LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

オリベッティのレッテラブラック・・・

2019年02月16日 08時51分04秒 | アマチュア無線
 ここのところ、終活をそろそろと思い、押入れを整理しています。
 その前に、受信機とかトランシーバが先ではないのかと言われそうですが・・・

 押入れの奥から、タイプライターが3台出てきました。
 1台は配偶者が学生の時に使用していた国産のB社のタイプライター。
 後の2台は私が使用していたイタリアのオリベッティ社のレッテラブラック。

 なんで2台もというと、1台は高校生の時にアルバイトをして購入したものと、30年ほど前に晴海のハムフェアで@1,000で購入しました。
 確かデザインはイタリアの建築家のソットサスであったと思います。
 たかがタイプライターですが、ランボルギーニとかあの手のデザインに通じるものを感じます。
 やはり、デザインは永遠だとつくづく感じます。

 例えば、縄文の土偶とか火炎土器の様に、何千年もの時間が経過しても美しいものは永遠だと思います。
 それに比べると、当時の国産の工業デザインは・・・
 当時の工業デザインでいいなと思ったのは日本光学のNikon Fのデザインくらいだったような気がします、あくまで私見ですが・・・
 
 タイプライターなんか高校生がなんでと思いますが、その当時SWLやQSLを送られて来ると手書きよりも、タイプライターで打たれているカード がなんだか価値があるような気がしました。
 それから本を購入して、独学でブラインドタッチを覚えて、大学では計算尺とタイプライターは重宝しました。

 後にPCのブラインドタッチでは難なく入力できたのは助かりました。
 それから幾星霜の時間が流れたのか・・・
 学んだ勉強も十分に生かすこともない仕事に就いて、糊口をしのいでなんとか還暦過ぎのここまで生きながらえてきました・・・

 計算尺もタイプライターも今では骨董品でオークションサイトでも出ていますが、「アレレ・・・」というような値段です。
 錆びてはいませんが機械部分のオイルも落ちているし、オーバーホールをしようかと思い、ネットで調べたら国内ではまだ修理をしていただける所がありました。
 
 検索して見ると、いろんな方がブログを書いていたり、ホームページを作っていました。
 人生最期のオーバーホールですが、多少費用が掛ってもオーバーホールをお願いしようかなと思います。

 でも、私が棺桶に入ったら、みんなお爺さんの道楽のガラクタになってしまうのかな~!!!
 
 
 
コメント
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