の前で講師をしたりといったことは少なくなったのだが、この研修センター「和合館」にはもう一つ大事な使命があって、社員同士や地域の方々と一緒に交流を図る場としても利用されている。(写真上は、入り口の看板と内部の様子、2018年の新入社員研修の場面。)
現在のコロナ禍にあって、なかなか外で人と交流する機会はないのだが、お客様との会食の場として使われることもある。そんな時には、元和合館館長を自称し、厨房を仕切る料理人兼給仕係として、私の出番が訪れる。

この日は、数人での飲み会。隣の飲食店からデリバリーでコース料理が運びこまれる。正直言うと、あまりの豪華ご馳走で、私自身が料理人として腕を振るう場面は少なかった。
それでも暖かい汁物が必要とのことで、醤油仕立ての汁を作った。我が家でもよく作り、家族からも好評を得ているものだが、これが「和合館汁」と呼はれ、定着してきた感がある。
バラ肉ときのこ類を入れて、「我が家秘伝のタレ」とも言っているミツカン「追いがつおつゆ」で仕立てる。これって料理と呼んでいいですかね?だって、自宅同様キッチンドリンカーしながらですしー。(写真下)



それでも、お代わりもしていただき用意した鍋の中はほとんどカラ。「やっぱりうまかったかー!」と自画自賛しながら、飲み会が終わってからも飲み続けることになり、またまたセコム延長!
ただ、飲んでからだと片付けが大変。サポートの女の子も遅く帰せないので、結局一人での夜間作業になったり、次の日の朝ということもしばしば。
でも、今回の場合、高山の方からお漬物をいただいたので、次の日には片付けながらのランチ。これまた出前弁当のカレーと高山名物・漬け物ステーキ、そして和合館汁という充実のランチになりました。(写真下)
いずれ和合館汁については詳しくご紹介しましょう。



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コロナ騒動の中、社会人生活スタートを切った新入社員にエール!

2020年04月17日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


もう金曜日。今週はコロナ騒ぎの一週間。どんどん感染拡大し、とうとう地元の町からも陽性の方が確認された。
ほとんど会社にも出ずに、私は家で仕事をこなしたが、週初めの月曜だけは新入社員研修の講師として、一日中フレッシュマンと過ごすことになる。

春の恒例行事。3月末に入社した5人の新卒者を前に、今回も「地図を描いてみよう」と「川のお話し」、そしていちごカンパニーのPRという、これまた同じ内容のもの。(若干変更してバージョンは上げているのですがー)
私の担当するプログラムでは、楽しみながら地域のことや建設業の重要性について考えてもらおうというもの。それでも熱心に課題などに取り組む姿は、やはり新人。真面目なんだよねー。

「地図を描いてみよう」というプログラムでは、出身県の地図を手書きするもの。カンニングはダメ!すると芋虫のような新潟県が出来上がったり、未知の国かと思うような地図が出来上がったり。
それでも、出身県のおすすめスポットや特産品、ローカルなB級グルメの話になると話が盛り上がる。意外と話が弾んで、緊張も解けたんじゃないかなー。

ただ残念なのは、一か月にも及ぶ研修期間内で、例年なら外部にいたしている研修、特に泊まり込みのものが2件ほどあるのに、こちらはコロナの影響でことごとく中止。私が例年担当していた、関東支店をはじめとした支店巡りも今回はなさそうだ。
研修センターでずっと過ごすもの大変。またそれを面倒を見る研修担当者も気を遣わなくてはならない。

今回の新入社員にとっては多難な社会人生活のスタートとなったが、「あの時は」と思い返すときには経験となっていることを祈りたい。

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