行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

車窓から見た憧れの渓谷は土木遺産の宝庫でした

2020年06月30日 | 土木構造物・土木遺産
米坂線研究会の会員としては、以前から気になっていた風景。間近に確認してきたので報告しておきたい。

羽前沼沢と伊佐領間の谷間の風景が、以前から気になっていた場所で、荒川の支流・明沢川がそれだ。米坂線の車窓からは、トンネルとトンネルに挟まれた僅かばかりの橋梁を渡るときに見える渓谷美は、何回カメラを向けても一瞬のことでうまく撮れない。
並行して走る国道113号が上に見えることから、113号を通る度に「ここかな?ここだな!」と目星をつけていたのだが、意を決し(?)今回訪れることができた。といっても、5月の初旬のこと。



「片洞門」と呼ばれる景勝地で、その昔は宇津峠に向かう際の交通の難所。なにせ、深い谷に切り立った崖、断崖絶壁を開窟した道を片洞門と呼んだ。
そこへは国道113号、弁当沢トンネルと綱取トンネルの間に設置された駐車場に車を止めて、すでに廃道となっている旧道を徒歩で進むのだが、今回は国道から見えるだろうということを確認しているので、綱取トンネルの細い歩道を通って、出口付近にある沢へと吸い込まれそうな階段を降りて行くことにする。



トンネル内は、大型車が来るとその轟音と風圧を受けるので恐怖を感じる。
実は、トンネルを抜けてから線路を確認しよとすると、歩道のない反対車線に行くことになり、写真撮影ともなると車道と橋の欄干の間の狭い場所にとどまることになるのだが、交通量も激しいし、人が立っているのにはあまりにも危険と判断し断念。
ただ、抜けたところに階段があるので、たまたま降りて行ったというのが正解なのだが、何だか国道を走る大型車の走行音が未知の世界に突き落としそうで少し怖い。



階段を降りたところが「片洞門」。上の写真の一枚目が駐車場の旧道入り口で、二枚目・三枚目が階段を下りたとこっろの左右に広がる片洞門。確かに崖を開削して道を作ったことが伺える。四枚目が、その気になっていた渓谷で「桜川渓谷(明沢川)」である。
米沢街道(越後街道)は、宇津峠や大里峠など険しい場所がいくつもあり、江戸時代までは難所中の難所。これを解消しようと、明治期になって新道を建設した際、素掘りで掘られた片方だけの洞門で「片洞門」だ。これが、土木学会選奨土木遺産(Cランク)。
自動車の普及で、たびたび切り広げるなどして、大型貨物車やバスなども通ったらしいが、昭和34年トンネルの開通でその役目を終え廃道となった。(現在は立入禁止ということであったが、特にその表示はなかったもので、ごめんなさい。)



そんで米坂線の橋梁も確認。ここは蒸気機関車8620形(ハチロク)が走っていた時代からの撮影ポイント。列車時刻に合わせて訪問していたので、橋梁と新緑、そして車両が入った写真をゲット。
この、RC構造の開腹アーチ橋の「眼鏡橋梁」も推奨土木遺産(Cランク)。だが、実はよくよく調べてみると、その下流には旧道で使用されていた石積の「綱取橋(眼鏡橋・Bランク)」があったとは。これは見落としてしまっていました。
まあ、クルマで行ける範囲の場所なので、来春にでも再チャレンジですかねー?立入禁止は気になりますがー。





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佐渡味紀行10その2佐渡で話題のお店です

2020年06月23日 | 食(グルメ・地酒・名物)
前回、自粛ムード漂う観光地の佐渡でテイクアウトのグルメを紹介したが、外食もしてきました。選びに選んで、佐渡の方々にも人気のお店2店の紹介です。



以前紹介した相川の京町通りの「京町茶屋」(2019年12月8日記事参照)、その隣で小路の奥手にあるのが今回紹介する「京町亭」だ。
古民家を改造して作られているところ、隣り合わせで同じ雰囲気があるところなど、この2店舗は何か関係性はあるのだろうか?これまたお店の人にでも聞けばよかったのに。とにかく、窓からの日本海の眺望、相川の街並みを見降ろすローケーションは最高です。テラス席もありますよ!

