新潟県内のラーメンを紹介してきているが、この新潟の地にラーメン文化を定着させ、他県からも注目させるまでに至ったのには、余念なく商品開発に取り組んだ二社の頑張りがあったからだと私なりに分析している。
一つは「三宝グループ」。1967年(昭和42年)創業。新潟市の上木戸に「三宝飯店」をオープンし、その後、旧黒埼町大野に移転、「レストハウス三宝」をオープンさせて、1975年に法人化をしている。
名前からも分かるとおり、もともと中華料理を得意としてきて、レストランメニューにも中華が多いのが特徴。その三宝がラーメンのチェーン展開をしたのが1995年「さんぽう亭」の第一号店を燕市にオープンさせてからだ。
「さんぽう亭」と言えば「五目うま煮めん(写真①)」。先にも触れたとおり、あんかけラーメンをしっかり新潟のものとして位置づけることになる。グループの各店でも共通してこの看板メニューは提供されている。
直営のさんぽう亭(三宝亭)は25店舗。これを含めて国内39店舗を展開。そのほかに「三宝亭」としてフランチャイズ国内9店のほか、海外にも進出している。中華レストラン「三宝茶楼」や「楼蘭」といった店もグループの店舗。
そして最近注目なのが、このコロナ禍にありまがら、「味の店・ちづる」や「自家製乾麺鴨だしご飯・かも新」を次々にオープンさせ、積極的店舗展開と新メニューにも挑戦している。
この爽やかともいえる積極的な取り組みに加え、安定した味は信頼の味への進化し、「新潟の味」とも評価されている。もちろん「さんぽう亭」には、濃厚な味噌ラーメン(写真②)や麻婆麺もありまっせ!
新潟のラーメンを語る上で、大きな功績をあげた会社は「だるまやグループ」だ。1980年(昭和55年)設立、昭和58年新潟市古町8番町で「だるまや」が開業。直営店だけで46店舗、500名以上の従業員を抱えている。
こちらはラーメン専門店が中心。「だるまや」のほかに、「らーめん万人家」、「らーめん吉相(写真③)」、「ちゃーしゅーや武蔵(写真④)」、「らーめん亭一兆」、「らーめん亭孔明」、「麺や大舎厘」などを展開。
あれっ?新潟県人なら、これらの店の一つ二つには行ったことがあるはず。「万人家が美味しい!」、「いや俺は吉相派だ!」と談義をする場面もあったのでは?おいおい、実は同じグループですよ!
こちらは豚骨スープに、各店舗で特徴的なチャーシューをドンとトッピングするがっつりスタイルのラーメンが多いような気がする。とは言っても、あっさり味や濃いめの味噌味などもある。
こちらは途中経営陣が変わるということがあって、その後もグループ内でごたごたもあったようだが、時代に合わせて臨機応変にメニューを変化させていったところに何か新潟らしくない経営手腕や商魂を感じる。
つけ麺を主力とした時期、チャーシューの花盛り、背油が人気となればそこを突いてくるという感じ。そのだるまやグループも積極的に新形態の店をオープンさせた。その名も「麻婆会館」。ラーメンの主流を常に追いかけている。アッパレ!
一つは「三宝グループ」。1967年(昭和42年)創業。新潟市の上木戸に「三宝飯店」をオープンし、その後、旧黒埼町大野に移転、「レストハウス三宝」をオープンさせて、1975年に法人化をしている。
名前からも分かるとおり、もともと中華料理を得意としてきて、レストランメニューにも中華が多いのが特徴。その三宝がラーメンのチェーン展開をしたのが1995年「さんぽう亭」の第一号店を燕市にオープンさせてからだ。
「さんぽう亭」と言えば「五目うま煮めん(写真①)」。先にも触れたとおり、あんかけラーメンをしっかり新潟のものとして位置づけることになる。グループの各店でも共通してこの看板メニューは提供されている。
直営のさんぽう亭(三宝亭)は25店舗。これを含めて国内39店舗を展開。そのほかに「三宝亭」としてフランチャイズ国内9店のほか、海外にも進出している。中華レストラン「三宝茶楼」や「楼蘭」といった店もグループの店舗。
そして最近注目なのが、このコロナ禍にありまがら、「味の店・ちづる」や「自家製乾麺鴨だしご飯・かも新」を次々にオープンさせ、積極的店舗展開と新メニューにも挑戦している。
この爽やかともいえる積極的な取り組みに加え、安定した味は信頼の味への進化し、「新潟の味」とも評価されている。もちろん「さんぽう亭」には、濃厚な味噌ラーメン(写真②)や麻婆麺もありまっせ!
新潟のラーメンを語る上で、大きな功績をあげた会社は「だるまやグループ」だ。1980年(昭和55年)設立、昭和58年新潟市古町8番町で「だるまや」が開業。直営店だけで46店舗、500名以上の従業員を抱えている。
こちらはラーメン専門店が中心。「だるまや」のほかに、「らーめん万人家」、「らーめん吉相(写真③)」、「ちゃーしゅーや武蔵(写真④)」、「らーめん亭一兆」、「らーめん亭孔明」、「麺や大舎厘」などを展開。
あれっ?新潟県人なら、これらの店の一つ二つには行ったことがあるはず。「万人家が美味しい!」、「いや俺は吉相派だ!」と談義をする場面もあったのでは?おいおい、実は同じグループですよ!
こちらは豚骨スープに、各店舗で特徴的なチャーシューをドンとトッピングするがっつりスタイルのラーメンが多いような気がする。とは言っても、あっさり味や濃いめの味噌味などもある。
こちらは途中経営陣が変わるということがあって、その後もグループ内でごたごたもあったようだが、時代に合わせて臨機応変にメニューを変化させていったところに何か新潟らしくない経営手腕や商魂を感じる。
つけ麺を主力とした時期、チャーシューの花盛り、背油が人気となればそこを突いてくるという感じ。そのだるまやグループも積極的に新形態の店をオープンさせた。その名も「麻婆会館」。ラーメンの主流を常に追いかけている。アッパレ!