行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

大相撲初場所、平幕力士の活躍で盛り上がりました

2020年01月30日 | スポーツ・スポーツ観戦
大相撲の初場所。横綱が相次ぎ休場して、どうなることかと思ったが、結構盛り上がりましたねー。
平幕力士の活躍、しかも幕尻の徳勝龍の優勝、最後まで優勝を争った正代も見事でした。混戦になるかと思えば、大関の貴景勝(11勝)を交えながらの優勝戦線も、徳勝龍が14勝の星での優勝は立派だ。

特に気になったことは、14日目の徳勝龍と正代との一戦。お互い平幕で、勝った方が優勝に近づくということからしても緊張していただろうに、二人とも堂々たる顔つき。立派な横綱大関に見えるほどだ。
運命の一番は押し込まれそうになったものの、徳勝龍が上手く回り込んでの突き落とし。正代が土俵を這った。最高の力が入るいい一番だった。

今場所は、どういうわけか生で相撲中継を見る時間があったのに、千秋楽の相撲は見逃してしまいスポーツニュースでの観戦。
幕尻が千秋楽の相撲を取るのも異例ということだが、横綱不在は不在、優勝のかかる一番に貴景勝が立ちはだかるかという場面は、これ異例といっても当然だろうと思う。それも勝ち切る徳勝龍は凄いな!



徳勝龍は33歳。奈良県出身。けがなどもあって、十両と平幕を行ったり来たり。稀勢の里や豪栄道などと同じ「花のロクイチ組(昭和61年生まれ)」というから決して若くない。
場所中に大学時代の恩師が亡くなって、それまで明るく振舞っていた優勝インタビューで、突如泣き出す場面も印象的。苦労人にはドラマがあるんですよねー。来場所にも期待!

一方、今場所負け越し(5勝10敗)が決まり大関を陥落することとなった豪栄道。大関昇進直後の膝のケガもあって、大関になっても負け越し場所を挟んだりすることが多かった力士。関脇在位が長くてねー、なかなか大関になれなかった大関は、優勝1回と「大和魂」ともいえるファイト溢れる取り口の印象を残し、今場所で引退を決意。こちらはお疲れさまでした。

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大人の休日パスで冬の「米坂線研究会」

2020年01月26日 | 鉄道


「大人の休日倶楽部パス」の発売期間内に出張があるとラッキー!まあ、会社にとっても東京往復だけでも安く上がるし、泊りで次にの日中途半端になった時間を利用し、料金を気にしないで少し遠回りしながら帰ることができる。もちろん休暇を取ってということになりますがー。

今回は、日曜日をかけて酒田に行き、東京出張帰りには、しばらくご無沙汰しております「米坂線研究会」に参加することができた。
東京から山形新幹線で米沢へ。米坂線に乗って坂町を経由して地元に戻るという経路。もちろん上越新幹線を使って帰るよりは時間はかかるものの、朝はそれほど早くなく、米坂線も昼間走ることから沿線の景色なども楽しめる。帰りも遅くならないという無理のない経路だ。



天気はいいが、寒い朝になった。米沢には11時過ぎに到着。少し買い出しをしてから、12:16発の坂町行に乗り込むことにする。
今回は一両目がキハ110で、私が乗り込んだ二両目がキハE120。ワンマン運転なので、後ろの車両の方が混み合わないとの予測でそうしたのだが、まあローカル線の昼間の運行だけに、混み合うということもない。
全線の乗り合わせるのは、相変わらず鉄ちゃん?平日だけに年配の人が数人。まあ自分もそうだけど。みんな大人の休日倶楽部かな?



山形新幹線から見る板谷峠も雪で白い世界が広がっていたが、米沢から宇津峠を越えるまでは雪景色。天気が良かったので、きらきら光ってきれいでした。飯豊もくっきり見ました。
小雪とはいえ米坂線はこの時期がいいですね。いや、春や夏、秋の紅葉もいいですねー。乗るだけでなく、撮り鉄のスポットも満載の路線、乗車しながら撮影スポットを探している自分がいる。並走する国道113号もよく車で行き来するところですからねー。

小国につく頃は、雪もなくなり、景色は早春を思わせるような感じ。例年だと新潟に近づくにつれて雪も多くなり、小国あたりがピークになるんですがねー。どうしたことでしょうか、今年の冬。