京町茶屋は茶屋というからカフェ・喫茶、京町亭はカフェ・レストランといった感じでしょうか?京町亭では、パスタやグラタン、ワンプレートでハンバーグやオムライスなどのランチメニューが楽しめる。(季節によりメニューが変わります。)
グラタンのカキやパスタのワカメ、島の黒豚のハンバーグ、佐渡ひげ地鶏のオムライスなど、佐渡の食材にこだわり抜いているところも魅力。そんでもってデザートも充実。そんなところが佐渡の若い人達にも可愛がられるお店なんでしょう。(もちろん、私のような親父も気楽には入れます!)
京町通り、まだまだ何かありそうで、ちょっと目が離せませんね。定期的にチェックする必要がありそうです。



写真を見ると工場のように見えますよねー。そう工場なんです。米粉工場。
私の地元でも米粉製造が盛行こなわれていますが、人気の高い佐渡の特A級のコシヒカリの米粉を製造販売するのが「キンちゃん本舗」だ。旧西三川小学校の跡地に米粉の工場と米粉製品の販売、米粉料理を提供する飲食店を併設している。
飲食スペースと言っても、メニュー豊富な「こめっこ食堂」は地元の人の憩いの場にもなっている。また米粉パスタと米粉のシフォンケーキなどデザートも提供する「カフェ米こころ」は、大きな窓から真野湾を見ることのできるスポット。「HORIZON(ホライズン)」は、米粉を使用したケーキや焼菓子、ジュースなどをテラスでいただいたり、テイクアウトできる店。

今回、こめっこ食堂を訪れたが、コロナの影響でかなりメニューが絞られていたのは残念だが、ラーメンをいただけるなら私はそれで結構!
醤油ラーメンは、ストレートめんにあっさり味。触感は、冷麦のような感じで、素直に口の中に納まる感じです。本来ここでは、豆乳担々麺、そば風カレーめん、玄米うどんなどというものもあって、ちょっと味を確かめたくなります。
お酒やおつまみのメニューも豊富で、ちょっと工場の食堂のような感じはありますが、敷居が高くない分、地元の人も訪れるんでしょうね。
こちらも今後のメニューの開発や製品の開発に注目し、応援していきたい会社ですね。



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佐渡味紀行10、テイクアウトも個性的

2020年06月20日 | 食(グルメ・地酒・名物)
都道府県間の移動自粛も解けたところだが、その前に東北3泊出張。久々の書き込みというか、先日訪れた際の佐渡のグルメ紹介を怠っていました。お待たせしました!
私にとって佐渡は県内移動ですが、佐渡島民にとっては観光は経済的な柱。でも本土からコロナウィルスを持ち込まれても困るということもあってか、まあ半ば諦め?何かゆったりした空気さえ感じられる時期でした。



初めに紹介するのは「マッテラート」&「デビンコへんじんもっこ」。普段からカフェなどでのテイクアウトメニューも充実している佐渡だが、こちらの売店とキッチンカー(トレーラー)は常時へんじんもっこの駐車場に設置されている。(へんじんもっこのキッチンカーは、今の時期お店がテイクアウトだったため、この日は店の駐車場に停留。普段はイベント会場や観光地にも出向くことも多い。)
マッテラートは、ジェラートのお店として、島内では強い人気を誇る。イチゴ、オレンジのジェラート系からミルク、チョコレート、ピスタチオなどのアイスクリームもある。果実は濃厚な味わい、甘くはないのでミルクやチョコとダブルでの相性もいい。ここでしか買えない逸品である。

