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「ヒメアノ~ル」 R15+ 吉田恵輔監督 ☓☓
古谷実原作の連続殺人犯を描いたコミックを映画化しました。
清掃会社に務める岡田(濱田岳)は先輩の安藤(ムロツヨシ)が惚れているカフェの店員ユカ(佐津川愛美)との恋のキューピット役を頼まれますが、ユカは岡田に一目惚れし、安藤には内緒で付き合い始めます。一方、カフェには岡田の高校時代の同級生森田(森田剛)がユカのストーカーのように通っていました。実は森田は高校時代凄惨な虐めにあっていて精神が壊れていて次々とためらいなく殺人を犯していたのでした。ユカと岡田、そして安藤は森田の狂気に引きずり込まれてしまうのでした。
森田剛が殺人鬼を怪演しています。顔色も悪く(実生活でもニコチン依存症?)、頬がこけ肉体的にも不健康さが漂っています。演技とは思えないほど自然に殺人鬼になっていました。
森田が体験した虐めは「犯罪」です。今の高校生に見てほしいけれど年齢制限があり残念です。
ちなみに「ヒメアノ~ル」とは爬虫類の「ヒメトカゲ」の意味らしいです。言われてみれば主演の森田はヒメアノ~ルそのものでした。タイトルに深い意味があるのですが、タイトルには誰もが理解できる広辞苑に出ている言葉を選んでほしいものです。
タバコは、精神を病んでいる森田が喫煙者で、禁煙の公園で喫煙し、パトロールのおじさんに注意される場面がありました。(☓)ですがマイナスイメージは強いです。ムロツヨシが1度休憩時間に喫煙しました。(☓)