行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

こちらも村上市・桃川農園のベーカリー紹介

2024年04月24日 | 食(グルメ・地酒・名物)


前回、村上市にある「やまとのうさん」が運営する団子屋を紹介したが、今回は同じ村上市でも少し中山間地に入ったベーカリーを紹介したいと思う。
ここは村上市桃川という土地。市街地からだとクルマで10分ちょっと山間にはいったところの農村地帯。「桃川農園」という農家が出店した「桃川農園ベーカリー」が、ひっそりと農村集落の目立たない場所に出店している。
農園が出店したということもあり、自家製の野菜などを使った焼き立てのパンが人気の店で、農村集落にこつ然と現れるお店のこじゃれたスペースは隠れた穴場でもある。



桃川農園は、ブランド米の岩船米コシヒカリや新潟県の一押しの米・新之助の栽培をこの桃川地区で生産しているほか、海岸に近い砂丘地で季節の野菜を栽培している。
ネットによる通販なども行ってきたが、野菜の魅力を広めよう、商品化できない野菜を利用しフードロスをなくそうと、ベーカリーを中心に野菜の加工にも力を入れる農家でもある。
確かにこの日(去年の秋)も、かぼちゃやさつまいも、アスパラなどの季節の野菜を使ったパンが店頭にところ狭しと並んでいたし、とれたて新鮮野菜の販売なども行っている。



パンの値段は少し高め。でも、野菜新鮮、パンも美味しいので、クルマ飛ばして行っても甲斐がある。それからも何回かお邪魔している。
農薬を使用を極力抑えていることや、エコファーマー認定農園(米(コシヒカリ)、ブロッコリー、枝豆、スイートコーン、アスパラガス)とのことも、このベーカリーの特色にもつながる。
加えて、この農園は体験農業で子どもたちや施設の入所者を受け入れている。食べ物の大切さ、農業の大切さ、環境に与える影響への考慮、地域活性化と密着した食育、お味や見た目だけではなく、ちょっと目が離せない!ってな感じの農園とベーカリーなのです。
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城下町・村上の町家を活用したカフェを訪問

2024年04月20日 | 食(グルメ・地酒・名物)


これまでもお店に限らず、隣の町でもある村上市は紹介してきたところである。新潟県の最も北の町、そして歴史ある城下町で、見所や美味しいものも数多いまちである。これまでも「千年鮭きっかわ」や「大洋酒造・宮尾酒造」、「割烹千渡里」など魅力的な場所やお店を紹介してきた。
その村上市に気になるカフェがあると、娘からの情報。これまた去年の話になるので恐縮だが、早速娘や孫を連れ立って村上市の中心地・大町に出かけることにした。町屋が立ち並ぶ場所でもある。
奥にお寺が見える。その参道の途中にあるのが「町屋カフェNIHACHI」である。趣のある町屋の屋並みの中に見事に溶け込んで、小さな看板がないと気が付かなかったかもしれない。



狭い玄関で靴を脱ぐスタイル。これって「お邪魔します」と言って入りたくなるよね。店内もお店なのか作業場だったのか、綺麗にリホームされているものの、町屋そのものを利用している感じだ。
お邪魔したランチタイムは、前菜とメインがセットになっており、メインはローストポーク、ビーフシチュー、パスタの三種類の中から選ぶ。自分は迷わず「朝日豚のローストポーク丼」に!塩こうじに漬けた肉厚のお肉は、噛み応えがある上、味わい深い。
そのほかにドリンクやデザート、そしてアルコールを付けることもできる。夜の部は少し居酒屋風のメニューなどもある。こちらもお邪魔してみたい感じだ。



娘たちが食事を済ませる間、道路の反対側の「きっかわ」などを覗いてウロウロしていると、通りの角に「越後岩船屋」なる団子を中心とした和菓子屋があった。やはりバリバリの町屋づくり。
中に入って商品を眺めてみると、串だんごを中心に種類も多い。早速、娘と家内に報告し、甘味に目がない家族のお土産にしたところだ。
こちらは村上市の別なところに本店があり、やまとのうさんというもち米を扱う農業系の会社の支店。正式には「十輪寺茶や越後岩船屋」というらしい。寺前の茶屋かー、コンセプトもいいね!
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