鳴門で大鳴門橋と渦潮を見て、さてどうする?そのほか、徳島の観光地といえば?
以前、誰かが「うだつ」の街並みをSNSにアップしていたことがあったため、時間があればと思っていた。鳴門からだと徳島市を通り過ぎて、距離的・時間的にはロスはあるものの、天気も回復してきたし、今度いつ行けるかと考えているうちに、クルマを走らせていた。
旧脇町(現・美馬市)は、江戸時代の城下町として、そして商業地として栄えた町。吉野川の水運に恵まれ、谷あいに開けた土地で、藍染めの集積地として繁栄した。
写真のとおり、漆喰の壁に町屋がきれいに並び、景観保存してある。1988年、文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていて、多くの観光客が訪れる魅力的な町だ。
鉄道が、吉野川対岸の穴吹町に敷設され、産業の中心地がそちらに移行したことにより、取り残された形で歴史的な街並みが残ることになったという。
「うだつ」とは、あの「うだつが上がらない」の「うだつ」。漢字だと「卯建」と書く。
「うだつ」は、建物の一階屋根部分に設けられた袖壁のことを言う。防火壁であるが、設置に費用を要したことから、次第に装飾的な意味合いが強くなり、富の象徴ともいうべきものになった。
「うだつが上がらない」は、「うだつ」を作ることができない、あまりパッとしないという意味にとられているが、地元徳島ではあまり使われない言葉らしい。
癒しの空間ともいえるが、この日は天気も悪く(うだつでは青空が出てきましたが)、観光客も少ない。
古い町屋は、土産物屋やカフェになっていて、ゆったりとした時間を過ごすことができた。
ほかにも見所も多く、いたるところに整備と保存のためにしっかりと気が配られているし、町おこしや街並み保存に力を注ぐ人たちの意気込みさえ感じる。
(写真下は、昭和初期に建造された「脇町劇場オデオン座」は、映画「虹をつかむ男」のロケ舞台として修復されたもの。もう一方は、吉野川に流れ込む支流の船着場を整備して、駐車場からガイダンス施設へ観光客を導く歩道が設置されているのが見れる。)
以前、誰かが「うだつ」の街並みをSNSにアップしていたことがあったため、時間があればと思っていた。鳴門からだと徳島市を通り過ぎて、距離的・時間的にはロスはあるものの、天気も回復してきたし、今度いつ行けるかと考えているうちに、クルマを走らせていた。
旧脇町(現・美馬市)は、江戸時代の城下町として、そして商業地として栄えた町。吉野川の水運に恵まれ、谷あいに開けた土地で、藍染めの集積地として繁栄した。
写真のとおり、漆喰の壁に町屋がきれいに並び、景観保存してある。1988年、文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていて、多くの観光客が訪れる魅力的な町だ。
鉄道が、吉野川対岸の穴吹町に敷設され、産業の中心地がそちらに移行したことにより、取り残された形で歴史的な街並みが残ることになったという。
「うだつ」とは、あの「うだつが上がらない」の「うだつ」。漢字だと「卯建」と書く。
「うだつ」は、建物の一階屋根部分に設けられた袖壁のことを言う。防火壁であるが、設置に費用を要したことから、次第に装飾的な意味合いが強くなり、富の象徴ともいうべきものになった。
「うだつが上がらない」は、「うだつ」を作ることができない、あまりパッとしないという意味にとられているが、地元徳島ではあまり使われない言葉らしい。
癒しの空間ともいえるが、この日は天気も悪く(うだつでは青空が出てきましたが)、観光客も少ない。
古い町屋は、土産物屋やカフェになっていて、ゆったりとした時間を過ごすことができた。
ほかにも見所も多く、いたるところに整備と保存のためにしっかりと気が配られているし、町おこしや街並み保存に力を注ぐ人たちの意気込みさえ感じる。
(写真下は、昭和初期に建造された「脇町劇場オデオン座」は、映画「虹をつかむ男」のロケ舞台として修復されたもの。もう一方は、吉野川に流れ込む支流の船着場を整備して、駐車場からガイダンス施設へ観光客を導く歩道が設置されているのが見れる。)