無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

団地

2016-06-10 | 2016日本語映画評


「団地」 阪本順治監督 ◯

 息子を事故で亡くした両親が、悲しみから立ち直る物語を団地を舞台に描きました。
 清治(岸部一徳)とヒナ子(藤山直美)の夫婦は息子の事故死をきっかけに三代続いた漢方薬の店をたたみ、団地に越してきました。昼間はいつも裏の林にいる清治と主婦仲間にも入らないヒナ子をめぐって団地内ではいろいろうわさ話が持ち上がっていました。一方、夫婦のもとに奇妙な依頼人が漢方薬を求め訪れていました。自治会長の選挙に敗れた清治は姿を隠してしまい、さまざまな憶測が団地内に流れるのでした。
 漢方薬を求める奇妙な依頼に答えて、「一心不乱に働くことで息子を亡くした喪失感から立ち直れる、働くことで心の健康を取り戻そう」というメッセージかとおもいきやとんでもない方向に話がいってしまい、ついていけませんでした。スピルバーグに負けたくなかったのかな。
 タバコは、なし。無煙です。団地の集会所には大きく「禁煙」とありました。


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高台家の人々

2016-06-10 | 2016日本語映画評


「高台家の人々」 土方政人監督 ◯

 人気漫画家森本梢子原作のラブコメディを映画化しました。
 口下手で妄想が趣味のOL平野木絵(綾瀬はるか)は高台家の長男光正(斎藤工)と出会います。高台家は代々人の考えていることが読めるテレパスの力がありました。人の心が読めるばかりに笑わなくなってしまった光正も木絵の楽しい妄想を知り木絵に惹かれていきます。しかし、身分の違いという壁が二人に立ちはだかるのでした。
 テレパスという特殊な能力を題材に、光正だけでなく妹の茂子(水原希子)弟の和正(間宮祥太朗)それぞれの恋の行くへを描いています。突拍子もない木絵の妄想の再現が笑わせてくれます。特に会津弁の場面は楽しいです。
 タバコは、なし。無煙です。ただ、江戸時代の場面でキセルをポンと叩く場面がありましたが煙は出ていませんでした。



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