ハーツクライ産駒のヨシダが、アメリカのダートG1に勝利しました。
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父ハーツクライ日本産ヨシダが快挙/ウッドワードS by日刊スポーツ
<ウッドワードS>◇1日=サラトガ(アメリカ)◇G1◇ダート1800メートル◇
3歳上◇出走14頭
日本生まれのハーツクライ産駒ヨシダ(牡4、W・モット)がダート初挑戦で
ウッドワードSを制した。鞍上はジョエル・ロザリオで勝ちタイムは1分48秒94。
今年5月に芝のオールドフォスターターフクラシックでG1初制覇を果たしており、
芝、ダートの両方でG1制覇の快挙となった。(中略)
5月のG1制覇後に英国のクイーンアンSへ遠征したヨシダは5着に健闘。
米国に戻った前走は芝のG1で5着に敗れていたが、ダート初挑戦で
全米を驚かせるパフォーマンスを見せた。
今後は11月3日にチャーチルダウンズ競馬場で行われるアメリカ競馬の最高峰、
BCクラシック(G1、ダート2000メートル)が最大目標になる。
昨年はガンランナーがウッドワードSをステップにBCクラシック制覇を果たしており、
期待が高まる。
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5月に芝のG1を勝った時も驚きましたが、ダートが主流のアメリカでG1を勝てたのは
本当に快挙だと思います。今流行りの「二刀流」がここにも居ました。
ビデオでレースを見ましたが、スタートから中盤まではインを追走し、
途中から外に持ち出しての差し切りでした。直線では余裕を感じさせる走りで
1頭だけ脚色が違っていました。芝もダートもOK、スタミナも充分でこの先の
レースがとても楽しみです。
ただ、ビデオを見ていて少し気になったのは、アメリカのG1レースの「格」です。
アメリカでは、G1レースが年間100回以上開催(つまり毎月どこかで開催されている)
されており、8月だけでも約20レースほどあるようです。ヨシダが制したのは、
その中の1つですから、G1と言えども日本のG1ほどの格は無さそうな感じです。
(競馬場も中山競馬場のような雰囲気で、日本のG1ほどの観客はいないようです。
バックストレートの向こう側を一般車両が普通に走っている様子が映っていました。)
とは言え、G1はG1ですから、ヨシダには是非、BCクラシックに行って欲しいと思います。
今日は新潟記念が行われました。G1級のブラストワンピースの強さは別格でしたが、
先週、穴馬の二番手として挙げたショウナンバッハが、久々に3着に好走しました。
穴馬候補に挙げておきながら、シンガリ人気の単勝116倍に怖気づいてしまい、
複勝でも買えばよかったのに、4着のエンジニアに心変わりして失敗でした。
今日は、そんなレースばかり。。。
この夏のコロコロ変わる天気と同じように、自分の気持ちもコロコロ変わって
失敗ばかり、、。馬券は、自分の信念の強さを測るツールとも言えそうです。