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下りの「海里」に乗って「庄内弁」をゲットした

2020年01月23日 | 鉄道


二回目の「海里」(前回、初めて乗車のものは2019年11月27日の記事参照)。今回は、上りの切符が取れたので、特急・いなほで鶴岡へ。鶴岡での昼食の後酒田まで北上してから、新潟行に乗車した。
早い時に予約出来たこともあって、今回は事前に予約し、車内で受け取るスタイルの弁当を購入できたので、その報告をさせていただく。

「海里」には、ダイニングカーが併設されていて、車内で新潟・庄内の食材を用いた料理を、下りは新潟市内の老舗料理店「行形亭(いきなりや)」や「鍋茶屋」が、上りは奥田シェフの「アルケッチャーノ」監修で提供されるというのが売り物。ただ、企画切符で首都圏向けの旅行商品として売り出され、枚数も少ないことから、なかなか手に入れることは難しい。
加えて、冬期間は閑散期ということなのか、ダイニングカーは閉鎖中。中を見学することすらできない。席だけでも発売すればいいのにね?

それでも、予約制の弁当もなかなか魅力的なものがある。
下りは、新潟「加島屋」の「加島屋御膳」、上りは鶴岡「彩鶴」の「庄内弁」。今回の事前予約で「庄内弁」をゲットできた(写真:庄内弁)。



この庄内弁は、鶴岡駅の目の前、「FOODEVER」に店を構える「彩鶴」の謹製。料理長は土岐正富氏で、食の都庄内親善大使で、数々の賞を受賞した料理人。それこそ、アルケッチャーノの奥田シェフとは庄内の優れた食材を操る料理人の双頭。
確かに新潟から庄内にかけて、日本海の海の幸や地の野菜、村上牛や三元豚、郷土色溢れる食材がそろっていますからねー。

庄内弁にも、「めじか鮭」と「だだちゃ豆」で「つや姫(山形のお米のブランド)」を巻いたものがメインとして使われていて、これが美味しくないわけがない!「めっこい巻き」と言われるものだそうです。
ほかにも庄内満載の弁当です。お値段2,000円。メニューも載せておきますので、どうぞ味わってご覧ください(写真下)。

ただ、海里の売店は物足りないですね。つまみ系が少ない。もちろん、事前予約をしなかった客、なかなか取れない切符を直前で手に入れた客は、弁当にはありつけない。沿線で駅弁を販売するのは始発終着の新潟駅だけですからね。
スピード化により車内販売なども年々縮小傾向にある中、ジョイフルトレインだけはスピードではなくて、サービスに特化するものであってほしいですよねー。



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近代土木遺産の旅、「阿賀野川橋梁」から始まる

2020年01月19日 | 土木構造物・土木遺産
昨年、高知を訪れたときに案内してもらった「魚梁瀬森林鉄道」の廃線を調べていくうちに、近代土木遺産にはまってしまっている。
これ以上、趣味の分野を広げたくないと思いながら、鉄道?仕事?川?といった関係上からも、旅先で出会った遺産、または遺産を訪ねての旅ということはこれからもあるのだろうと、ブログにも「土木遺産・鉄道遺産」というカテゴリーを追加した次第である。



それで、近場にある近代土木遺産である「阿賀野川橋梁」を見に行った。もちろん、初めて見るものではないのだが、改めて見ると確かに重厚で歴史を感じさせる姿である。
明治期の全国への鉄道普及とともに、羽越本線の新津・京ヶ瀬間の阿賀野川に架橋、大正元年(1912)に完成。1,229メートルの鉄道橋は、当時の最長延長。長い間トップの座を守ったが、新幹線や四国への架橋などにより、現在鉄道橋では10位程度だという。

プラットトラスの4連だったが、鉄道事故のため新津よりの一つがワーレントラスに架け替えられている。トラス橋は、常磐線の利根川鉄橋のお古とか?いろいろ物語があるみたいだ。
レンガ積みの橋脚、また京ヶ瀬寄りの65連のガーター橋も見応えがある(トラス橋の部分を含めると69連)。まあ、そのほとんどは河川敷と京ヶ瀬寄りの堤防外であるが、流量の多い阿賀野川に掛けるということで、この見事な橋が作られたということになる。

実は磐越西線を含んだ阿賀野川流域には、鉄道橋に限らず近代土木遺産が多い。
四方山と海に囲まれた新潟の地は、各所と交流するために交通網の整備に力を注いだ。古くから峠や街道沿いの山と川との戦いが繰り広げられた地である。
そんなところに物語があるし、先人が並々ならない力を注いだことについて、少しでも紹介出来たらと思っている。これからも紹介していきますね!

