運動会の時期でして…先週はすっぽり雨にたたられ、順延になっていた地元小学校の運動会が昨日開催された。水はけや土の問題もあるのだろうが、グランド状態は最悪。朝の散歩を小学校方面にコースを変更し、早朝からグランド整備をするPTAの輪の中に加わった。2時間すっぽり、お陰で今朝は体があちこち痛い。
グランドのところどころにできた水たまりを、スポンジに含ませるといった地道な作業。高校の野球部のような経験は、私にとっては初体験。「とんでもないグランドだ!」との誹りを受けながらも、教職員やPTAとお喋りしながら楽しい時間を過ごすことができた。
しかし、保護者の観覧席には、前日から我が子、我が孫を好位置で応援しようというのか、場所取りのロープやシートが目立つ。以前から見られた光景だけど、こりゃ、病的ですわー。
早朝から応戦席でテントを立てる保護者は、グランド内で整備にあたるPTAに見向きもしない。いたたまれず「私も手伝います!」と大声を張り上げてグランドに入っていった私。保護者でもないくせに、何というお人好しなのだろう。
今やらなければならないことは、応援の家族のために競いながら場所を確保することではなく、子どもたちが快適に運動会ができる場所を作ってやることなはず。いささか閉口してしまうが、この運動会のお陰で充実感が貰えたのだから。
一旦家に戻り、少しだけ様子を見に行った。確かに緩い場所もあるけれど、お天気にも恵まれ、グランドは少しずつ状態も良くなって満足満足。無事、日程も終了したようだ。
運動会は確かに子どもにとっても晴れの舞台。日ごろの練習の成果を家族や地域に見せることも大事なのだが、これは立派な教育活動であって、走ること、整列すること、みんなで応援すること、悔しがったり嬉しかったり、時には転んで擦りむいたり、みんな学校活動の一環なんですよ!
まあ、邪魔になったり、クレーマーなったりしなければいいんですけどね、保護者のみなさん。
(写真:青空に恵まれ、何とかグランドも持ち直し、無事開催された運動会風景)