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「顔のないスパイ」 マイケル=ブラント監督 米 ×
ワシントンの路上で上院議員が暗殺されましたが、その手口はかつて米ソ冷戦時代のソ連の伝説のスパイ「カシウス」の手口でした。死んだとされていたカシウスですが20年もたって蘇ったのでしょうか。捜査にあたるのは一度は引退したポール(リチャード=ギア)と新鋭の捜査官ギアリー(トファー=グレイス)でした。そして、ギアリーの熱心な捜査で浮上してくるカシウスの正体はポールとしか考えられなくなります。はたしてポールがカシウスなのでしょうか。
冒頭の場面はメキシコ国境から密入国をするグループの姿です。誰が敵で誰が味方かなかなか解明されない展開ですが、実は彼らがこの物語の鍵を握っています。「ミッションインポッシブル」などのスパイ物に比べるとアクションなどもそれほど派手ではなく逆に現実的ともいえます。
しかしながら、アメリカとロシアはこうもスパイ合戦が好きなのでしょうか。本当にこんな政府の中枢にまでスパイが入っているとしたら何がなんだかわからなくなりますね。この国にも結構こういう人がいたりもするのでしょうか。
タバコはロシアのスパイが喫煙しました。ロシアはスパイも喫煙率が高いのでしょうか。