しかし改めて写真見ると、新しいものではあるが後ろの国道460号「阿賀浦橋」のランガー橋も気になりますねー。完全にはまっている。





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加茂水族館の再生物語に触れて

2020年01月15日 | 日記・エッセイ・コラム


孫を連れて加茂水族館に行ってきました。
加茂水族館はリニューアルそてからは2回目(2018年8月11日記事参照)。クラゲの標本ではギネスもので、庄内の観光スポットから、日本の誇れる施設になっていることはご存じのとおり。
この水族館は、クラゲに特化して再生したのだが、調べてみるとその変遷・歴史にも驚かされる。奇跡の水族館と呼ばれ、その再生した経緯については、経済誌なども注目する再生劇があるのだ。

水族館のすぐ傍には、加茂港がある。日本海の開運物流の拠点として、また鶴岡藩の最寄港として江戸時代から栄えていたという。
ただ鉄道の開通、ことさら庄内交通の湯野浜線(廃止路線)が開通して、加茂の市街地を鉄道が通らないこともあって、港はその機能を失い、待ちも衰退していった。
それでも、湯野浜温泉に訪れる客を呼び込める施設として、開館したのは昭和5年と歴史がある。新潟市の「マリンピア日本海」、秋田・男鹿市の「男鹿水族館」が前進の市営施設とオープンしたのがそれぞれ昭和42年。これからすると、かなり早い時期、組合立としてオープンしたのが加茂水族館なのだ。

昭和40年、高度経済成長にも支えられて、各地に水族館がオープンする中、加茂水族館も集客が最高を記録したが、その後客足が途絶える。日に入場者がない日もあったとか。
以前、「潰れかけた水族館」と紹介したが、実は一度、民間(公社)に売却された後、いわゆる経営破綻。昭和46年に水族館は閉鎖し、従業員も全員解雇されるということがあった。
僅かに残った飼育員が、自費で魚たちの餌代などを工面し飼育を続ける姿が報道されることで、市民の関心が集まり寄付が集まるようになり、経営を引き継ぐ会社も現れたものの負債は増えていくばかりだったという。



そんな中、水槽にクラゲが大発生!水族館にとっては厄介もののクラゲだが、誰が思いついたのかそのクラゲを展示物にしてしまった。
当時の館長が悪乗りして、「クラゲは食べると美味しい」とか言い出し、クラゲの料理を紹介したり、売店ではクラゲ入りのお菓子やアイスを売り出す。実は、この館長のトークも人気だったそうです。
お隣の秋田のライバルである男鹿水族館がリニューアル工事のために一時閉館する時期があり、それを機に一発逆転に打って出る!世にはクラゲの癒し効果などもブームになっており、数年後にクラゲの特化した水族館として世界一に認定されることになった。

今やギネス認定やノーベル化学賞の下村先生とのコラボ、クラゲ商品人気、湯野浜温泉や庄内空港からも近く、年間入場者数50万人。庄内の一大人気スポットになった。
それだけでなく、男鹿や新潟が税金を投入して施設運営をしているのだが、加茂水族館は鶴岡市に寄付をしているとか。いったん閉鎖したときに残った飼育員の力や思いを感じざるを得ませんよ。挫折が強くしたんですよね。

この日も大勢の入場者で、昼時のレストランは満員御礼。みんなクラゲラーメンとか食べていたんですかねー。
小さな水槽の前では飼育員が懇切丁寧に解説してくれる。「クラゲには脳も心臓もないんです。泳いでいるのではなく、漂っているのです」。んー、これだけでも癒し効果ありそうですよね。クラゲになりやい?
もちろん、展示の水槽なども随所に工夫がされており、よくできた水族館だなーって思う。旭山動物園の展示方法とその物語に似ているところありますよね。(旭山動物園は行ったことがありませんがー。)



