昨日に続いて、夏野菜のことなど。
露地物の野菜は、一時期に生産・出荷が重複するためか、この時期のJAの直売所は、販売所の中の「嵩」が多くなったような感じがします。
キュウリもナスもキャベツも昨日書いた、横文字の野菜も嵩が増えたような感じです。
JAの場合は、大手のスーパーやデパートの地下と異なり、規格外の物がそのまま売られています。
昨日は、キュウリがそうでした。キュウリの長さが60センチほどで馬蹄形型に曲がっているものが6本でなんと100円!!
配偶者には、「どうするの!」と感嘆符付きで、文句を言われそうでしたが、スカスカな感じはしなかったので、購入しました。
自宅に帰り、1本目は、短く切り糠漬けに、2本目は、試しにキュウリモミにしました、前者も、後者も味は普通のキュウリでした。
多分、種類が異なるのか、成長が良すぎたのかわかりませんが、普通のキュウリからは外れたサイズでしたが、美味しくいただきました。
想い出して見ると、もう半世紀も前ですが、夏の朝早朝に、農家のお婆さんがリヤカーの荷台に野菜を積んで行商に来ていた頃のキュウリは、ほとんどが曲がっていた覚えがあります。
いつの頃からか、まっすぐなキュウリがほとんどになってしまったのか。
郊外の大型店舗に出かけると、「自然薯用の水道パイプ」が売られていました。
最近では、自然薯を家庭菜園で作っている方に、「まっすぐな自然薯」ができる様に水道パイプを半分に切ったのが販売されているのです。
多分、まっすぐなキュウリも、同じように作られているのではないかと思います。
「まっすぐなのがいいのか、曲がったのがいいのか」消費者の問題です。