MLBマリナーズの岩隈投手が退団することになりました。
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岩隈、マリナーズ退団へ 来季は日本復帰も視野 (共同)
【シアトル=共同】米大リーグ、マリナーズは11日、マイナー契約で右肩手術からの
メジャー復帰を目指していた岩隈久志投手(37)が今季限りで退団すると発表した。
来季は日本球界復帰も視野に入れている。
同投手は10日にディポト・ゼネラルマネジャーと会談し、来季のコーチ就任を打診されたという。
「(マイナーで)実戦に投げられるようなところまで状態は上がってきたし、
やっと自分の感覚を取り戻したようになってきた。まだ現役を続けていきたい」と語った。
12年にプロ野球楽天からマリナーズに移籍。
13年にはオールスター戦に選出されるなど14勝を挙げた。15年には無安打無得点試合を
達成するなど先発陣の一角として活躍してきたが、昨年はメジャー初の未勝利に終わり、
9月に肩の手術を受けていた。
米球界7年間での大リーグ通算成績は63勝39敗2セーブ、防御率3.42。
日本通算は107勝69敗、防御率3.25。
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今までMLBに挑戦した日本人選手の中では、一番好きな投手でした。
速球のスピードはそれほどないけれど、コントロールが素晴らしく、
鋭い変化球を操る巧みな投球術で、冷静沈着な彼のプレーを見るのを楽しみにしていました。
ハイライトは、2015年のノーヒットノーラン。この年はあまり調子が良くなかったようですが、
この試合は完璧でした。日本人でノーヒットノーランを達成しているのは、野茂と岩隈だけです。
翌年も16勝する等、毎年安定して2桁勝利を挙げていましたが、昨シーズンから故障続きで
状況が好転することなく、退団することになったようです。
MLB7年間の通算成績は63勝39敗2セーブ、防御率3.42です。
因みに同じ時期にデビューしたダルビッシュ投手は、現時点で57勝45敗、防御率3.45。
どちらも1年以上投げられない時期を含んだ成績ですが、ダルビッシュ投手は
派手なマスコミ報道の割には、岩隈投手よりも成績が下だったのは意外でした。
岩隈投手は、日本での現役続行を希望しているようなので、是非、復帰してもらって
日本でもう一度、彼の投球を見てみたいと思います。