最近身近に起きた事柄で、対応について考えた事をまとめて整理してみました。
10年ほど使用しているキャンプトレーラーの部品がだんだんと劣化しはじめて、排水用の管のプラスチックがポロポロと破損しはじめました。
次はどこかなと思っていたところ、水洗トイレ(トレーラーでも中は水洗なのです)のフラッシュ用の水が流れなくなり分解して見たところ、灯油のポンプ状の部品が破損していました。
このトレーラー自体がイギリス製でトイレもセットフォード社というイギリスの会社であったため、国内の代理店が県内にあり出向いたところ国内で在庫は無く発注しても3~4箇月の期間を要するとの返答でした。
それでは仕方がないので、インターネットで調べて、セットフォード社のイギリスの代理店に交換部品があることが判明しました。
後から見ると、これはまだ富士山の麓についたようなものでした・・・
普段使用したことのない英語を錆びついた頭からひねり出して、メールを送りやりとりすること3通で5時間。
電話でやれば5分も要しないのだが、英語は15歳の時の英語検定3級とアマチュア無線でのラバースタンプ以外は皆無の状況・・・
結局、むこうの会社の言い分では、イギリス国内は販売するが、国外の人にはファックスの注文しか受け付けないとのこと。
今度はファックスの注文用のシートを探し出してダウンロードして、注文票を記入したところまではいいのだが、ファックスを国外に送った事がない。
自動車会社の秘書を務めていた知人にメールで海外へのファックスの送り方を伝授していただいた。
その知人は懇切丁寧に教えてくれました。
それから、教えていただいた通りにファックスを送れども受信する様子なし。
10回目くらいに、「はた!」と考えたのだが、イギリス国と日本は地球上でたしか9時間の時差があることに気がつきました。
日本が、午後6時とするとイギリスは午前9時!とすると、仕事が始まり電話やファックスの注文が入っているために通じないのか・・・・・。
結局考えた末に、日本時間の朝6時だと、イギリスでは前日の午後9時。
見事にA4の注文用紙は、極東の日本から、ヨーロッパの大英帝国に送付されました。