一方、へんじんもっこは、ドイツ式のソーセージやハムを製造・販売する店。「へんじんもっこ」は佐渡の言葉で「頑固者」。名前からも容易に想像できるが、材料と製法にこだわりを持っている。
数々の国際的な賞を受賞しているソーセージであり、国内外で高い評価を得ている。こちらをこれまで紹介できなかったことは残念だし、今回も直営レストランで食事ができるのではないかと期待していったのだが、残念だがテイクアウトのみ。
しかしながら、この日ハムを包んでいたのは、すぐ近くにある「青木おやつ店」製のもの。これまた佐渡の人には人気が高いお店とのコラボ商品。いずれ青木おやつ店も紹介することになるだろう。(以前、青木おやつ店を探しに行ったものの発見できず。それだけマニアックな店構えらしいし、開店日や時間も確認しないといけないようだ。)



「たんぽぽ」はスーパーマーケット。佐渡の小木にある、1店舗だけのローカルなスーパーである。スーパーをグルメで紹介するの?実は、「たいごろ」という佐渡でもこの地区だけにつたわるというお菓子、そこならあるかもしれないと教えてもらったので探しに行った。
餅の中にあんこが入っていて(私の好きなこし餡)、それを笹の葉でクルリと巻いたもの。ヨモギが入ってないが、笹団子とちまきを合わせたような感じ?かしわ餅風かな?やっぱり旧節句のこの時期に食べられてきた伝統的な郷土料理というかお菓子であり、以前はどこの家でも作っていたらしいが、今はなかなか見なくなったという。それほど甘くなく、笹の香りを楽しみながらいただきました。



テイクアウトメニューの最後は、大佐渡スカイラインの白雲台にある「交流センター白雲台」の「生乳ソフトクリーム」。大佐渡スカイラインから金山に向かう観光客に大人気。私も以前食べたことがあったはず。
「生乳」使用していることから味は濃厚。生乳ということは、もしかすると以前紹介した佐渡乳業製の生乳か?(2017年7月4日の記事参照)いろいろ調べたが、結局分からずじまい。その時に気が付いて店の人に聞けばよかった。
それにしてもここからの眺めは最高!国仲平野と小佐渡を一望。両津湾や真野湾など、大パノラマで佐渡の大きさや形を見て取ることができる。この日も晴れ渡って、素晴らしい眺望を見せてくれた。これが最高のご馳走かもね。






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佐渡の近代土木・産業遺産を求めて

2020年06月14日 | 土木構造物・土木遺産
今回は、佐渡グルメを紹介する前に、佐渡にもありました!近代土木遺産。土木学会が認定する「A」ランクの2つを紹介する。




佐渡の最大の観光地でもあり遺跡でもある佐渡金山。世界遺産に登録を目指しているだけにあって、江戸時代から明治期に掛けての史跡や反映したころの街並みなど、しっかり保存されているとともに、ガイダンス施設やPRにも必死。
そんな中で、近代遺産と位置付けられているのは「大間(おおま)港」。金をはじめとした鉱石の積出港。近代化に伴い発電するため石炭の搬入にも使用されていた。

明治25年完成。消石灰と土砂を練ってたたき、そこに石積を繰り返す「たたき工法」とやらで、冬の日本海の波浪にも耐えられるように護岸はしっかり築かれている。
積出のためのクレーンの台座、海にせり出したローダー橋を容易に想像させる橋脚跡、湾内の船に直接積み込むために掛けられたトラス橋など、佐渡金銀山の近代化の象徴として、今もその姿を見せてくれる。

入口がちょっと分かりずらいのが難点。通りの佐渡一周線の道路には小さな黄色い看板のみ。相川から少し北で、ここが大間集落と意識しないでいたら、一度通り過ぎちゃいましたよ!
入ったら入ったで、「土木学会選奨」とか立派な看板が掛けられた門柱に、しっかりとチェーンなどが掛けられていて、入っていいのか悪いのか一瞬迷う。おまけに靴を汚してしまいました。