※めちゃくちゃ写真大きくなりましたよね。プロバイダの設定で、標準規格が変更された模様。一眼で撮ったのできれいには映っていると思うのですが、デカすぎません?変更も可能なのですが、もう少し様子見ますか?
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安価な多機能スマートウォッチに手を出してみた

2020年01月10日 | ニュース・うんちく・小ネタ


新しもの好き、道具にこだわるといっても、スマートウォッチを手にすることはないと思っていた。
実は、腕時計はしない主義?肌に直接付ける金属製のものは苦手で、ネックレスやブレスレット、指輪はしない。できれば眼鏡もしたくなく、一時はコンタクトと思ったくらいだが、老眼が入ってからは微妙な調整が難しく見えにくくなり、眼鏡だけは仕方ないと割り切っていたが、ここにきてスマートウォッチをしている自分がいる。

このスマートウォッチ、メーカーがよく分からない。「 DUIWOIM?」どこの国のどんなメーカーかも全く分からない。なにせAmazonで安かったこと(3,000円ほど)、そしていつもなら気にしないはずのデザインが気に入り、その気になってしまった。
実は、決め手は血圧計が付いている。この手のものもは他にも出回っているものの、値段の貼るappleウォッチなどにはない。
機能とすると、防水、心拍計、血圧計、歩数計、活動量計・消費カロリー、GPS運動記録、ストップウォッチ、睡眠モニター、女性生理期管理(私には必要ではないけど)、ほかにも電話やメールでの着信を知らせるスマホと連動した機能が使える。Bluetoothで、スマホで設定や記録をする。電話の会話やメール送信はできませんがね。

まあ、値段が値段なので、どこまで正確なのかは分からない。が、血圧などは長期間測定・記録できるので、一定の目安にはなるのではないかと思う。10分おきで記録してくれますからね。
しばらくの間は、血圧計やスマホに入っているアプリとの併用で、その測定精度の違いなども合わせてみていかなければならないが、カロリズムや血圧計のことを考えると、便利な世の中になったことを実感する。
(写真下:以前、同じくAmazon購入したタニタのカロリズム(2012年2月22日の記事参照)と、オムロンの血圧計(2011年7月30日記事参照)





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正月の事始めは「駅弁」の整理から

2020年01月05日 | 駅弁
新しい年、61回目の正月を迎える。今年も穏やかな正月。しかし、新潟県地方も雪は少ない。まあ、普段生活する上では、ありがたいことだがー。

今年も9連休と大型の年末年始休み。孫が行ったり来たりで、退屈はしなかったものの、結局家の中でゴロゴロして過ごすことになった。
そんな中で、私は時折部屋に閉じこもり、これまで食べつくしてきた駅弁の写真と情報、その掛け紙を整理する。2年以上は溜まっていたからね。(年越しの駅弁ネタで恐縮である。出かけていないので、話題が少ない正月休みです。)



このきっかけ、実は長男が小学生の時の夏休みの宿題に起因する。一緒に電車乗りの旅をしていた頃、最初は「単に電車に乗って、ゲームをして、駅弁を食べる」とうものだったが、何か記憶に残ることをとお思い、夏休みを機会に各地の駅弁を記録するということを始めた。

それ以前からの、駅弁の掛け紙は集めていたような気がするが、いつの間にか親父のライフワークとなり、旅に出ると駅弁を食し、その記録をつけるようになった。
このところ忙しく整理を怠っていたのだが、長い連休中に何とかしたいと思い腰を上げてみた。ここ2年間で100食以上を食べて、記録を始めて以来全国632種類の駅弁を食べたことになっている。まあ、ダブりもあるだろうからそれ以上ということに間違いない。

男のコレクション?は、時にくだらない、ガラクタ集めと思うことがあるが、自分のやっていることも「これが果たしてどうなる?」の世界で、特に目標とかがあるわけでもない。駅弁紹介のページを立ち上げるとか、さらに深堀する気もない。コレクションとは、そんな惰性の世界。そんな中に引き込まれてしまっているんですね。

まあ、今年も駅弁で気が付いたことがあれば、ここに書き込んでいきたいと思うし、掛け紙なども段ボール箱に放り込んでいければいいかー。
よかったら、美味しい駅弁紹介しますよ!

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