もう一つの遺産は、「姫埼(ひめさき)灯台」。鉄製の灯台としては日本最古で六角形という珍しいもの。
白く塗られた灯台は、佐渡汽船が両津湾に入るときに目の前に見え、船内アナウンスでも「姫埼灯台を通過し、両津湾に入りました」というアナウンスが流れる。船上からはよく見ていたが、陸からこの場所を目指すのは佐渡観光でもマイナーな方向。
やはり佐渡一周線の県道(ここは近年背日されて道路も広々としている)から超狭い道を入らなければならない。距離はそれほどでもないが「本当に大丈夫?」というくらい狭い道、軽自動車でやっとこさ駐車場にたどり着く。

こちらは明治28年、佐渡でも最初に建てられた。世界の灯台100選にも選ばれている美しい灯台。(灯台100選は、国内では犬吠埼灯台など5か所。当然ながら日本の灯台50選にも登録。近代化産業遺産(経済産業省)、海上保安庁の永久保存灯台。)
高台に設置された灯台のたもとには職員が常駐していた頃の宿舎があり、これも明治期の洋風ノスタルジック調に作られたもの(現在、姫埼灯台館として利用。また奥にはキャンプ場(夏期のみ開放)もある。)

ご紹介した近代土木遺産、佐渡でもちょっとマニアックな観光地で、しかもなかなか行きにくくて見つけにくいところにあるんですが、まあお時間のある方はどうぞ!
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新潟空港、国内線7割&国際線全便欠航中

2020年06月11日 | 旅行記・まち歩き


佐渡の話でも書き込もうかと思っていた矢先だったが、仕事の関係で新潟空港に立ち寄る機会があって、急きょ書き込むことになった話題は、佐渡汽船もJRも大変だけど、航空各社も大変だということ。
出発便を知らせる表示板、欠航だらけなんですね。表示では名古屋(小牧)行きの1便を除いてすべて欠航。私が行ったときには、保安検査場の入口は閉まった状態でした。

札幌(新千歳)からANAが到着、降りてくる人は数人。というより、この便の機材は、本来到着後50分後に成田に向けて飛ぶ便のはずだが、折り返しはというと19:10発の札幌便しか飛んでない状況。それまで駐機するの?めちゃくちゃ効率悪いろー。といって、どこかに飛んでひと稼ぎするというのも考えにくいしー。
また、伊丹便、札幌便を運航するJALにいたっては、この日は全便欠航(6月14日までというが)という状態。

新潟空港、6月11日の運行予定便は、本来国内線で23便、そのうち16便が欠航。7割欠航。
曜日によって就航する便が違うとはいえ、国際線は全便欠航。100%、つまり飛んでいない状態。台北やハルビンへの便は8月まで欠航が決定していて、地方空港に翼は戻ってくるのか心配になってしまう。

これまた新型コロナウィルスがもたらした大きな打撃。実際運行する航空各社も大変だが、空港ビルディングの運営会社やショップなどそこで働く人々、レンタカーや旅行社、バス・タクシーに至るまで、これまた経済的な影響は大きいですよねー。写真下のとおり、ロビーも駐車場もガラガラですから。
何とか航空便も応援しようと思うのだが、今のところ予定なし。いくら用事があったとしても、この少ない便数で旅程組むのも難しいですからねー。

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佐渡に行こう!佐渡汽船を応援しよう!

2020年06月09日 | 旅行記・まち歩き


佐渡に渡るのは昨年12月以来。年に5、6回は行っていたのだが、コロナの影響で自粛?コロナ騒動もまだまだ終息したわけではないが、一応県内移動だから。
娘と孫にも会うのも、3月のお彼岸にこっち来た時以来だから2か月以上振り。すぐそこに見える佐渡なのに、こんな騒動があると、海を隔てるという距離を実感させられてしまう。

観光立国の佐渡。カンゾウの花が咲き誇るこの時期は、その中でもトップシーズンのはず。しかし、新潟港から土曜日の午前9:40発のジェットフォイル便に搭乗したが、船内は写真のとおりガラガラ。
佐渡汽船は、旅館・ホテルなどとともに県内でも最もコロナの打撃を受けている企業の一つに違いなく、新潟県でも支援策を考えているという。JRもそうだけど、空気を運んでいるようなものだからねー。
現在、佐渡汽船では、通常この時期のジェットフォイル7往復便中、2往復便を欠航中。夏場の連休やお盆の帰省時には9往復便を予定しているが、さてどうなるか?(フェリーは、新潟・両津航路は通常どおり、直江津・小木航路は減便。一応6月30日まで。)

新潟港では、ジェットフォイルが二台並んで停泊していた。どっちに乗るのかなーと思っていたが、手前の「すいせい」でした。
奥は「ぎんが」。昨年、海洋生物?と衝突して、長い期間お休みしてしまった機だが、元気に復帰。佐渡からの復路は「つばさ」に搭乗したが、海上で「ぎんが」にすれ違った。
本土と佐渡を行きかう多くの方々を乗せるため、フル回転の時には3機で回さないと!佐渡の方々のためにも、そんな時が早く来ることを祈らずにはいられない。

みんな佐渡に行こう!佐渡汽船を応援しよう!
(後日、佐渡の観光の話や、いつもの「味紀行」についても書き込みます!)

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ジャー炊飯器、メーカーはPanasonic、技術はSANYO

2020年06月04日 | ニュース・うんちく・小ネタ


炊飯器を買い換えました。
家電の中でも、私にとってはテレビと同様に最も重要な品物。だって、毎日食べるご飯(基本的に朝かお弁当用)を炊く窯ですからね。日本人ですからごはんが美味しくいただけるかは生きていく上での大事なポイントです!(パンもめん類も大好きですがー)

今回は、象さんでなく虎さんでもなく「Panasonic」。これ、我が家の炊飯器では原点回帰なんです。でも、お手頃品にしました。これまで結構高額な「虎」製品だったんですが、保温(ジャー)機能が落ちてきたんだね、きっと。
毎日使うもんなんで、炊きあがりはもちろん、我が家では使い勝手、コンパクトさが求められるし、長時間保温したときの状態は、とても気になる。むしろ、保温が命!
でも、求められるクオリティは、使ってみないと分からないというのも炊飯器。カタログ仕様だけでは分かりませんからねー。シリーズやグレート、機能、型番にこだわることなく、だからこそ信頼できるメーカーのお手頃品となった。

しかし、可変圧力?スチーム?IH?ダブルおどり炊き?ダイヤモンド窯?なんだか分からないけど、美味そうに炊けるような気がする言葉が並んでいる(Panasonicの場合)。
なんと今月発売のPanasonicのプレミアムシリーズの最高峰は、13万円ときたもんだ!さすがに手が出ない。というより、これがハズレだったら嫌でしょ?「いつかはクラウン」にとっておきましょう。(ちょうど同じころ炊飯器を買おうとしていた娘に紹介したが、象さんにしたそうです。)

またメーカーによって、「炊飯ジャー」と「ジャー炊飯器」と名称が分かれているのご存じでしたか?炊飯ジャーは、保温機能がある炊飯器全般(通称)のことで、家庭用品品質表示法ではジャー炊飯器という商品名(正式区分)になっているようです。
ただ、Panasonicや三菱電機はジャー炊飯器として商品を紹介していますし、象さん虎さんは炊飯ジャーとしているんですよね?何のこだわりがあるかまでは分かりませんがー。
ちなみに「炊飯器」という炊飯機能のみ(保温なし)という商品、今はないのだそうです。

更にさらに、Panasonicの炊飯ジャーには旧・三洋電機(SANYO)の技術が活かされていて、「圧力IH式」や「おどり炊き」などは、三洋が本家らしい。白物家電では三洋も強かったですからね。
TOBによりPanasonicの子会社になって僅かに10年。当初は蓄電池やソーラーなどの分野での技術継承をにらんでいたといっても、白物家電や電子デバイスで三洋の技術が活かされている分野も多く(ちなみに、「デジカメ」は三洋電機の登録商標。)、そのトップは、実はジャー炊飯器だったといっていいのではないか?

まあ、私の場合、美味しいご飯が炊ければそれでいいんですがー。







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